「こんにちわッ、テディちゃでス!
わふふッ♪ きょうもォ、またァ~」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!動物ネタです!)
こんにちは、ネーさです。
夏が過ぎ、ワンコたちが楽しげに散歩する紅葉のシーズンは、
なぜか動物関連の御本が目につきます♪
前々回記事の『蟲の饗宴』に続き、
本日の読書タイムも、動物たち大量出演の
こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!
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―― 先生!犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2017年5月に発行されました。
『[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学』と副題が付されています。
ええ、『先生!巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』に始まる
《先生!》シリーズの最新作は、
表題にありますように、
サンショウウオくんが主役!
……とは言い切れなくて。
「こんかいィもォ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:ヤツらが出る!)
鳥取環境大学、
その環境学部に研究室を構える
著者・小林さん、いえ、小林教授。
今日も今日とて挙動不審です。
歩き方が、おかしい?
立ち方も、何かヘン?
妙に、お腹の辺りを気にしているような……?
「たべすぎィで、スかァ?」
「がるるっるるるぐるる)?」(←訳:ダイエット中でメマイ?)
いえいえ、違うのです。
小林教授がお腹回りを気にしているのは、
現在、イクメンになっているため。
実は、赤ちゃんコウモリを拾ってしまった教授、
即席の飼育係さんというのでしょうか、
赤ちゃんコウモリ育てに励んでいるのです。
「こうもりィ??」
「ぐるぅがぅる?」(←訳:ベビィちゃん?)
ゼミの学生たちと一緒に洞窟へ、
調査に出かけた小林教授、
背後からの声に、ハッとします。
先生、コウモリの子どもが落ちています!
「こうもりッてェ~…」
「がるるるるぅ~…」(←訳:落ちるのかぁ~…)
教授の指にしがみついてきた小さなキクガシラコウモリは、
おそらく生後数日の赤ん坊コウモリ。
母親コウモリが連れ戻しに来ることは期待できず、
身体は冷えていて、このままでは――
となれば。
私がイクメンになるしか道はない!
「そうこなくッちゃッ!」
「ぐるがっるるる!」(←訳:教授カッコいい!)
人間用の粉ミルクを主食に、
夜間も頻繁に授乳させて。
研究室にいるときは手の中で。
講義や会議に出席するときはお腹の、シャツの中に
チビコウモリちゃんを隠し。
小林教授のイクメン生活は
日に日に板についてゆきます、が。
やがて、悲しい別れの刻限がやってくる……
「げんきィでねッ、ちびちゃんッ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:大きくなれよー!)
『洞窟に落ちていたキクガシラコウモリの子どもを育てた話』
の他にも、
『また飛べるようにならなきゃ野生にもどれないんだぞ!』
ではテングコウモリやユビナガコウモリ、
『オーストラリアのフルーツコウモリ』では
異国のフルーツコウモリたちとの出逢い、と
本文の半分近くで
コウモリが登場しまくるこの御本、
まさにコウモリ愛好家さんのための一冊です!
「こうもりィまにあァ?」
「ぐるるがるぅ~」(←訳:少数派だなぁ~)
もっちろん、サンショウウオも、
ヤドカリもヤギもイヌもアナグマも人間も
めまぐるしく出入りするこの御本、
動物好きさんに激おすすめですよ♪
連休の読書タイムに、
皆さま、ぜひ、一読を~!
わふふッ♪ きょうもォ、またァ~」
「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!動物ネタです!)
こんにちは、ネーさです。
夏が過ぎ、ワンコたちが楽しげに散歩する紅葉のシーズンは、
なぜか動物関連の御本が目につきます♪
前々回記事の『蟲の饗宴』に続き、
本日の読書タイムも、動物たち大量出演の
こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― 先生!犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2017年5月に発行されました。
『[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学』と副題が付されています。
ええ、『先生!巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』に始まる
《先生!》シリーズの最新作は、
表題にありますように、
サンショウウオくんが主役!
……とは言い切れなくて。
「こんかいィもォ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:ヤツらが出る!)
鳥取環境大学、
その環境学部に研究室を構える
著者・小林さん、いえ、小林教授。
今日も今日とて挙動不審です。
歩き方が、おかしい?
立ち方も、何かヘン?
妙に、お腹の辺りを気にしているような……?
「たべすぎィで、スかァ?」
「がるるっるるるぐるる)?」(←訳:ダイエット中でメマイ?)
いえいえ、違うのです。
小林教授がお腹回りを気にしているのは、
現在、イクメンになっているため。
実は、赤ちゃんコウモリを拾ってしまった教授、
即席の飼育係さんというのでしょうか、
赤ちゃんコウモリ育てに励んでいるのです。
「こうもりィ??」
「ぐるぅがぅる?」(←訳:ベビィちゃん?)
ゼミの学生たちと一緒に洞窟へ、
調査に出かけた小林教授、
背後からの声に、ハッとします。
先生、コウモリの子どもが落ちています!
「こうもりッてェ~…」
「がるるるるぅ~…」(←訳:落ちるのかぁ~…)
教授の指にしがみついてきた小さなキクガシラコウモリは、
おそらく生後数日の赤ん坊コウモリ。
母親コウモリが連れ戻しに来ることは期待できず、
身体は冷えていて、このままでは――
となれば。
私がイクメンになるしか道はない!
「そうこなくッちゃッ!」
「ぐるがっるるる!」(←訳:教授カッコいい!)
人間用の粉ミルクを主食に、
夜間も頻繁に授乳させて。
研究室にいるときは手の中で。
講義や会議に出席するときはお腹の、シャツの中に
チビコウモリちゃんを隠し。
小林教授のイクメン生活は
日に日に板についてゆきます、が。
やがて、悲しい別れの刻限がやってくる……
「げんきィでねッ、ちびちゃんッ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:大きくなれよー!)
『洞窟に落ちていたキクガシラコウモリの子どもを育てた話』
の他にも、
『また飛べるようにならなきゃ野生にもどれないんだぞ!』
ではテングコウモリやユビナガコウモリ、
『オーストラリアのフルーツコウモリ』では
異国のフルーツコウモリたちとの出逢い、と
本文の半分近くで
コウモリが登場しまくるこの御本、
まさにコウモリ愛好家さんのための一冊です!
「こうもりィまにあァ?」
「ぐるるがるぅ~」(←訳:少数派だなぁ~)
もっちろん、サンショウウオも、
ヤドカリもヤギもイヌもアナグマも人間も
めまぐるしく出入りするこの御本、
動物好きさんに激おすすめですよ♪
連休の読書タイムに、
皆さま、ぜひ、一読を~!