「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪るるゥ~♪ちむちむちぇりィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがぅるー!」(←訳:虎です!チムチムチェルー!)
こんにちは、ネーさです。
なぜか、映画『メリー・ポピンズ』が目下のマイブーム!
ミュージカルっていいなぁ♪と再認識中です。
いっそ原作も読みなおしてみようかしら?と思いつつ、
さあ、本日の読書タイムは
『メリー・ポピンズ』といい勝負!な
ファンタジックな作品を、どうぞ~♪
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―― 世界をまどわせた地図 ――
著者はエドワード・ブルック=ヒッチングさん、
原著は2016年に、日本語版は2017年8月に発行されました。
英語原題は『THE PHANTOM ATLAS』、
『伝説と誤解が生んだ冒険の物語』と日本語副題が付されています。
地図――
と聞いて、私たち日本人が想い浮かべるのは、
伊能忠敬さんの偉業でしょうか。
「ふァいッ! がんばりィましたのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:地図作り!)
そう、地図制作に一生を捧げる。
或いは、地図の空白を埋めるために
全財産を費やしての調査旅行に出発する。
という具合に、
地図ってとんでもない魅力、いえ、
魔力を持っているみたいですね。
「ほッきょくゥへッ!」
「がぅるるるる!」(←訳:ジャングルへ!)
この御本に収録されているのは、
さまざまな“昔むかしに作られた地図”です。
いえ、昔といっても
バカにしちゃいけません。
大陸の配置、川の流れ、
湾の形や海峡の位置も、
現代の地図とよく似ていて、
苦労して制作されたものなのね、と
ひとしきり感心……しつつも。
あれ?
なんだかヘン?
「えッとォ、これはァ??」
「ぐるがぅるるるる?」(←訳:染みじゃないよね?)
聞いたこともない名の小さな島。
探検隊を迷路へと誘い込んだ宝の国。
密林の奥に眠る黄金鄕。
船を吸いこむ北極の巨大な渦。
「まるでェ~えすえふゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:幻想小説だ!)
そう言えるのは、
衛星や航空機から地上を分析した画像
私たちが知っているから。
そんな画像がなかった時代、
人々を楽しませ、夢を見させ、
また同時に、
破滅にも追いやった地図とはどんなものだったのか、
著者ブルック=ヒッチングさんは狩り出します。
そのブルック=ヒッチングさん、
なんと、古書店の息子さん!
たくさんの古地図を集め、
現代の地図と照らし合わせ、検証し、
幻の島々の伝説を掘り起こせたのも
ブルック=ヒッチングさんの出自あってこそ、
なのでしょうね。
「いまもォ、ろんどんでェ~」
「ぐるがる!」(←訳:古本三昧!)
地図マニアさんに、
アートマニアさんにもおすすめしたい
愉快で、でもちょっと哀しくもあって、
地図に空白があった時代のワクワク感も併せ持つ
ユニークな御本、
皆さま、ぜひ、手に取ってみてくださいね♪
(……ただし。
何分にも古書をもとにしているためか、
誤植か誤訳かと思われる箇所がありましたので、
その点はどうか御注意くださいませ)
♪るるゥ~♪ちむちむちぇりィ~♪」
「がるる!ぐるぐるがぅるー!」(←訳:虎です!チムチムチェルー!)
こんにちは、ネーさです。
なぜか、映画『メリー・ポピンズ』が目下のマイブーム!
ミュージカルっていいなぁ♪と再認識中です。
いっそ原作も読みなおしてみようかしら?と思いつつ、
さあ、本日の読書タイムは
『メリー・ポピンズ』といい勝負!な
ファンタジックな作品を、どうぞ~♪

―― 世界をまどわせた地図 ――
著者はエドワード・ブルック=ヒッチングさん、
原著は2016年に、日本語版は2017年8月に発行されました。
英語原題は『THE PHANTOM ATLAS』、
『伝説と誤解が生んだ冒険の物語』と日本語副題が付されています。
地図――
と聞いて、私たち日本人が想い浮かべるのは、
伊能忠敬さんの偉業でしょうか。
「ふァいッ! がんばりィましたのでス!」
「ぐるがる!」(←訳:地図作り!)
そう、地図制作に一生を捧げる。
或いは、地図の空白を埋めるために
全財産を費やしての調査旅行に出発する。
という具合に、
地図ってとんでもない魅力、いえ、
魔力を持っているみたいですね。
「ほッきょくゥへッ!」
「がぅるるるる!」(←訳:ジャングルへ!)
この御本に収録されているのは、
さまざまな“昔むかしに作られた地図”です。
いえ、昔といっても
バカにしちゃいけません。
大陸の配置、川の流れ、
湾の形や海峡の位置も、
現代の地図とよく似ていて、
苦労して制作されたものなのね、と
ひとしきり感心……しつつも。
あれ?
なんだかヘン?
「えッとォ、これはァ??」
「ぐるがぅるるるる?」(←訳:染みじゃないよね?)
聞いたこともない名の小さな島。
探検隊を迷路へと誘い込んだ宝の国。
密林の奥に眠る黄金鄕。
船を吸いこむ北極の巨大な渦。
「まるでェ~えすえふゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:幻想小説だ!)
そう言えるのは、
衛星や航空機から地上を分析した画像
私たちが知っているから。
そんな画像がなかった時代、
人々を楽しませ、夢を見させ、
また同時に、
破滅にも追いやった地図とはどんなものだったのか、
著者ブルック=ヒッチングさんは狩り出します。
そのブルック=ヒッチングさん、
なんと、古書店の息子さん!
たくさんの古地図を集め、
現代の地図と照らし合わせ、検証し、
幻の島々の伝説を掘り起こせたのも
ブルック=ヒッチングさんの出自あってこそ、
なのでしょうね。
「いまもォ、ろんどんでェ~」
「ぐるがる!」(←訳:古本三昧!)
地図マニアさんに、
アートマニアさんにもおすすめしたい
愉快で、でもちょっと哀しくもあって、
地図に空白があった時代のワクワク感も併せ持つ
ユニークな御本、
皆さま、ぜひ、手に取ってみてくださいね♪
(……ただし。
何分にも古書をもとにしているためか、
誤植か誤訳かと思われる箇所がありましたので、
その点はどうか御注意くださいませ)