「こんにちわッ、テディちゃでス!
りッとうゥなのにィ~」
「がるる!ぐるるるるーるがる!」(←訳:虎です!アイスクリーム日和!)
こんにちは、ネーさです。
立冬……のはずがポカポカ暖かかった今日は、
アイスクリームが美味しく感じらる気温でしたね。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのも、
ポカポカと暖かく……かと思えば寒さにブルブル震えもする、
とびっきりヘンテコなノンフィクション作品です。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 動物になって生きてみた ――
著者はチャールズ・フォスターさん、
原著は2016年に、日本語版は2017年8月に発行されました。
英語原題は『BEING A BEAST』、
2016年のイグ・ノーベル賞を著者・フォスターさんにもたらした
この御本の内容は――
「ずばりィ!」
「ぐるがる!」(←訳:動物生活!)
そうね、御本の題名が中身をも的確に表わしていますね。
BEING A BEAST――
一匹の、或いは一頭の、一羽の、
野生動物になって生きてみよう!
「なッたつもりでェ~」
「がるるるぐる!」(←訳:暮らしてみる!)
動物になった気分で森や川で暮らす、といっても、
放浪生活をするわけではありません。
実は著者のフォスターさん、
なかなかスゴイ経歴の持ち主さんです。
ケンビリッジ大学で獣医学と法学を学び、
医療法と医療倫理の博士号を取得、
そして獣医師さんをしながら
法廷弁護士さんとして活動、
また大学で医療法と倫理学を教え、
雑誌のコラムニストさんでもあり、
現在はオックスフォード大学のフェローさんである――
「ふァ?? どうぶつのォおいしゃさんでッ?」
「ぐるがるるるるる?」(←訳:法廷弁護士さんで?)
「けんぶりッじィからァ~?」
「ぐっるるるぅーるる?」(←訳:オックスフォードへ?)
法廷弁護士さんが獣医さん、ていうところがね、
本当にもう英国的というか、
モンティパイソン的というか。
そしてフォスターさん、
モンティパイソン調の突飛な発想に大真面目で取り組みます。
《野生動物として生きるとはどんなことなのだろう》
この疑問を解き明かすべく、
フォスターさんは
ウェールズのアナグマになり、
ロンドンのキツネになり、
エクスムアのカワウソになり、
はてはシカやツバメになって
“生きて”みます。
アナグマのように、巣穴を掘って、そこで眠る。
カワウソのように、
川に飛び込み、流され、川岸で寝転んで過ごす。
アマツバメの心地になって、
遠くはるかな空を望む――
「むちゃくちゃァだけどォ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:なんかステキだ!)
ファスターさんを助けるのは
大学の偉い先生たち……ではありません。
フォスターさんのお子さんたちが、
お父さんと一緒に、
或いはお父さんにヒントを与えるかのように、
御本のあちこちに登場しては
動物たちとお父さんの距離を
ぐいぐいと近付けてゆく……!
「うふっふッ♪ おとうさんよりもォ~」
「ぐるるるがるっ?」(←訳:頼もしいかもっ?)
ヘンな研究と、言いたくば言え。
けれど、なってみれば。
なったつもりで眼を開け、耳をそばだててみれば。
そこで初めて、
見えて、聞こえてくるものもある。
「ちいさなァこえェ、だけどッ?」
「がるぐるるる!」(←訳:うん聞こえる!)
フォスターさん一家の楽しい笑い声が響いてくるような、
ちょっと不思議で、
やっぱりどこか良い意味でヘンテコな
動物ノンフィクション作品、
皆さま、ぜひ、一読を♪
りッとうゥなのにィ~」
「がるる!ぐるるるるーるがる!」(←訳:虎です!アイスクリーム日和!)
こんにちは、ネーさです。
立冬……のはずがポカポカ暖かかった今日は、
アイスクリームが美味しく感じらる気温でしたね。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのも、
ポカポカと暖かく……かと思えば寒さにブルブル震えもする、
とびっきりヘンテコなノンフィクション作品です。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 動物になって生きてみた ――
著者はチャールズ・フォスターさん、
原著は2016年に、日本語版は2017年8月に発行されました。
英語原題は『BEING A BEAST』、
2016年のイグ・ノーベル賞を著者・フォスターさんにもたらした
この御本の内容は――
「ずばりィ!」
「ぐるがる!」(←訳:動物生活!)
そうね、御本の題名が中身をも的確に表わしていますね。
BEING A BEAST――
一匹の、或いは一頭の、一羽の、
野生動物になって生きてみよう!
「なッたつもりでェ~」
「がるるるぐる!」(←訳:暮らしてみる!)
動物になった気分で森や川で暮らす、といっても、
放浪生活をするわけではありません。
実は著者のフォスターさん、
なかなかスゴイ経歴の持ち主さんです。
ケンビリッジ大学で獣医学と法学を学び、
医療法と医療倫理の博士号を取得、
そして獣医師さんをしながら
法廷弁護士さんとして活動、
また大学で医療法と倫理学を教え、
雑誌のコラムニストさんでもあり、
現在はオックスフォード大学のフェローさんである――
「ふァ?? どうぶつのォおいしゃさんでッ?」
「ぐるがるるるるる?」(←訳:法廷弁護士さんで?)
「けんぶりッじィからァ~?」
「ぐっるるるぅーるる?」(←訳:オックスフォードへ?)
法廷弁護士さんが獣医さん、ていうところがね、
本当にもう英国的というか、
モンティパイソン的というか。
そしてフォスターさん、
モンティパイソン調の突飛な発想に大真面目で取り組みます。
《野生動物として生きるとはどんなことなのだろう》
この疑問を解き明かすべく、
フォスターさんは
ウェールズのアナグマになり、
ロンドンのキツネになり、
エクスムアのカワウソになり、
はてはシカやツバメになって
“生きて”みます。
アナグマのように、巣穴を掘って、そこで眠る。
カワウソのように、
川に飛び込み、流され、川岸で寝転んで過ごす。
アマツバメの心地になって、
遠くはるかな空を望む――
「むちゃくちゃァだけどォ!」
「がるるぐるるる!」(←訳:なんかステキだ!)
ファスターさんを助けるのは
大学の偉い先生たち……ではありません。
フォスターさんのお子さんたちが、
お父さんと一緒に、
或いはお父さんにヒントを与えるかのように、
御本のあちこちに登場しては
動物たちとお父さんの距離を
ぐいぐいと近付けてゆく……!
「うふっふッ♪ おとうさんよりもォ~」
「ぐるるるがるっ?」(←訳:頼もしいかもっ?)
ヘンな研究と、言いたくば言え。
けれど、なってみれば。
なったつもりで眼を開け、耳をそばだててみれば。
そこで初めて、
見えて、聞こえてくるものもある。
「ちいさなァこえェ、だけどッ?」
「がるぐるるる!」(←訳:うん聞こえる!)
フォスターさん一家の楽しい笑い声が響いてくるような、
ちょっと不思議で、
やっぱりどこか良い意味でヘンテコな
動物ノンフィクション作品、
皆さま、ぜひ、一読を♪