テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

われらの、スイミー!

2019-04-20 22:16:29 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうもォ~どこかでェ~おはなみィびよりィ~♪」
「がるる!ぐるるがるるぐる!」(←訳:虎です!東北で桜満開です!)

 こんにちは、ネーさです。
 太閤秀吉さんの《醍醐の花見(1598年)》を新暦に変換すると
 ちょうど今日あたりになるのだとか。
 秀吉さん&茶人さんたちは
 どんな色のサクラを眺めたのだろうかと思い馳せつつ、
 本日は読書……をサボり、
 こちらの展覧会情報を、さあ、どうぞ~♪

  


    
      ―― みんなのレオ・レオーニ 展 ――



 広島県広島市の ひろしま美術館にて、
 会期は2019年4月20日~6月2日(会期中無休)、
 『READING LEO LIONNI,AGAIN.』と英語題名が付されています。

 ……ええ、首都圏からは少しばかり、否、けっこう遠い~!
 と分かってはおりますけれど、
 知ってしまったのが運のツキ、
 どうしてもお報せしたくって!

「みんなのォ、れおォおじさんッ!」
「ぐるるがるるー!」(←訳:我らがスイミー!)

  

 『スイミー』(1963年刊行)。

 かつて子どもだった大人さんたち、
 ちょうどいま絵本に夢中になっている子どもたちも、
 おそらく、いえ、
 必ず知っているに違いない絵本『スイミー』を作り上げた作家さんが、
 レオ・レオーニさんです。

「すいみーだけじゃァないのでスゥ!」
「がるぐっるる!」(←訳:傑作いっぱい!)

  

 レオ・レオーニ(LEO LIONNI)さんは
 1910年、オランダに生まれ、
 イタリアで暮らしていましたが
 第二次次世界大戦が激化して、
 ユダヤ系であったレオーニさんは米国に亡命、
 イラストとグラフィックデザインの仕事をする傍ら、
 お孫さんのために制作した
 『あおくんときいろくん』(1959年)で
 絵本作家としてデビューしました。

 以後、米国とヨーロッパを行き来しながら、
 40冊近くの絵本を作り上げ、
 波乱の生涯を閉じたのはイタリアの地――
 1999年のことでした。

「かわいいィ~ねずみィたちッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:ヘンテコ植物たち!)

 そうね、ネズミたちが登場する『フレデリック』や
 『マシューのゆめ』も人気ですし、
 私ネーさ、シュールで幻想的な
 『平行植物』が大好きです♪
 
  

 この展覧会には、
 『スイミー』の原画(スロバキア国立美術館所蔵)計5点が
 出展されるんですけれど、
 絵本の絵とは少し違っている“幻の作品”なんですって。

「どうゥちがうゥのかなァ??」
「がるるるる~!」(←訳:見比べたい~!)

 会期中には、ミュージアムトーク(5月11日)、
 ミュージアムコンサート(5月12日)など
 イベントも予定されています。

 西日本にお住まいのアート好きさん、
 もちろん東日本にお住まいのアート好きさんも、
 広島へお出掛けの際は、
 ひろしま美術館へ、ぜひ♫




    では、ここで週末のオマケ画像も。
   
    『不二家』さんの
    《抹茶を愉しむLOOK》は
    ミルキーな抹茶ショコラですよ。
    「ぱくりッ!」
    「ぐるるる!」(←訳:ぱりぱり!)
    「はるのォ、あじィ~♪」
    藤の花も八重桜も牡丹もハナミズキも、と
    花また花の春、
    皆さま、どうか穏やかな休日を。



    
コメント
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