テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ジャンル超越の、アートBOOKS!

2019-04-02 22:01:26 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おはなみィにはァ、さむすぎィまスよゥ~!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!真冬みたい!)

 こんにちは、ネーさです。
 寒~い! 
 でも、おかげで都心のサクラはもう少し楽しめそうですね。
 ここ多摩地域で7~8分咲きになるのは……週末あたり?
 お花見日和の晴天を待ちながら、
 さあ、本日の読書タイムは、こちらの雑誌を、どうぞ~♪
 
  


 
         ―― Pen 4/15号 ――



 2019年4月1日に発売となった『Pen』No.472の特集は、
 《泣ける絵本。》です。

「むぎゅゥ?
 これはァ、えほんとォいうよりィもォ~…」
「ぐーるるっるがるぅ!」(←訳:アートブックでしょ!)

 前回記事で御紹介したのは、
 ちょこっと変わりダネ系ブックガイド
 『吾輩はライ麦畑の青い鳥』でした。

 こちらの『Pen』最新号も、
 いうなれば“絵本のブックガイド”……ではありますが、
 特集ページを飾っているのはいずれも、
 対象年齢などで分ける必要まったくなし、
 大人もチビっ子もその美しさに歓声を上げてしまうような、
 《絵本》たちです。

「がいこくのォ、さッかさんもッ!」
「がるるぐるるるるがるる!」(←訳:日本の作家さんもいます!)

 先頭を切って登場するのは、
 フランスの絵本作家 アントワーヌ・ギヨベさん。

 ギヨベさんが制作しているのは、
 近年、グリーティングカードなどでお馴染みになった
 レーザーカット技術を用いた絵本です。

「わわッ! せんさいィ~!」
「ぐるるがるる!」(←訳:壮麗で立体的!)

 21~23ページにかけて掲載されている
 ギヨベさん作『Little man』『pleine Mar』の画像を目にすれば、
 本好きな御方は思うことでしょう――

  これもうアートじゃん!
  絵本の枠を超えてるじゃん!

「よみたいィ~…!」
「がるる~…!」(←訳:見たい~…!)

 現在、日本語訳が出ているのは
 『月夜の森で』(原題は『pleine Lune』)。
 これは、探してみないとね!

「ほかにもォ、ぞろぞろォ!」
「ぐるるがるるるるるる!」(←訳:スゴい作家さんたちが!)

 フランスの、トム・オーゴマさん。
 日本からは、
 以前に御紹介しましたjunaida(ジュナイダ)さんの『Michi』、
 nakaban(ナカバン)さんの『つきのなみだ』『よるのむこう』、
 『Pen』今号の表紙になっているのも
 宮沢賢治さんの童話にnakabanさんが画を制作した
 『フランドン農学校の豚』ですよ。

「どれもォ~これもォ~」
「がるるる!」(←訳:ステキだ!)

 新進作家さんの快作あれば、
 巨匠さんの傑作あり(『100万回生きたねこ』!)、
 古典の中の古典あり(『ちいさいおうち』!)、
 作家さんのギャラリー紹介あり、
 大宮エリーさん書き下ろし作品あり!……と
 絵本&アート本好きな方々なら
 小躍りしたくなっちゃう内容充実の『Pen 4/15』号、
 既に売切れになってしまった書店さんもあるようです。

「えッ、そうなのッ?」
「ぐぅるがるるるる!」(←訳:じゃあ急がないと!)

 活字マニアの皆さま、
 早目に本屋さんの雑誌コーナーへ行ってみてくださいね♪
 おすすめです!
 


 
コメント
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