「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむッ! へいせいィさいごのォ、ごちそうゥはァ~…」
「がるる!ぐるるるるーるがる!」(←訳:虎です!アイスクリームだね!)
こんにちは、ネーさです。
今日の東京地域はと~っても暑かったので
“平成の終わりに貴方は何を食べますか?”
という問いへの答えはアイスクリームに決まり……
いやでも、プリン?
いやいやムースもいいかも?と迷いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのミステリ作品を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/8e/5f2ca66b6c4cdb2945323d68528ea442.jpg)
―― 科警研のホームズ ――
著者は喜多喜久(きた・よしひさ)さん、2018年11月に発行されました。
拙ブログでも度々ご紹介しておりますね、
《化学探偵Mr.キュリー》シリーズで人気の著者・喜多さんによる
新たな科学捜査ミステリが届きましたよ~♪
「かがくそうさにィ、ふかのうゥなしィ!」
「っるぐるるる~?」(←訳:っていうけど~?)
そこは、とあるビル内の、
とあるドアの前。
3人の若者が困り顔をしているのは、
平成の終わりに何を食べるか悩んでいるためじゃなくて、
押せども引けども
ドアが開かないため。
「だれかァ、いませんかァ~?」
「がるるぐるるるぅ~!」(←訳:ドアを開けてよぅ~!)
それは、
科学警察研究所・本郷分室のドア。
警察庁に附属する期間・科学警察研究所、
通称《科警研》のこの分室で
研修をするようにと命じられたのは、
埼玉県警から出向の伊達洋平(だて・ようへい)さん。
兵庫県警から来た安岡愛美(やすおか・あいみ)さん。
北海道警の北上純也(きたかみ・じゅんや)さん。
3人とも、
今日が本郷分室での仕事初めだというので、
張り切っていたんですけど……
「いきなりィ、しめだしィ??」
「ぐるる~!」(←訳:なんで~!)
何故かといえば、
そこには深~い事情がありました。
困惑尽きぬ3人に、
科学警察研究所のトップ・出雲俊明(いずも・としあき)さんは、
分室設立の理由を語ります。
《科警研のホームズ》と呼ばれた
もと科警研の職員、
現在は大学で日夜研究に没頭している
土屋(つちや)准教授を、
科警研に呼び戻したい。
「よいもどすゥ~…?」
「がるるっる?」(←訳:どうやって?)
それはもちろん、
君たち3人がエサになって
彼を釣り出す……
いや、科学捜査が如何に重要なことであるかを
思い出してもらうんだ!
「ええェ~??」
「ぐるるる~…」(←訳:難しそう~…)
出雲さんに説得され、
本郷分室・室長の職を引き受けたものの、
それは名ばかり。
科警研のお仕事に意欲なし・熱意なし、
3人の研修生を一人前に育て上げる気もなし、
そんな土屋さんに、
どうやって“やる気”を起こさせるかといったら、
それはもう、
難事件を押し付けるより他になし?
かくして、3人の研修生さんは――
「うおうゥさおうゥ??」
「がるるるぐる!」(←訳:難行苦行だね!)
ネタバレを防ぐためにも
これ以上は詳述できませんけれども、
短編4作品から成るエンタ度も高い連作ミステリは
休日の読書に激おすすめです。
謎を解く小さな、
しかし重要な《鍵》は?
そして犯人は?
「いッきよみィ、でスよゥ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:皆さまぜひ!)
うむッ! へいせいィさいごのォ、ごちそうゥはァ~…」
「がるる!ぐるるるるーるがる!」(←訳:虎です!アイスクリームだね!)
こんにちは、ネーさです。
今日の東京地域はと~っても暑かったので
“平成の終わりに貴方は何を食べますか?”
という問いへの答えはアイスクリームに決まり……
いやでも、プリン?
いやいやムースもいいかも?と迷いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのミステリ作品を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/8e/5f2ca66b6c4cdb2945323d68528ea442.jpg)
―― 科警研のホームズ ――
著者は喜多喜久(きた・よしひさ)さん、2018年11月に発行されました。
拙ブログでも度々ご紹介しておりますね、
《化学探偵Mr.キュリー》シリーズで人気の著者・喜多さんによる
新たな科学捜査ミステリが届きましたよ~♪
「かがくそうさにィ、ふかのうゥなしィ!」
「っるぐるるる~?」(←訳:っていうけど~?)
そこは、とあるビル内の、
とあるドアの前。
3人の若者が困り顔をしているのは、
平成の終わりに何を食べるか悩んでいるためじゃなくて、
押せども引けども
ドアが開かないため。
「だれかァ、いませんかァ~?」
「がるるぐるるるぅ~!」(←訳:ドアを開けてよぅ~!)
それは、
科学警察研究所・本郷分室のドア。
警察庁に附属する期間・科学警察研究所、
通称《科警研》のこの分室で
研修をするようにと命じられたのは、
埼玉県警から出向の伊達洋平(だて・ようへい)さん。
兵庫県警から来た安岡愛美(やすおか・あいみ)さん。
北海道警の北上純也(きたかみ・じゅんや)さん。
3人とも、
今日が本郷分室での仕事初めだというので、
張り切っていたんですけど……
「いきなりィ、しめだしィ??」
「ぐるる~!」(←訳:なんで~!)
何故かといえば、
そこには深~い事情がありました。
困惑尽きぬ3人に、
科学警察研究所のトップ・出雲俊明(いずも・としあき)さんは、
分室設立の理由を語ります。
《科警研のホームズ》と呼ばれた
もと科警研の職員、
現在は大学で日夜研究に没頭している
土屋(つちや)准教授を、
科警研に呼び戻したい。
「よいもどすゥ~…?」
「がるるっる?」(←訳:どうやって?)
それはもちろん、
君たち3人がエサになって
彼を釣り出す……
いや、科学捜査が如何に重要なことであるかを
思い出してもらうんだ!
「ええェ~??」
「ぐるるる~…」(←訳:難しそう~…)
出雲さんに説得され、
本郷分室・室長の職を引き受けたものの、
それは名ばかり。
科警研のお仕事に意欲なし・熱意なし、
3人の研修生を一人前に育て上げる気もなし、
そんな土屋さんに、
どうやって“やる気”を起こさせるかといったら、
それはもう、
難事件を押し付けるより他になし?
かくして、3人の研修生さんは――
「うおうゥさおうゥ??」
「がるるるぐる!」(←訳:難行苦行だね!)
ネタバレを防ぐためにも
これ以上は詳述できませんけれども、
短編4作品から成るエンタ度も高い連作ミステリは
休日の読書に激おすすめです。
謎を解く小さな、
しかし重要な《鍵》は?
そして犯人は?
「いッきよみィ、でスよゥ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:皆さまぜひ!)