テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ダンジョン、なおも攻略中!

2019-04-14 22:16:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 またしてもォ~しんさくゥ!」
「がるる!ぐっるるる~!」(←訳:虎です!待ってたよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 はーい、前々回記事と同様に本日の読書タイムも、
 本屋さんの店頭でキラキラ!
 発売されたばかり!な新作コミックをご紹介いたしますよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~♫
 
  


 
         ―― ダンジョン飯 7 ――



 著者は九井諒子(くい・りょうこ)さん、2019年4月に発行されました。
 人気の《ダンジョン・グルメ》コミックの第7巻は、
 原点回帰&さらなる進化~!

「めいきゅうゥごはんッ、いただきまァ~ス!」
「……ぐるるるるるるぅ?」(←訳:……美味しいのかなぁ?)

 シリーズ第1巻では、
 地下迷宮での冒険と料理、という
 異色の要素が溶けあった物語であるがゆえの、
 良い意味での
 “B級グルメ”っぷりが大評判となった『ダンジョン飯』。

 その後の展開では、
 物語の比重がファンタジーの方向に傾いたり、
 グルメ(食事)のシーンが少なくなったり、
 魔物との戦闘シーンがとんでもない迫力だったり、と――

「いつもォ、びッくりィ~!」
「がるるるるるる!」(←訳:させられました!)

 ええ、そしてこの第7巻でもビックリです。

 グルメ……いえ、
 《食》の重要性”を描いたシーンと、
 ファンタジーのシーンが両立!
 
 “食べること”が、
 ストーリー上でとても重要な、
 いえ、何ものにもまさる重要性を帯びているんです。

「もうひとつのォ、びッくりィはッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:エルフだね!)

 エルフといえば、
 多くのファンタジー小説では、
 美しき善きもの――
 主人公を援け、導く存在として登場します。

 けれども、この物語では
 そんな常識が突き崩されている……?

「いままでェ、なかッたたいぷのォ、えるふゥ?」
「がるぐるる!」(←訳:絶対怪しい!)

 前巻までの筋書きは――

 ダンジョンを探検中の冒険者ライオスと一行は、
 レッドドラゴンに襲われ、
 冒険用の資金・食糧・装備を失う羽目に……
 が、ヘコんではいられません。

 ドラゴンの餌食になってしまった妹ファリンさんを救わねば、と
 ライオスさんはダンジョン探索行に再挑戦いたします。
 お金がなくて食糧が買えないけど、
 それが何だ!
 食料がないなら、現地調達すればいい!
 ダンジョンに棲む魔物&魔植物をゴハンにして、
 進んでやろうじゃないか、
 ドラゴンが巣食っている下層へ!

「ううゥ、まものをォごはんにィ、ッてェ~…」
「ぐるがるるるる、ぐっる……」(←訳:お腹こわすよね、きっと……)

 胸ヤケと消化不良への不安と、
 魔物たちへの恐怖と。

 それでも、仲間と再会したくて
 ダンジョンを下へ下へと探索してゆくライオスさんたち。
 新たな仲間・イヅツミさんも加わって、
 氷の巨人アイスゴーレムと激突だ!

「つッ、つよいィ~!」
「がるるるる~!」(←訳:負けないで~!)

 フツーのグルメ漫画じゃない、
 フツーのファンタジー漫画でもない、
 勇猛果敢喧嘩上等な快作コミックは
 全活字マニアさんにおすすめです。
 ぜひぜひ、一読してみてくださいね♪




 
 
コメント
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