「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふうゥッ! きょうはァだいこんらんッ、でしたでス!」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!お疲れさま~!)
こんにちは、ネーさです。
JR山手線が止まり、中央線も止まり、
横浜線や八高線や青梅線も遅延で、
その影響で京王線にも遅延が発生し、と大混乱の一日でしたね。
鉄道で通勤通学&鉄道で働いている皆さま、お疲れ様でした。
無事にお家に帰り着いたら、
さあ、リラックスして、本日の読書タイムを、どうぞ~♪
―― 猛犬、恋に落ちる ――
著者は経塚丸雄(きょうづか・まるお)さん、2019年2月に発行されました。
《わんわん武士道》シリーズの第3作目にして完結編です。
「わおッ! あいかわらずゥのォ~…」
「ぐぅるるるるがる!」(←訳:ジャイアントぶり!)
『猛犬、江戸に跳ぶ』『猛犬、月に咆える』に続いての
この御本『猛犬、恋に落ちる』では、
ええ、題名からも、
表紙のイラストからも、
内容はそこそこバレちゃっております、ね。
十代将軍・家治(いえはる)公に献上された巨大な洋犬、
仁王丸(におうまる)くん。
市井の、すなわち一般市民の飼い犬と違って、
なにせ“公方様の御犬”でございますから、
お城の中でチヤホヤと育てられ、
しかも世話係たちはワンコの性癖など知らぬ者ばかり……
その結果、社会不適応生物扱いされているところに。
「あらわれたァのはァ~…」
「がるるる!」(←訳:救いの手!)
小納戸御犬番に就任した
小笠原官兵衛(おがさわら・かんべえ)さんは、
幸いにも、ワンコの心を理解し、
寄り添ってくれるお武家さんだったのです。
かくして、
仁王丸くんにも平穏な日々が――
「やッてェこないィ?」
「ぐるるがる!」(←訳:みたいだよ!)
仁王丸くん、“お年頃”になっちゃった?
そこへ絡んでくるのは、
老中・田沼意次?
前長崎商館長のオランダ人イーサン・ティチング氏?
「わわァッ!」
「がるぅ!」(←訳:出たぁ!)
ティチング氏は、
仁王丸くんのお嫁さんを連れてきてくれ……
くれたんですけれども……。
「げんばはァ、だいこんらんッ??」
「ぐるるるがるるぐぅるる?」(←訳:お見合いどころじゃない?)
武士の社会はややこしく、
恋するワンコたちの世界も
なかなか、すんなりとは行かぬようです。
そこにまた、官兵衛さん自身の
“家庭の事情”も相まって、
カオスは一段と深刻に?
「むゥ~んッ! かいけつゥさくゥはァ?」
「がるるぐる?」(←訳:どこにある?)
お江戸の街を
朗らかに拾い歩きするマスチフ犬二頭、いえ、ふたり。
そんな微笑ましい風景と、
ワンコに振り回される人間たちを想像すると、
自然に笑みが浮かんできます。
これで完結なんて寂しい!
できればスピンオフ作品が読みたいわ!
と思わせてくれる楽しい物語を、
皆さま、一読してみてくださいね~♪
ふうゥッ! きょうはァだいこんらんッ、でしたでス!」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!お疲れさま~!)
こんにちは、ネーさです。
JR山手線が止まり、中央線も止まり、
横浜線や八高線や青梅線も遅延で、
その影響で京王線にも遅延が発生し、と大混乱の一日でしたね。
鉄道で通勤通学&鉄道で働いている皆さま、お疲れ様でした。
無事にお家に帰り着いたら、
さあ、リラックスして、本日の読書タイムを、どうぞ~♪
―― 猛犬、恋に落ちる ――
著者は経塚丸雄(きょうづか・まるお)さん、2019年2月に発行されました。
《わんわん武士道》シリーズの第3作目にして完結編です。
「わおッ! あいかわらずゥのォ~…」
「ぐぅるるるるがる!」(←訳:ジャイアントぶり!)
『猛犬、江戸に跳ぶ』『猛犬、月に咆える』に続いての
この御本『猛犬、恋に落ちる』では、
ええ、題名からも、
表紙のイラストからも、
内容はそこそこバレちゃっております、ね。
十代将軍・家治(いえはる)公に献上された巨大な洋犬、
仁王丸(におうまる)くん。
市井の、すなわち一般市民の飼い犬と違って、
なにせ“公方様の御犬”でございますから、
お城の中でチヤホヤと育てられ、
しかも世話係たちはワンコの性癖など知らぬ者ばかり……
その結果、社会不適応生物扱いされているところに。
「あらわれたァのはァ~…」
「がるるる!」(←訳:救いの手!)
小納戸御犬番に就任した
小笠原官兵衛(おがさわら・かんべえ)さんは、
幸いにも、ワンコの心を理解し、
寄り添ってくれるお武家さんだったのです。
かくして、
仁王丸くんにも平穏な日々が――
「やッてェこないィ?」
「ぐるるがる!」(←訳:みたいだよ!)
仁王丸くん、“お年頃”になっちゃった?
そこへ絡んでくるのは、
老中・田沼意次?
前長崎商館長のオランダ人イーサン・ティチング氏?
「わわァッ!」
「がるぅ!」(←訳:出たぁ!)
ティチング氏は、
仁王丸くんのお嫁さんを連れてきてくれ……
くれたんですけれども……。
「げんばはァ、だいこんらんッ??」
「ぐるるるがるるぐぅるる?」(←訳:お見合いどころじゃない?)
武士の社会はややこしく、
恋するワンコたちの世界も
なかなか、すんなりとは行かぬようです。
そこにまた、官兵衛さん自身の
“家庭の事情”も相まって、
カオスは一段と深刻に?
「むゥ~んッ! かいけつゥさくゥはァ?」
「がるるぐる?」(←訳:どこにある?)
お江戸の街を
朗らかに拾い歩きするマスチフ犬二頭、いえ、ふたり。
そんな微笑ましい風景と、
ワンコに振り回される人間たちを想像すると、
自然に笑みが浮かんできます。
これで完結なんて寂しい!
できればスピンオフ作品が読みたいわ!
と思わせてくれる楽しい物語を、
皆さま、一読してみてくださいね~♪