「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
わほほォ~いッ♪」
「がるる!ぐっる~る!」(←訳:虎です!やっほ~い!)
こんにちは、ネーさです。
都心部に遅れること数日、
ここ八王子のソメイヨシノもやっと7~8分咲きになりました。
今週末、特に日曜日あたりが見頃でしょうか♫
あらためての春爛漫気分に浸りながら、
本日の読書タイムは、
さあ、こちらのSF作品を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/02/7e3402f5d3e9b702f3433505546e5a1d.jpg)
―― 生まれ変わり ――
著者はケン・リュウさん、2019年2月に発行されました。
英語原題は『THE REBORN AND OTHER STORIES』、
『紙の動物園』『母の記憶に』に続く
日本オリジナルのケン・リュウさんの作品集第3作目です。
「にほんでェ、だいにんきィでス!」
「ぐるがるるるるるぐるがる!」(←訳:年間ランキングの常連さん!)
2017年に刊行された『母の記憶に』は、
私ネーさ、表題作品である『母の記憶に』が印象に残り、
2010年代のBEST SFの一つじゃないかしらと
確信しているんですけど、
いえ、していたんですけど。
……また来ちゃったわ……。
リュウさんのこの御本『生まれ変わり』も、
やはりやはり、
表題作品がすごいことになっちゃってます!
「これはァ、えすえふゥなのでスかッ?」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:完全に文芸作品だよ!)
収録作品20篇のうち、
いちばん初めに置かれているんですから、
読み手のこころをがしりと掴んで離さないのが、
『生まれ変わり』。
巻末の『編者あとがき』によれば、
2014年1月に発表されたこの作品は、
画家リチャード・アンダースンさんの絵にインスパイアされた作品を
作家さんに書いてもらう、という
《アンダースン・プロジェクト》の中の一篇なのだそうです。
「だからァ、でスねッ!」
「ぐっるるがるる!」(←訳:とっても絵画的!)
物語の舞台は、
遠い未来なのか、
それともごく近い未来、なのか――
そこでは、もはや地球の命運を握っているのは、
人間ではありません。
異星からの訪問者トウニン人と、
人間――地球人が共生している世界。
いえ、事実上の“支配者”は、
トウニン人のようですから、
人間は地球の“王座”から滑り落ちてしまったのでしょう。
「でもォ、ものごとにはァ~…」
「がるっるるるぐるるがるる!」(←訳:反動っていう現象もあるよ!)
悪しき記憶を消去して
新しい自分に生まれ変わる《Reborn》技術を、
トウニン人は有しています。
その技術と結果を、
受け入れるひとと、
受け入れない――受け入れたくないひと。
受け入れたくない側の《異種憎悪主義者》たちが
事件を起こしたために、
トウニン保護局の特別捜査官ジョシュア・レノンさんは
調査を始めます、が……。
「さすぺんすゥ!」
「ぐるーるる!」(←訳:ノワールだ!)
ジョシュア――旧約聖書風に呼ぶなら、ヨシュア。
古代ヘブライ人の指導者にして
モーゼの後継者たるヨシュアと同じ名であることは、
何か意味を持つのか、ただの偶然なのか。
不穏な、事件の余波さめぬ街での捜査が、
ジョシュアさんに告げるものとは――?
「ふうゥ! おもたいィ~!」
「がるぐるる!」(←訳:重厚だねえ!)
もちろん『生まれ変わり』以外の作品も
ヘヴィー級の読み応えです。
全活字マニアさんに激おすすめしたい一冊を、
春の読書リストに、ぜひ♪
わほほォ~いッ♪」
「がるる!ぐっる~る!」(←訳:虎です!やっほ~い!)
こんにちは、ネーさです。
都心部に遅れること数日、
ここ八王子のソメイヨシノもやっと7~8分咲きになりました。
今週末、特に日曜日あたりが見頃でしょうか♫
あらためての春爛漫気分に浸りながら、
本日の読書タイムは、
さあ、こちらのSF作品を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/02/7e3402f5d3e9b702f3433505546e5a1d.jpg)
―― 生まれ変わり ――
著者はケン・リュウさん、2019年2月に発行されました。
英語原題は『THE REBORN AND OTHER STORIES』、
『紙の動物園』『母の記憶に』に続く
日本オリジナルのケン・リュウさんの作品集第3作目です。
「にほんでェ、だいにんきィでス!」
「ぐるがるるるるるぐるがる!」(←訳:年間ランキングの常連さん!)
2017年に刊行された『母の記憶に』は、
私ネーさ、表題作品である『母の記憶に』が印象に残り、
2010年代のBEST SFの一つじゃないかしらと
確信しているんですけど、
いえ、していたんですけど。
……また来ちゃったわ……。
リュウさんのこの御本『生まれ変わり』も、
やはりやはり、
表題作品がすごいことになっちゃってます!
「これはァ、えすえふゥなのでスかッ?」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:完全に文芸作品だよ!)
収録作品20篇のうち、
いちばん初めに置かれているんですから、
読み手のこころをがしりと掴んで離さないのが、
『生まれ変わり』。
巻末の『編者あとがき』によれば、
2014年1月に発表されたこの作品は、
画家リチャード・アンダースンさんの絵にインスパイアされた作品を
作家さんに書いてもらう、という
《アンダースン・プロジェクト》の中の一篇なのだそうです。
「だからァ、でスねッ!」
「ぐっるるがるる!」(←訳:とっても絵画的!)
物語の舞台は、
遠い未来なのか、
それともごく近い未来、なのか――
そこでは、もはや地球の命運を握っているのは、
人間ではありません。
異星からの訪問者トウニン人と、
人間――地球人が共生している世界。
いえ、事実上の“支配者”は、
トウニン人のようですから、
人間は地球の“王座”から滑り落ちてしまったのでしょう。
「でもォ、ものごとにはァ~…」
「がるっるるるぐるるがるる!」(←訳:反動っていう現象もあるよ!)
悪しき記憶を消去して
新しい自分に生まれ変わる《Reborn》技術を、
トウニン人は有しています。
その技術と結果を、
受け入れるひとと、
受け入れない――受け入れたくないひと。
受け入れたくない側の《異種憎悪主義者》たちが
事件を起こしたために、
トウニン保護局の特別捜査官ジョシュア・レノンさんは
調査を始めます、が……。
「さすぺんすゥ!」
「ぐるーるる!」(←訳:ノワールだ!)
ジョシュア――旧約聖書風に呼ぶなら、ヨシュア。
古代ヘブライ人の指導者にして
モーゼの後継者たるヨシュアと同じ名であることは、
何か意味を持つのか、ただの偶然なのか。
不穏な、事件の余波さめぬ街での捜査が、
ジョシュアさんに告げるものとは――?
「ふうゥ! おもたいィ~!」
「がるぐるる!」(←訳:重厚だねえ!)
もちろん『生まれ変わり』以外の作品も
ヘヴィー級の読み応えです。
全活字マニアさんに激おすすめしたい一冊を、
春の読書リストに、ぜひ♪