「こんにちわッ、テディちゃでス!
みとまァさァ~んッ!」
「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!応援してるよ~!)
こんにちは、ネーさです。
もうすぐWBCが開催されるせいでしょうか、
スポーツ系メディアは盛り上がっていますね。
いやでもサッカーだって負けていないぞ!ということで、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― サッカー日本代表ユニフォーム100年史 1921ー2022 ――
編者はサッカーマガジン編集部の皆さん、
2023年1月に発行されました。
『JAPAN NATIONAL TEAM 100 Years of Uniforms 1921-2022』
と英語題名が付されています。
「わおッ! ひゃくねんッ!!」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:積み重ねた1世紀!)
それは1917年のこと。
日本東京芝浦埋立地にて
日本・中華民国・フィリピンの三ヵ国による
総合スポーツ大会『極東選手権』第3回大会が開幕、
蹴球競技の日本代表チームとして参加したのは、
東京師範学校の学生チームさんでした。
この時のユニフォームは、海老茶色だったそうですが、
大会後、本格的な《日本代表チーム》結成に向けて、
《代表ユニ》も始動してゆきます。
「もッとォ、つよくゥ!」
「がっるぐるぅるる!」(←訳:もっとオシャレに!)
1921年の極東選手権では、白地に海老茶。
1925年の第7回極東選手権では、白と黒のボーダー。
そして、1930年……
第9回大会のユニフォームはようやくライトブルーに。
八咫烏(やたがらす)のエンブレムも誕生して、
現在の《青ユニ》の原型が整いました。
このMOOK本には、
1936年のベルリンオリンピック以降の
”青い日本代表ユニフォーム”が紹介されていて、
サッカーファンさんの涙を誘います。
当時は最先端の生地やデザインだったと思われる、
シンプルなブルーのユニ……
欧州へ遠征した選手さんたちは、
このユニを汗に染めながら
実力の差を痛感したことでしょう。
「いつかァ、かならずゥ!」
「ぐっるがるるぅ!」(←訳:勝ってみせるぅ!)
私たちが、
がんばれJAPAN!と声を上げ始めたのは、
おそらく1990年代あたり……?
W杯への出場が、
夢ではなく現実のものになり、
サッカーの試合を観戦することが
ぐっと身近になった時代、ですね。
「とッぱしようゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:予選の難関も!)
Jリーグの創設、
ワルドカップ、オリンピック。
日本のサッカーに多大な影響を与えた
海外の監督さんたち。
素材も、デザインも、
選手さんの底力も変容していった果ての、
現在の日本代表ユニ。
カタールW杯の印象もまだ鮮烈で、
英国やドイツから選手さんたちの躍動が
ニュースとなっている今、
日本サッカーの歴史を
あらためて振り返ることが出来る一冊は、
フットボール愛好家さんにおすすめですよ。
また、ユニの写真はもちろん、
選手さんへのインタビュー、
日本男子代表・女子代表の歴代全招集選手リストも
巻末に掲載されていますので、
日本代表について知りたい!とお考えのファン初心者の方々も、
ぜひ、覗いてみてくださいね~♪