「こんにちわッ、テディちゃでス!
もうすぐゥ~…まりおッ!」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!走れ兄弟~!)
こんにちは、ネーさです。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本公開は、
今週金曜日の4月28日から!
満を持してのマリオくん&ルイージくんの登場に拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 図説でよくわかる はじめての世界神話 ――
監修は蔵持不三也(くらもち・ふみや)さん、
2023年1月に発行されました。
《世界の8大神話》を紹介&解説するビジュアルブックです。
「はちィだいィ~しんわッ??」
「ぐーるがるるぅるるぐーるるる?」(←訳:えーとギリシャとかローマとか?)
国ごと、ではなく。
地域や年代、文化、言語、などなど、
さまざまな”基盤”から生まれいずる《神話》――
この御本では、
《ギリシア神話》
《北欧神話》
《ケルト神話》
《インド神話》
《エジプト神話》
《メソポタミア神話》
《中国神話》
《日本神話》
を、8大神話と位置付け、
神話に登場する神々、
各神に関連するエピソードも拾い上げてゆきます。
ギリシア神話……ええ、有名ですよね。
ケルトや、インドの神話も、
数多の小説、映画、絵画作品などで
目にも耳にも馴染みがありますが。
メソポタミアの神話?
「さッぱりィ、なのでスゥ!」
「がるる~る!」(←訳:知りた~い!)
紀元前3000年頃、
チグリス川とユーフラテス川にはさまれた地域に
メソポタミア文明が誕生し、
世界最古の神話といわれる
《メソポタミア神話》が創られてゆきました。
聖書やギリシア神話のルーツともされる
《メソポタミア神話》の中で
天界・冥界・地上を舞台に躍動する或る英雄さんを描いたものが、
『ギルガメシュの大冒険』。
「あッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:聞いたことある!)
古代バビロニアの文学作品『ギルガメシュ叙事詩』、
シュメール神話にもつながる女神イシュタル……
メソポタミアの神話って
現代の私たちとは縁遠いとばかり思っていましたが、
意外に近しい存在なのでしょうか。
「あはァ! こッちもォ!」
「がるる~!」(←訳:近いぞ~!)
ギルガメシュさん以上に近しいのは……
はい、《北欧神話》ですね。
マーベル映画で大スターになっちゃった
悪神ロキ、雷神トール。
特にロキさんは人気が高くて、今やほぼ主役!と言えましょうか。
そして、
オペラ《指輪》の“原作”である
『シグルスの竜退治』の物語……。
「とッてもォ、とおいィ~のにッ?」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:ぐんぐん近くなる!)
遠い海の彼方の、
はるか古代の神話が、
ふと気付けば、すぐそばに。
神話を解説する文章とともに、
見逃せないのは、
神話の名場面や神像などの図版資料です。
ドミニク・アングルさん、
ティツィアーノさん、
N・C・ワイエスさん、
アーサー・ラッカムさん他の絵画が多数収録されていて、
アート好きさんにおすすめですよ。
「あにめェすきなァおかたもッ」
「がるぐぅるるるる!」(←訳:映画ファンさんも!)
読んでも眺めても楽しい
図解《神話》をひもといて、
皆さま、壮大な古代時間旅行を、ぜひ♪