テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 瀬戸内へ、行ってみる? ~

2023-04-30 22:07:12 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 わおおゥ! きんだいちィさァ~んッ!」

「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!脱帽です~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 お見事でしたね、NHKBS『犬神家の一族(後編)』!

 こう来たか!そう読むか!なるほど!と感心させられました。

 俳優さん&スタッフさんたちにガンガン拍手を送りながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの月刊誌を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― SAVVY 2023年 6月号 ――

 

 

 現在発売中の『SAVVY(サヴィ)』6月号は、

 《瀬戸内 行こうよ!》特集号です。

 岡山県・広島県・香川県・愛媛県の観光データや

 おいしいもの情報が満載~!

 

「いいなッせとうちィ~♪」

「ぐるがる!」(←訳:西の潮風!)

 

 私たち多摩住まいの東京都民にとって

 いちばん身近な《海》といえば、

 東京湾か、神奈川・湘南エリアの海……

 東京湾は埋立地の海ですし、

 神奈川県の海は穏やかそうに見えて、

 北斎さんが『神奈川沖浪裏』で描いたように、

 実は太平洋の荒波が押し寄せる海でもあります。

 

 それに比べて、ここに載っている瀬戸内の海の、

 なんと美しく穏やかであることか。

 

「きらきらァ、ひかッてまス!」

「がるるるぐるー!」(←訳:きれいなブルー!)

 

 海を一望できるカフェ、

 修復が完了して朱赤色もいっそう神々しい厳島神社の大鳥居、

 鞆の浦の立派な常夜灯、

 直島の埠頭に佇む草間彌生さんのカボチャ、

 小豆島のオリーブソフトクリーム……

 

 あ、つい本音が漏れちゃいましたわ。

 だって、美味しそうな地産グルメも

 たくさん紹介されていて。

 

「かがわけんのォ、うどんッ!」

「ぐるるるがるーる!」(←訳:岡山県のフルーツ!)

 

 フルーツ王国と言われていますけれど、

 岡山県のオヤツといえば、

 ええ、もちろん、『きびだんご』でしょう。

 私ネーさも、あのプニプニしたお団子菓子が本当に大好きで。

 広島の『もみじ饅頭』は、

 たまに、チョコ味やチーズクリーム味のものを見かけると

 嬉しくなって買ってしまうんですよね。

 

 他にも、愛媛の『一六タルト』や、

 香川のオリーブオイル……

 瀬戸内圏は美味しいものが有り過ぎる~♪

 

「うみのォ、めぐみィ!」

「がるるぐる!」(←訳:陽光の恵み!)

 

 話をちょっと文学作品の方向に戻しますと、

 横溝正史さんの『獄門島』では

 ネーミングの印象もあって

 島の生活がとても閉塞的に思われました、が。

 

 のびやかな海の写真を眺めるに、

 実際の“瀬戸内の島の暮らし”というのは、

 海と山から得られる多彩な富があって、

 島々をつなぐ航路や交流も多々あり、

 明るく朗らか、なのかもしれない……

 と、想像させられました。

 

 海風景好きな方々に、

 歴史好きな活字マニアさんに、

 旅好きな方々にもおすすめの一冊です。

 書店さんの雑誌コーナーで見かけたら、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

  

コメント
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