《ア・ポワン》のシュークリームは……美味なり！

「おォッ！　ネーさ、これはッ！」

　いただきもの、なんですよ。テディちゃ。
　
　私たちの地元・八王子では有名な、
　いえいえ、折に触れ料理雑誌にも掲載されて
　全国的にも知られている洋菓子店さん、
　《ア・ポワン》。

　その《ア・ポワン》さんでも大人気の、
　シュークリームです！

「おいしそゥッ……♪」

　さあ、食べましょう！
　このお菓子、出来るだけ作りたてに近い状態で食べてほしい、
　のだそうですから。

「いそげッいそげッ！！」

　では、いただきまーす！

「いただきまスでスッ！」

　　　　　（パクッ）

　おお！　これは！

「ネーさ、これはッ！」

　美味しーい！

「んま～いィッ！！」　（←メントレＧの太一くん風に）

　これは、美味しい！
　本当に美味しいです！
　今まで色んなシュークリームを食べてまいりましたが、
　これは、とびきりの美味しさです！
　
　サクッとカリッの中間のような食感のシュー皮と、
　惜しみなく詰め入れられたクリームの、
　完璧なマリアージュ！
　凄い！の一言です！
　
「おいしィでスゥ♪　るんるんでスゥ～♪」

　ネーさのスイーツ探訪履歴の中でも、
　これは……シュークリーム部門のベスト３内……
　いいえ！
　ベストワンにしちゃってもいいほど！
　素晴らしく美味しいシュークリームです！

「さんせいッさんせいッ！」

　聞きましたところでは、
　《ア・ポワン》さんでは、シュークリームはお一人様１０個まで。
　夏季は製造していないそうですし、
　曜日や時間によってはお店にないこともあるそうです。
　今日これをいただけたのは幸運でした！

「うれしのでスゥ～♪」

　八王子まで来られる予定のあるスイーツマニアさんは、
　《ア・ポワン》へ、ぜひ！
　美味しいお菓子があなたを待っています！
　ネーさのお奨めは『マカロン』！
　バレンタイン時期には店頭に並ぶ筈です！

「ふゥ～、おいしかッたァ♪
　まんぞくでスゥ～」

　美味しいものを食べた日って、幸せな気分ですね。　

姉妹の追憶……夕空のお化け煙突。

　はい、本日は書籍の御紹介復活！です。
　
「ネーさ、なまけものォ！なのでス」

　失礼ですね、テディちゃは。
　お休みしたぶん頑張りますよ！
　さてではどれにしようかな～と本棚を調べていましたら……
　こちらの御本が目に留まりました。


　　　　　
　　　　　　　　　　　――　わくらば日記　――


　
　著者は朱川湊人さん、’０５年１２月に発行されたものです。
　
　題名の『わくらば』は『病葉』とも表記される言葉です。
　字の如く、病んだ葉を指すものとされていますね。

　昔むかし、その昔……そんなに遠くない昔の筈なのに、
　現在からはおぼろに霞んでしまった昭和の昔。
　東京の東部には或る名物がありました。
　《お化け煙突》と呼ばれる、４本の高い煙突が。

「おばけッ？　こわいでスゥッ！」

　いえ、お化けが出る煙突、というのじゃないのです。
　見る角度によっては４本が３本に見えたりする変わった煙突。
　ですから、お化けと称されました。

　お化け煙突からそう離れていない下町に、
　語り手であり主人公であるワッコちゃんは暮らしています。
　気丈なお母さん、
　そして、誰より優しく美しいお姉さんとともに。

　もうひとりの主人公は、
　このお姉さん。
　身体が弱く、学校も休みがちであったお姉さんは、
　不思議なちからを持っていました。

　人や、物に宿った記憶を見ることが出来る……のです。

「わァッ、ちょうのうりょくゥ、でス！」

　そうと謂うかもしれません。
　しかし、その力は両刃の剣。
　何かの役に立つこともありますが、
　ただ役に立つだけでは終わらない……
　苦痛や涙をもたらす場合もあるのです。

「ふあァ、そうでスね……」
　
　お姉さんに救けられ、
　お姉さんを援けもし、
　そうして姉妹二人が支えあっているためか、
　これを単なる《異能者の苦悩譚》として括ることは出来ません。
　ワッコちゃんの目線はすがすがしく、
　どこか恋愛小説にも似ています。
　
「おねえさんにィ、あッてみたいでスね！」

　姉の有する力を巡り、
　ワッコちゃんが追想する形で語られる物語は、５編。
　戦争の悲愴な記憶が生々しい《その当時》が
　丁寧に書き込まれています。

　お姉さんとワッコちゃん、
　それにお化け煙突を描いた表紙画がとても可愛いので、
　帯を外して画像に掲載してみました。
　御本の表紙画、
　各話の扉画を描いたのは、影山徹さん。

「これがッおばけえんとつッ！
　ほんとにふしぎィ……」

　ミステリ色も濃い物語ですので、
　昭和ものファンさんだけでなく、
　ミステリファンさんにもお奨めです！
　
　続編が出ないかなあ、と待ち続けているのですが……
　まだ、でしょうか？

「つづきィ、よみたいィ、のでスか？」

　ずっと読んでいたい、そんな物語です！　　　

２００８《サロン・デュ・ショコラ》おすすめチョコ総括！

　２００８《サロン・デュ・ショコラ》おすすめチョコレポート、
　今回は総括編として御紹介いたしましょう。

「そォかつゥ、ッてなにでスか、ネーさ？」

　まとめ、ということですよ、テディちゃ。
　さあ、どんどん行きますから
　ショコラの森で迷子にならぬよう御用心！

「ふァいッ！」

　前回・前々回のレポでは、
　　　『１００％チョコレートカフェ』の『２１４』、
　　　『マダムセツコ』の『季節の花チョコレート』、
　これらをお奨めしました。

　他に国内ブランドで注目！なのは、
　　　『サロン・ド・テ・スリジェ』の『オルタンシア＆ラーム』。
　　　４個入り（￥１２６０）の商品は、
　　　初日のお昼頃には売り切れる程の人気でした。

　　　『ベルアメール』の『ボヌールショコラ』も、
　　　伊勢丹限定だというセットが目を惹きます
　　　　（６個入り￥１５７５）。

「がいこくのはァ、どォなのでスかァ？」

　海外ブランドでは、そうですね、
　　　『セバスチャン・ブイエ』の『ショコラアソート』、
　　　これが見目良さにうっとり、でした。
　　　チョコ上面のプリント模様が可愛いんです。
　　　１２個入りで￥３１５０というお値段も魅力。
　　　自分用にも、贈り物としてもよいでしょう。

　フランス以外では、英国のショコラもなかなかです。
　　　『アーティザン・ドゥ・ショコラ』では、
　　　ミント系のチョコが英国らしさを漂わせています。

　以上は『セバスチャン・ブイエ』と『ベルアメール』を除き
　《サロン・デュ・ショコラ》でのみ購入可能、
　伊勢丹本店地下で開催されるヴァレンタインフェア（1/30～2/14）
　には出店しないそうですから、御留意を！

　明日は週末、チョコ買いに行くぞ！とお考えの方々に
　少しでも参考になればよろしいのですが……。

「がんばッて、おかいものォ、してねッ♪」

　なお、会場内の『ショコラ・バー』は行列を覚悟で！
　お昼前後はとても混雑しているようです。

「うきゃッ、はやくゥならばなくちゃッ！」

　今回で《サロン・デュ・ショコラ》レポは、ひとまずお終い――
　の予定ではおりますが、
　美味しいチョコレートを発見しましたら、
　今後もどんどん御紹介してゆきます！

「まッててねェ～！なのでス！」

　（画像は『ロッテ』のブースで活躍中？のコアラくんたち、でした）

２００８《サロン・デュ・ショコラ》おすすめチョコ・その２！

　前回に続きまして、今回も
　’０８《サロン・デュ・ショコラ》でのお奨めチョコレートを
　ご紹介いたしましょう。
　
「おいしィのが、いいでスゥよッ、ネーさ！」

　美味しさは保証つきですよ、テディちゃ。
　はい、こちらなんです――

　　　　『マダムセツコ』の、季節の花チョコレート。

　メーカーは、メリーチョコレートカムパニーさん。
　が、同社ではメリーバレンタイン５０周年記念として創られた
　『ブリランテ』というニューシリーズが今季の主力らしく、
　去年などに比べて『マダムセツコ』は展開が控えめ。
　《サロン・デュ・ショコラ》会場での品揃えも
　完璧とは言えませんでした……。

　でも、ネーさ大推薦のチョコは、やはり、こちらです！

「おはなの、ちょこ、なのでスかァ～」

　一粒￥３１５（税込）と、
　国産チョコではお高い方のお値段ですが、
　それに見合ったクオリティだと思うのですよ。
　ひとつずつに、花模様が手描きで施されています。
　とても手間を要する製品なんですね。

　花ごとにお味が違っていて、
　『うめ』は《サロン・デュ・ショコラ　パリ》で
　賞を獲得したこともあります。

「うめ、ばら、あやめ……きれェでスねッ♪」

　どの季節の花も美味しいのですけれど、
　ネーさが個人的に好きなのは『すずらん』なんです。

　実はネーさ、長いこと抹茶のお味というものが苦手でございました。
　けれど、このチョコレートを食べて感銘を受けたのです。
　抹茶って、美味しい！
　宇治抹茶とホワイトチョコレートの配合の妙！
　抹茶、いいじゃありませんか！

　それ以来ですね、
　抹茶味の御菓子を食べることが出来るようになったのは。
　大事件でした。

「だいじけん、でスかァ……」

　注意していただきたいのは、
　イベント期を除くと、
　『マダムセツコ』の季節の花チョコレートを
　常時扱っている店舗さんが少ないことです。

　お店の方の話によりますと、
　東京周辺では日本橋三越
　（新宿伊勢丹にあった店舗が三越に移動したようです）、
　羽田空港第一ターミナル。
　
　他に、名古屋では松坂屋名古屋本店。
　大阪ではうめだ阪急店。
　福岡では井筒屋小倉店。
　北海道では大丸札幌店。

　またＷＥＢでも販売しています。
　（全種類を食べた～い！という御方は
　　念のためお店へ行く前に問い合わせを！）

　『マダムセツコ』では他に、
　ショコラ　ミレジメという小粒チョコの製品もお奨めです。
　中でも生姜（しょうが）が美味しい！
　手毬に似せたヴィジュアルも可愛いんです！

「ふェ？
　しょうがァ～？？？」

　ぜひチャレンジを！のチョコ御紹介でした。

２００８《サロン・デュ・ショコラ》レポ＆おすすめチョコ！

　《サロン・デュ・ショコラ》レポ、なおも続行中です。
　今回は、会場へ行ったらこれを買いましょ！を御報告の巻。

「おすすめちょこォ！
　はッぴょ、するのでスかッ、ネーさ」

　はい、発表しちゃいましょう、テディちゃ。
　画像を御覧下さいな、
　淡いブルーのテーマカラーが特徴のブース、
　こちらは、
　《１００％チョコレートカフェ》。

「ふむふむゥ～？」

　本店は、東京都中央区京橋の明治製菓ビル１Ｆにありますが、
　《サロン・デュ・ショコラ》にも昨年来出店しているんです。
　ここで販売しているバレンタイン時期限定の、
　『２１４』バレンタインデースペシャル、
　ネーさはこれをお奨めしちゃいます！

「げんていィ～、でスかッ♪」

　２００８年の『２１４』は、
　エレガントにチェリーが薫るシャンパン仕立てのマーブル模様、
　なのだそうですよ。
　パッケージは可愛いピンクですし、
　お値段は￥３００。
　大きさは５０㎜×５０㎜×５.５㎜。
　一枚からでも購入できます。
　
　５６種類ある同シリーズのチョコは、
　￥２００～￥３００とお手頃です。
　好みの味をお選び下さい。

「わおゥ～♪　どれにしよかなッ♪」

　《１００％チョコレートカフェ》でのお奨め品は
　もうひとつ！ありますよ。
　『フレッシュチョコレートカップ』というお菓子、なんですが。

「おかしィ？」

　本店での人気商品を《サロン・デュ・ショコラ》用に
　アレンジした製品です。
　ふっくらした小さなブッセ生地の焼き菓子に、
　クリーム状のフレッシュチョコレート３種類が添えられていて、
　これが最高に美味！
　
　ブッセにフレッシュチョコレートを乗せて、
　パクッ！
　としてみて下さい！

　サクッ！　フワッ！　トロッ！

「ふきゃッ！
　しあわせでスゥ～♪」

　フレッシュチョコレートは日持ちがしないので、
　賞味期限は買った当日のみ、だそうですよ。
　こちらも￥４９４と、
　気軽に買えちゃうお値段なんです。

　（フレッシュチョコレートは日によって種類が変わります）

　さあ、週末に会場へ行かれる予定のある御方は、ぜひ！

「ネーさ、おかわりィ、ちょうだいッ！
　おおもりィ、でねッ♪」

　大盛りはないんですよ、テディちゃ……。
　
　

２００８《サロン・デュ・ショコラ》レポ・ちょっと番外編

　《サロン・デュ・ショコラ》レポ続行中ですが、
　今回はちょこっと番外編です。

「なにするのォでスか、ネーさ？」

　《サロン・デュ・ショコラ》の会場で
　いただいた冊子を御紹介しようと考えたのですよ、テディちゃ。
　はい、こちらです！


　　　　　　　　――　Ｂｏｎ　Ｖｏｙａｇｅ　――
　　　　　　　　　　　（ボン　ヴォヤージュ）
　
　
　航空会社『ＡＩＲ　ＦＲＡＮＣＥ（エールフランス）』から
　発行されている機内誌なんです。
　こちらは、一月・二月・三月の合併号ですね。
　
「ごうか、ッぽいでスよぅ～」

　さすがアートの国おフランス、
　機内誌といえどお洒落で、デザインも秀逸です。
　写真はきれいだし、
　記事は読み応えありますしね。
　広報誌にありがちな、広告の洪水もありません。
　
　特集は、
　　　　『フランス装飾美の粋』
　　　　『ルノワール追想』。

　どちらも日本で展覧会が開催される予定ですから、
　（『ルーブル美術館展　フランス宮廷の美』と
　　　『ルノワール＋ルノワール展』）
　タイアップ企画とも言えるのですが、
　一般に販売されている美術雑誌と比べても
　内容に遜色はありません。
　
　《サロン・デュ・ショコラ》会場に行かれる予定のある御方は
　忘れずにいただいて帰りましょう！

「えッ、ただでスかッ」

　はい、タダで貰えちゃうのです。

「それはッ！うれしィ～でス♪」

　もうひとつ、ショコラファンでしたら
　忘れることはないと思うのですが、
　《サロン・デュ・ショコラ》オリジナルのカタログ（パンフ？）、
　これはもう絶対に手に入れましょうね！

　ショコレティエさんの紹介、
　お奨めショコラの説明、
　４７ページを費やして贅沢に掲載されています。
　こちらも、料理雑誌と見紛うくらいの完成度です。
　２００８《サロン・デュ・ショコラ》の
　記念として、ぜひお手元に！
　ちょっと嵩張るかもしれませんが、
　そこは根性で！

「ふゥッ、いべんとッて、たいへんでスねェ」

２００８《サロン・デュ・ショコラ》レポ№２！

　はい、引き続き’０８《サロン・デュ・ショコラ》の報告です。

「ネーさァ、このひとォ、だァれでスかッ？」

　この御方は、アンリ・ルルーさん。
　フランスのショコラティエさんです。
　お客さまにサイン中のところを、パチリ、させていただきました。
　キャラメルの巨匠として有名なルルーさんのブースには
　今年も長い行列が出来ていましたよ。

「きゃらめるゥ～♪」

　他に、長～い行列ができていたのは
　《セレクションボックス》のコーナー。
　色々なお店の看板ショコラを詰め合わせたセットを
　販売しているブースは、大繁盛しておりました。

　グイド・ゴビーノさん、
　ベルナシオンさんのブースにも、
　大行列ができていました。

「どォゆゥ、ちょこォ、はやりィ、なのでスかァ？」

　今シーズンの流行は、
　フルーツ、でしょうか。

「ほえッ？」

　フルーツのピュレ、フルーツのエキス、などを使った
　ショコラが増えてきた、ようです。
　去年あたりから《サロン・デュ・ショコラ》会場で
　フルーツやハーブ類のジャム、ピュレが売り出され
　（主にフランス製が中心）、
　好評だったそうですが、
　その傾向がショコラにも取り入れられ、
　より顕著になった感じ、ですね。
　
　果物をメイン素材にしたショコラは、
　これから一層増える……と思います。

「えェ～、きゃらめるはァ？」

　キャラメルは定着し、
　より分化してゆくのではないでしょうか。
　塩の精度や産地ごとに細かく使い分けられ、
　製品化されてゆく……ネーさはそう読みましたが。

　もうひとつ、流行の兆しがあるのは……
　ムース。

　ゴディバが今季前面に押し出しているのが、
　ムースのショコラです。
　《サロン・デュ・ショコラ》参加店の中にも、
　柔らかめ、なショコラを扱っているブースがちらほら。

「テディちゃ、む～すもすきでスッ♪」

　フランス語飛び交う会場は活気に溢れていました
　（英語は少数派です）。
　チョコ好き買い物客さんよりも、
　《食》関連のビジネスマンさんたち、目立ってましたよ。
　来年、来々年のスイーツ商戦＆戦略のため、
　研究に来た方々も多かったのでしょう。

　ネーさがどんなショコラを購入してきたか？は、
　また明日改めて御報告いたしますので、

「ぐるるるゥ～♪」

　テディちゃ、よだれ、よだれ！

「はッ、しまッたでス！」

　えーと、その、お楽しみに！　

２００８《サロン・デュ・ショコラ》レポ№１！

　ふぅ～、行って参りました、
　２００８《サロン・デュ・ショコラ》！
　見渡す限りのショコラです。
　会場全体に、チョコレートの香り！

「にぎやか、だッたのでスか、ネーさ？」

　それはもう、盛況でしたよ、テディちゃ。
　降るしきる雪や雨にもめげないショコラ愛好家と
　スイーツ業界関係者さんが集結！
　今日（1/23）が初日ということもあり
　（メンバー向け内覧会もありましたが一般公開は今日から）、
　各ブースにはショコラティエさんも来ていらして、
　メディアの取材も入っていたりと、
　活気がありました。

「しゅざいッ？」

　ＴＶカメラが何台も来てました。
　きっとＴＶニュースで《今年もバレンタイン商戦開始！》
　などと報道されることでしょう。

「うきうきィ♪」

　さて、’０８《サロン・デュ・ショコラ》の傾向ですが……
　’０７年は出店していた『メゾン・デュ・ショコラ』さんが
　今年はいませんでしたね。
　それに、ピエール・エルメも……
　エルメは伊勢丹地下にお店があるから分かるのですが、
　『マルコリーニ』さん、『Ｊ・Ｐ・エヴァン』さん、
　また日本のメーカーさんも、
　お店のサイズがやや小さめ。
　これは、フェアの規模に対して
　会場が手狭になってしまったためなのでしょうけど、
　なんとなく残念です。
　来年はぜひ会場を２倍くらいに拡大して
　開催して下さい、伊勢丹さん！

「えェ～、たいへんでスよゥ」

　どのようなチョコレートがヒットの兆しにあるのかは、
　次回に御報告いたしま～す♪

「ちょびッとォ、まッててねッ！」

出発予定！（風雪にも負けず！）

　さあ！　いよいよ！
　年に一度のフェスティバルですよ！

「ど、どしたでスかッ、ネーさ、とつぜんッ？」

　明日（1/23）から、始まるのですよ、テディちゃ！
　東京は新宿、伊勢丹デパート本店にて
　《サロン・デュ・ショコラ》が開催されるのです！
　１３ヶ国より、約５５のブランドが集結する、
　『世界最大のチョコレートの祭典』だそうです！
　
　宣言！
　ネーさは、もちろん！　参戦いたします！

「はァ……そうなのでスかァ……」　　（←呆れている）

　明日は雪が降るだの積もるだの、
　恐ろしい天気予報が報道されていますが、
　負けません！
　電車が完全に不通にならない限り、
　ネーさは新宿へ向かいます。
　頑張ります！

「ふァ～、ふゥ～ん」　　（←あんまり聞いていない）
　
　画像でテディちゃが持っているのは、
　２００７年の《サロン・デュ・ショコラ》会場でいただいた
　カードです。

　今年はどんな新しいチョコ、
　新顔のショコラティエさんに会えるのでしょうか？
　とーっても楽しみです！

　という次第ですので、
　明日は書評はちょっとお休みいたします。
　代わりに、遅くなるかもしれませんが、
　《サロン・デュ・ショコラ》レポートを
　お送りする予定でおります。
　チョコレート好きの皆さま、
　少々お待ち下さいませ♪

「ふァ～いッ」　　（←やる気なし）

　テディちゃは、連れていかないことに決めました。

「ええェ～～ッ！」　　（←もう遅ーい！）

ヘヴィな５枚組ＤＶＤ・☆（星）は☆☆☆☆☆！

「ふァ～？
　ネーさ、これェ、ほん、ではないでスよッ？」

　そうなんです。
　本日はＤＶＤを御紹介してみようかな、と
　こちらの作品を持ってまいりましたのよ、テディちゃ。
　はい、どうぞ！


　
　　　　　　　　――　ブレードランナー　――
　　　　　《アルティメットコレクターズエディション》


　
　原作はフィリップ・Ｋ・ディックさん著
　『アンドロイドは電気羊の夢を見るか？』。
　映画は監督がリドリー・スコットさん、
　脚本はＨ・フィンチャーさん＆Ｄ・ピープルズさん。
　製作されたのは１９８２年のことでした。

　ＳＦ映画ファンでなくとも、この作品は御存知でしょう。
　製作から２５年を経て、いまや古典となりつつあります。

「まにあさん、おおそうでス！」

　このＤＶＤは、まさにマニアさん向けなんです。
　５枚組、というところが凄いわよね。
　内容は、

　ＤＩＳＣ１……『ブレードランナー　ファイナルカット』
　ＤＩＳＣ２……製作秘話編
　　　　　　　　『デンジャラス・デイズ・オブ・ブレードランナー』
　ＤＩＳＣ３……『ブレードランナー』ブランチ・ディスク
　　　　　　　　　（オリジナル劇場版他）
　ＤＩＳＣ４……映像特典ディスク
　ＤＩＳＣ５……『ブレードランナー　ワークプリント』
　　　　　　　　　幻のワークプリント本編

「なんだかァ、テディちゃ、めまいィ、してきたでスゥ……」

　同感ですが、ルトガー・ハウアーさんのファンとしては、
　やはり見ずにはおれません。

「えッ、しゅやくはァ、ちがうでスよッ？」

　ええ、主演はハリソン・フォードさん。
　ギャラをいちばん貰ったのもフォードさん。
　クレジットで真っ先に名前が出てくるのもフォードさん。
　なんですが、
　最も《名を上げた》役者さんは、やはり、
　ルトガー・ハウアーさんでしょう。

　初めて『ブレードランナー』を観たのはＴＶ放送でした。
　ブッとんだものです。
　
　これは、この人のための映画だ！
　なんていう名前の役者さんだろう？
　……ルトガー・ハウアー？

　衝撃的でした。
　
「ふァふゥ～、なるほどォ」

　同じように感じた方々は多い筈です。
　役者さんの名演に惹かれ、
　次に物語の魅力に惹かれ、
　虜になってゆく……。

　劇場公開から四半世紀が過ぎ、
　映像はクリアになり、
　誤訳も修正されました。
　酸性雨そぼふる未来都市は、
　いまもなお新鮮です。
　『ブレードランナー』ファンさんは、
　もう御覧になったでしょうか？
　まだなら、ぜひ！
　
　どの版がどう違うか、
　どこがカットされていたり、
　増えたパートがあったりするのか、
　唸りつつ、お確かめ下さい！

「テディちゃはァ、えーとォ、
　ざんこくしーん、にがてェ、なのでス……」