10月です! ハロウィン月です! こんにちは、ネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~♪
おつきみィもォ、ありまスよッ♪」
そうですね、夜空を見上げてみれば……おや?
雲間にはお月さまだけではなく、お星さまも!
というわけで、本日は月よりも彼方の、
《宇宙》をテーマとした御本を、どうぞ~!
―― SF英雄群像 ――
著者は野田昌宏さん、1979年に発行されました。
日本のSF愛好家さんにとってはバイブル、
いえ、日本の近代SF文学史上の金字塔!と御紹介しても
何処からもお叱りを受けない名著がこちら!です。
「えすえふゥ!
くうそうがかくゥしょうせつゥでスねッ」
SFがもっともSFらしかった時代――
それはいつの時代でしょう?
野田さんに言わせれば、それは20世紀前半の米国……
《ダイム・ノベル》と呼ばれた、
10セント貨幣1枚で買える大衆雑誌がきっかけでした。
《ダイム・ノベル》は、やがて《パルプ・マガジン》へと形を変え、
掲載される作品の中には、
宇宙を舞台にした物語が続々と登場し始めます。
太陽系を軽々と横断するロケット!
最新の科学知識を武器に
異世界の怪物と闘い、
宇宙征服をたくらむ悪人を退治する英雄たち!
マガジンの表紙には、もちろん!
きわど~い衣装の美女さんたちが!
「うきゃッ!
みごとなァ、ぷろぽーしょんッ!」
あまたのSF英雄さんが割拠する《パルプ》の世界で、
最も有名な、
そして絶大な人気を誇ったのが、
いえ、現在でも熱烈なファンさん多数が存在している作品といえば
『キャプテン・フューチャー』。
若き天才科学者『キャプテン・フューチャー』こと、
カーティス・ニュートンさん。
身体はなくて脳だけ!で生きているサイモン・ライトさん。
プラスチック製アンドロイドのオットーくんに、
鋼鉄製ロボットのグラッグくん。
彼ら『フューチャーメン』は
宇宙船コメット号を操り、
太陽系を危機に陥れる陰謀や悪漢と対決します!
「うむうむッ!
ふゅーちゃーめんのォ、おはなしはァ、
テディちゃもォうわさにィきいてるのでスゥ!」
21世紀の視点からは、
えっ?これはないんじゃない?
このエンジンでほんとにロケット飛ぶの?
と言いたくなってしまう、
しかし、昴よりもまぶしい輝きを放つ
『英雄』たちと星々の海。
レトロ、かもしれません。
時代遅れ、と笑う人もいるでしょうか。
それでも、いまなお消しようのない魅力をたたえる
SF創成期の作品を論じるこの御本、
読んだことないわ~という御方は、ぜひ!
野田さんの解説に接すれば、
ほ~ら、貴方も必ず……
「えすえふをォ、よみたくなるゥ!でスよッ」
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~♪
おつきみィもォ、ありまスよッ♪」
そうですね、夜空を見上げてみれば……おや?
雲間にはお月さまだけではなく、お星さまも!
というわけで、本日は月よりも彼方の、
《宇宙》をテーマとした御本を、どうぞ~!
―― SF英雄群像 ――
著者は野田昌宏さん、1979年に発行されました。
日本のSF愛好家さんにとってはバイブル、
いえ、日本の近代SF文学史上の金字塔!と御紹介しても
何処からもお叱りを受けない名著がこちら!です。
「えすえふゥ!
くうそうがかくゥしょうせつゥでスねッ」
SFがもっともSFらしかった時代――
それはいつの時代でしょう?
野田さんに言わせれば、それは20世紀前半の米国……
《ダイム・ノベル》と呼ばれた、
10セント貨幣1枚で買える大衆雑誌がきっかけでした。
《ダイム・ノベル》は、やがて《パルプ・マガジン》へと形を変え、
掲載される作品の中には、
宇宙を舞台にした物語が続々と登場し始めます。
太陽系を軽々と横断するロケット!
最新の科学知識を武器に
異世界の怪物と闘い、
宇宙征服をたくらむ悪人を退治する英雄たち!
マガジンの表紙には、もちろん!
きわど~い衣装の美女さんたちが!
「うきゃッ!
みごとなァ、ぷろぽーしょんッ!」
あまたのSF英雄さんが割拠する《パルプ》の世界で、
最も有名な、
そして絶大な人気を誇ったのが、
いえ、現在でも熱烈なファンさん多数が存在している作品といえば
『キャプテン・フューチャー』。
若き天才科学者『キャプテン・フューチャー』こと、
カーティス・ニュートンさん。
身体はなくて脳だけ!で生きているサイモン・ライトさん。
プラスチック製アンドロイドのオットーくんに、
鋼鉄製ロボットのグラッグくん。
彼ら『フューチャーメン』は
宇宙船コメット号を操り、
太陽系を危機に陥れる陰謀や悪漢と対決します!
「うむうむッ!
ふゅーちゃーめんのォ、おはなしはァ、
テディちゃもォうわさにィきいてるのでスゥ!」
21世紀の視点からは、
えっ?これはないんじゃない?
このエンジンでほんとにロケット飛ぶの?
と言いたくなってしまう、
しかし、昴よりもまぶしい輝きを放つ
『英雄』たちと星々の海。
レトロ、かもしれません。
時代遅れ、と笑う人もいるでしょうか。
それでも、いまなお消しようのない魅力をたたえる
SF創成期の作品を論じるこの御本、
読んだことないわ~という御方は、ぜひ!
野田さんの解説に接すれば、
ほ~ら、貴方も必ず……
「えすえふをォ、よみたくなるゥ!でスよッ」