テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 里のお山とハーブ森 ~

2009-10-23 23:13:35 | ブックス
 今日はミステリじゃありませんよ~♪
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 みすてりじゃないィとするとォ……あはッ!
 これはァ、きょうとのォ、ごほんッ!」

 はい、そうなんです。
 本日ご紹介いたしますのは、京都の、
 でも観光ガイドブックとはちょっと違う御本なのです。
 こちらを、どうぞ~!


 
           ―― ベニシアの京都 里山暮らし ――


 
 著者はベニシア・スタンリー・スミスさん、’09年4月に発行されました。
 写真&翻訳は梶山正さん、
 副題に『大原に安住の地を求めて』とあります。
 『Venetia’s kyoto Country Living』と英題も付されています。

「さとやまァ??
 きょうとのォ、まちのォおはなしじゃないィのでスかァ??」

 ガイドブックに掲載されている《京都》は、
 主に市内と、その周辺の歴史ある寺社が中心ですね。
 ベニシアさんが現在住んでおられるという大原にも、
 観光客さんが右往左往する寺院が点在していますけれども、
 ここは同時に、普通のひとが普通に暮らす土地でもあるのです。

 ベニシアさんのお家は、
 築100年にもなる古い建物……もとは、農家であったようです。

「ふむふむゥ、
 ふるいィおうちィでスねッ!」

 この古いお家に、
 どうしてベニシアさんは住まうことになったのでしょう?

 ベニシアさん、英国のお生まれです。

「いんぐらんどォ? すこッとらんどォ?」

 イングランド、でしょうか。
 ベニシアさんのお母様の実家の写真が巻頭に載っておりますが
 ……すごい!
 大邸宅ですわ!
 チャーチルさんの生家やダイアナ妃さんの実家にも遜色ない
 貴族の邸宅です!

「ひえェッ! ほんとにィ、ひえェッ!」

 そんな貴族の家系に生まれたベニシアさん、
 1960年代、世界的な流行に影響されてインドへ。
 そしてインドからさらに東へ、
 日本の地へ――

「だいりょこうゥでしたねッ!」

 日本の、京都の、大原の地に落ち着くまでの、
 さまざまな日々や出来事、
 やっと手に入れた大原での生活の豊かなひろがり……
 
 ハーブを友に、
 里山で生きるベニシアさんの笑顔は
 花のように輝いています。
 やわらかな、温かい笑顔の里へ、
 さあ、みなさまも、ぜひ~!

「きゃわゆィいらすとッ♪
 びゅてほーなァおしゃしんもォ、じッくりィごらんくだいッ♪」
 
コメント
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