テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ゴールデンなカカオグミ♪

2010-01-23 23:07:44 | 美味
「♪わんだばだばだッ♪わんだばだッ♪
 ぐみはんたァー、しゅつどうッ!!」

 えー、サンダーバードのテーマ曲に似せた怪しいBGMをありがとう、テディちゃ。
 こんにちは、出動要請されましたグミハンターのネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ! ぐる~?」(←訳:虎です! グミだって?)

 ええ、週末ですもの、
 本日は新たに釣り上げた、いえ失礼、発見いたしましたこちらのグミを
 御紹介いたしましょう。

 『ノーベル製菓』さんの
 《カカオキューブ エアーグミ》ですよ~♪

「ふむふむッ!かかおあじィ!」
「ぐるる~るる!」(←訳:チョコ味とは珍しいね!)

 『コクのあるカカオ味が楽しめるエアーグミ!』と
 黄金色のパッケージにはありますが……
 エアーって何のことなのでしょう?
 それを知るためにも、実食で~す!
 いただきます&ぱくっ!

「いただきまスゥ! ぱくッ!」
「がるる~!」(←訳:いただきま~す!)

 もぐもぐ、ふむふむ……なるほど、
 これがエアーですか。
 マシュマロの《泡》的な食感を持つグミ、と形容すべきかしら。
 ややあっさりめのカカオのお味と、この食感はなかなかお似合いです。
 グミ好きさん、ココア好きさんも、ぜひお試しあれ~♪

「んままッ!
 おいしくてェ、ぱくくッ!」
「ぐる~がる~!」(←訳:四角い形も個性的!)
「それでッ、ネーさ!
 このォきんぴかはァ、なにィでスかァ??」

 ↑画像右側の金ピカリンな物体は、
 ビタミンのサプリメントを買った折にいただいちゃったオマケです。
 ちょっと判り難いかもしれませんが、
 小判型のティッシュボックス表面には
 『合格』『開運』『必勝』そして……

 『ファイト イッパーツ!』

 と刻まれているんですよ。

「ふァいとォッ??」
「ガル~ッ?」(←訳:いっぱつぅ?)

 裏面にはあの、CMで有名な栄養補給ドリンクのロゴがありますよ。
 受験生諸君よ一撃で本命に受かっちゃえ!という応援メッセージのようね。

「ごーるどはァ、らッきーからーなのでスよゥ!」
「ぐるるるるっ!」(←訳:金ピカは縁起良さそうだし!)

 皆さま、金ピカものをずらりと集めてみました今日もご来訪いただき、
 ありがとうございました!
 どうぞ、楽しい週末を!

「じゅけんせいさんにもォ、きんぴかァぱわーをォ!」
「がるがる~っ!」(←訳:じわじわ~っと!)
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小技&大技満載!のレシピブックを♪

2010-01-22 22:58:05 | ブックス
 食いしん坊の皆さま、こんにちは、ネーさです。
 前回のおやつタイムのショコラネタに引き続き、今回もテーマは《食》!

「こんにちわゥ、くいしんぼゥのォ、テディちゃでスゥ!」
「がるる~るっ!」(←訳:同じく虎ですっ!)

 と、食いしん坊が揃ったところで、
 はいっ、本日の一冊は、こちらを、どうぞ~!



                    ―― 品川食堂 ――


 
 著者は品川ヒロシさん、’08年10月に発行されました。
 副題に『簡単でおいしい 男のちょこめし77点』とあります。

「あはッ♪ このおにィさんはァ~」
「がるるるる~!」(←訳:TVで見た顔だね!)

 ドラマやバラエティなどで御活躍中の品川さん、
 お料理好きなタレントさんとしても有名ですね。
 これは、品川さんが腕を揮った『ごはんのおかず』『缶詰おつまみ』
 『野菜をいっぱい食べよう』といった
 ワザと工夫のお料理レシピが紹介されているクックブックなんです。

「むむッ!
 いがいィにもォ、せいとうはッ!でスゥ」
「がる~、がるるる!」(←訳:肉好き、と見た!)

 そうですね。
 豚バラ肉の唐揚げ、
 豚の角煮、
 牛すじコンニャクの煮物……
 品川さん、お肉好きさんなのでしょう、
 たっぷりの肉料理を前にして嬉しそうにしている姿が眼に浮かぶようです。

 レシピはいずれも2人前を基本としていて、
 でも……うん? 2人分にしてはずいぶんと多いなぁ?と思ったのが、

「これでスねッ!
 こーらにくじゃがッ!」
「がるるるるっ??」(←訳:コーラ肉じゃがだって??)

 『コーラ肉じゃが』の出来上がり量がやや多めなのは、
 余ることを見越して作っているため、なのでした。
 残り物の肉じゃがは、合びき肉&玉葱のみじん切をプラスして、
 『肉じゃがコロッケ』のモトに!
 コロッケが余ってしまったら、
 今度は『コロッケ味噌汁』に!

 ……コロッケ味噌汁とは、初耳ですが。

「ふァ~~、ころッけがァ、おみそしるゥにィ~?」
「がるるっ!」(←訳:トリッキーだなっ!)

 他にも、すき焼きのたれを使ったブリの照り焼き、
 インスタントラーメンを帆立ミルクラーメンに、
 或いはカレーラーメンに、
 はたまた豚キムチラーメンに……と
 ギリギリの発想が婀娜(あだ)なテーブルを形作ります。
 
 ホットサンドのレシピあれこれが掲載されているページを見て、
 ネーさは『ホットサンド・マシーン』が欲しくなっちゃいました。
 我が家にはモッフルメイカーはあるんですけれど、
 ホットサンド用の調理器具はないんですよね~……。

「テディちゃもォ、ほしいィ! ほッとさんどましーんッ!」
「がるるる!」(←訳:使えそうだ!)

 ええっ?と驚き、
 時にぷぷっと吹き出しつつも、
 うん!これ作ってみたい!食べてみたいかも!と思わせてくれる
 《技能賞》な料理の御本、
 お料理初心者の男性諸氏に、
 セミプロ級を自認するお料理マニアさんにも、おすすめです!
 
「めざそうゥッ! おりょうりィふぁんたじすたッ!でスねッ」
「がるる~るる!」(ごっつぁんです!)
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とろけるキャラメルチョコ。

2010-01-21 22:50:46 | ショコラ
「みなさまッ! こんにちわッ!!
 きょうはァ、おまちかねェのォ、おやつた~いむゥ!」

 ……テディちゃ、お待ちかねなのは、
 皆さまではなくてテディちゃひとり、のような気がするんですけれど……。
 あら、えへん、失礼いたしました、こんにちは、ネーさです。

「テディちゃでスゥ!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)

 では、あらためまして、本日のうるわしいお菓子さんを御紹介いたしましょう。
 『明治製菓』さんの
 《メルティキッス 冬期限定 とろけるキャラメルショコラ》です♪

「くりみィでスかッ♪」
「がるるぅ?」(←訳:キャラメル味?)

 『濃厚な香ばしさとミルクのコクを楽しむ、キャラメルミルク』と
 パッケージに書かれていますね。
 どんなお味なのでしょうか、いざ実食!
 いっただきまーす! ぱくっ!

「いただきまスゥ! ぱくくッ!」
「がるる~!」(←訳:いただきます~!)

 ほほぉ、これは……ライトなキャラメル味ですね。
 カラメルソースのようなほろ苦さは無くて……そう、
 アイスクリームに添えるキャラメルシロップを
 ミルクチョコレートとブレンドした、というお味かしら。
 渋い大人の味をお望みの御方には物足りないかもしれませんが、
 しつこすぎず、甘過ぎず、美味しいショコラです♪
 ぱくぱくっと何個でもいけちゃいそうな……はっ!しまった!

「ぱくくッ! もぐぐゥッ!
 んまんまッ♪
 もひとつゥ、ぱくッとォ!」
「がるるるっ!
 がぷっかぷっ!」(←訳:ぱくぱくぱく……)

 えー、スタートダッシュの遅さでは定評のあるネーさ、
 またも、やられました……。
 ない……もうなくなっちゃったわ、キャラメルショコラが……。

「ふぅッ、まんぞくゥまんぞくゥ♪
 ごちそォさまでしたでスッ!」
「がるるる~♪」(←訳:御馳走さまでした~♪)

 衝撃を乗り越え、
 ショコラマニアのネーさより、世のショコラマニアの方々へ、業務連絡!
 以前に販売されていた《メルティキッス》の抹茶味が
 ファミリーマート限定で復刻販売されるそうです。
 バレンタインシーズンに合わせて売り出されるらしいので、
 《メルティ》シリーズファンの御方は
 こまめにファミマを覗いてみましょう!

「ネーさッ! おちゃッ、ほしィでスッ!」
「がる~るる~!」(←訳:コーヒーでもいいな~!)

 ……食いしん坊の皆さま、また明日!
  
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今日は……《本格》路線で!

2010-01-20 23:17:42 | ブックス
 今日はちょこっと春を先取り~♪な気候だった東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるる~!」(←訳:虎で~す!)

 気温が上がれば手足も軽くなって、屈伸運動もらっくらく~♪
 ついでに脳ミソの回路も、より軽やか~に♪
 というわけで、はいっ、連日のミステリ作品ご紹介となりました。
 本日は、こちらを、どうぞ~!


 
                  ―― 武家屋敷の殺人 ――


 
 著者は小島正樹さん、’09年11月に発行されました。
 この御本を分類するとしたら、そのジャンルは……申すまでもありませんね、
 《本格》でしょう!

「ふゥむゥ~、ずッしりィでスねッ!」
「がるる~るるっ!」(←訳:重量感ありそう!)

 物語を引っ張るのは、弁護士の川路弘太郎(かわじ・こうたろう)さん。
 川路さん、或る若い女性から
 ちょっと変わった依頼を受けることになりました。

  ――私の生家を探してほしい――

 その女性・静内瑞希(しずうち・みずき)さんは言うのです。
 『私、捨て子なんです』
 20年前の深夜、八王子市にある孤児院の玄関前で
 泣いていたところを発見されたのが、瑞希さんでした。

「えッ!はちおうじィ??」
「がるる~!」(←訳:地元じゃん!)

 ええ、多摩っ子としては思わず引き込まれちゃうストーリーですよね。
 瑞希さん、その孤児院で大切に育てられましたが、
 二十歳になったのを機に、
 拾われた時の状況を詳しく知らされます。
 赤ちゃんは小さなかごに入れられて置き去りにされていたこと、
 赤ちゃんの足元には手紙入りの封筒があったこと、
 まとまった額の現金もかごの中にあったこと……。

「ううむゥ!
 それがァ、てがかりィ、でスねッ!」
「がる~るっ?」(←訳:手紙の内容はっ?)

 家を、両親を探すヒントとなるものを、
 瑞希さんは手紙の中に探し求めます。
 しかし……住所や名字が記されているのでもないその文面からは、
 手掛かりは見出せません……。
 
 いえ、これは……そもそも手紙なのでしょうか?
 奇怪な告白文とも捉え得るその内容は……

「ふきつゥでスッ!」
「がるるるる!」(←訳:謎の匂いがする!)

 弁護士・川路さんと、
 その友人・那珂邦彦(なか・くにひこ)さんは
 僅かなヒントを頼りに瑞希さんの生家を探し出そうとします。
 お家は、何処に?
 手紙に秘められた真実とは?

 初期の島田荘司さんを想わせるミステリだなぁ、と感心しておりましたら、
 著者の小島さんは島田氏との共著でデビューなさった御方なのだそうです。
 島田さんのファンの方々、
 本格ミステリ好きな御方も、
 ぜひ一読を!
 
「ずッしりィみすてりにィ、とつげきィ!」
「がるる~がるっ!」(←訳:最終章まで集中をっ!)
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テーマは……進化論??

2010-01-19 23:06:58 | ブックス
 世の中は、現在《しょうが》ブームのようですね……
 でも!我が家ではシナモンの波が来ています。こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おすすめはァ、みるくにィ、しなもんッ!」
「がるっ! がる~るる!」(←訳:虎です! おすすめは、カフェオレにシナモン!)

 では、シナモン入りココアでほっこり暖まりながら、
 楽しい読書タイムと参りましょう。本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~!


 
                ―― 赤の女王の名の下に ――


 
 著者は汀こるもの さん、’09年11月に発行されました。
 『The Blind Watchmaker』と英題が付されているこの御本は、
 汀さんのデビュー作『パラダイス・クローズド』から続く
 《タナトス(死神)》シリーズの第5作目になります。
 
「うむッ?
 あかのォ、じょおうさまッ?
 それはァ、えェ~とォ……?」
「がるるる~っ!」(←訳:ルイス・キャロルだねっ!)

 あら、虎くんは物識りなんですね。
 ええ、『赤の女王』といえばルイス・キャロルさんの『鏡の国のアリス』……
 なのですが、
 ここでいう『赤の女王』は、一種の《たとえ》というか、《比喩》なのであって、
 実は進化論についての或る仮説を指しているのですって。

「し、しんかろんッ??」
「がるる~るる?」(←訳:これミステリでしょ?) 

 進化論がどうしてミステリと関わってくるかと申しますと――
 シリーズの前作『リッターあたりの致死率は』以来の流れ、なんですね。

 『リッターあたりの致死率は』に於いて、
 誘拐事件を解決……したはいいものの、
 情報漏洩を始めとする不祥事の責任を問われ、
 それまでエリート警察官僚の道を歩んでいた
 湊俊介(みなと・しゅんすけ)さんは、
 閑職に回されてしまいました。

 しかし、湊さん、
 受験戦争という厳しい淘汰システムを勝ち抜いてきた御方ですから、
 これくらいでメゲたりしません。

 必ず復帰してやる!
 そのためには……汚い手だって使ってやろうじゃないか!

「ひゃわァ~、きもちはァわかりまスけどォ~」
「がるるる~る!」(←訳:ヤバい予感がするぞ!)

 官僚組織のトップさんたちにも顔が効く
 ある財閥一族に取り入り、
 復帰にむけての口利きをしてもらおう!――と
 湊さんは策を練ります。

 けれど、下手な策には落とし穴がつきもの、と云いますでしょ?

「ははァ、またしてもォ、じけんッ!でスねッ」
「がるる、るるっ?」(←策士、策に溺れたか?)

 財閥一族さんの豪邸で、
 湊さんと、高校生探偵・立花真樹(たちばな・まさき)くんが遭遇したのは、
 ええ、やっぱり事件なのでした。
 進化論を論じつつ、
 探偵さんたちは、なんと!
 事件のもみ消しを謀るのですが……?

「むひゃッ?? もみけしィ???」
「がるっ?」(←訳:マジで?) 

 華麗なウンチクの幻惑を取り去れば……
 浮かび上がってくるのは、正統派本格ミステリの骨格!
 いかにも『ノベルズ』らしい探偵小説は
 ミステリ好きさんにぜひのおすすめ!ですよ。
 この一冊だけを読んでも、もちろん面白いのですけれど、
 出来ればシリーズ第一作目から順番に、どうぞ!
 タナトスくんたちの無法ぶりが……強烈です!

「ふしぎのくにのォ、みすてりィ、でスよゥ!」
「がるるる~!」(←訳:ガンバレよっ、もとエリート!)
 
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本物の恐怖、とは……?

2010-01-18 23:25:41 | ブックス
 バレンタインが近付き、あちこちのお店にショコラのディスプレイが……♪
 つい舞い上がってしまうショコラ好きのネーさです。こんにちは~♪

「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎です!)

 あるとあるゆるショコラを買い占めたい衝動をこらえ、
 今週も、いざ、読書ターイム!
 本日の一冊は……ふっふっふっ、こちらを、どうぞ~!


 
                     ―― 悪霊館 ――



 写真・解説文はサイモン・マースデンさん、’06年8月に発行されました。
 英原題は『HAUNTED REALM』、
 英副題に『GHOSTS,WITCHS and OTHER STRANGE TALES』とあります。

「……むッ?
 ほーんてッどッてェ……テディちゃ、たしかァ、でずにーらんどでェ……」
「が~るるる~るぅ!」(←訳:あ~ホーンテッドマンションのこと?)
「そォでス!
 ほーんてッ……ひゃわわわわうゥ~ッ!」(←恐怖の悲鳴!)

 あら、気が付いたのね、テディちゃ。
 そうなんです、この御本は、ずばり!
 幽霊屋敷の写真集なんです!

「ここここッ、こわいィィィ~ッ!」
「がるる~!」(←訳:怖いかもね~!)

 被写体となっているのは、英国――
 イングランド、スコットランド、南アイルランドに現存する古い館、
 修道院、庭園などです。
 マースデンさんによる写真は、
 いえ、この御本に掲載されている写真は、
 すべてモノクローム。
 白と黒の風景が、雰囲気をいっそう高めますね。
 永遠の黄昏のような、逢魔刻の世界……

「あうゥッ、たかめなくていいィのでスよゥ~」
「がるる~る~!」(←訳:雰囲気あり過ぎだよ!)

 でも、歴史モノとして読むと、
 けっこう面白いんですよ。
 表紙になっているのは『ホイットビー僧院』、
 イングランドのノースヨークシャーにある《幽霊屋敷》です。

 1890年のこと、
 劇団のマネージャーをしている或る青年が
 ヨークシャー海岸沿いにあるこの土地を訪れました。
 廃墟となっていた僧院は、彼に深い感銘を与えたようです。
 その後、青年が書き上げた小説は――
 『ドラキュラ』。
 そう、青年はその名をブラム・ストーカーといいました。

「うゥ~ッ、りあるにィ、こわいィ!」(←ぶるるっ!と身震いしています)
「がるる~っ!」(←訳:名作だっ!)

 『紙と木の文化』の日本と、
 ヨーロッパの『石の文化』との差違をひしひしと感じさせるこの御本、
 万人向け、とは申せませんが、
 ゴシック建築に興味をお持ちの方々、
 英国の歴史に興味を持っている御方、
 そして、ホラー大好き~!という御方に、おすすめです。
 ただし、そのぅ、

「うェ~んッ!
 こんやはァ、わるいィゆめをォ、みちゃいそうなのでスよゥ~!」
「がる~……」(←訳:有り得るね~……)

 という御方は、ちょこっと用心されたし!

「おしおッ、まかなくちゃッ!」
「がるるるるっ!」(←訳:御守りも肌身離さずにね!)
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くまクリーム!

2010-01-17 23:15:45 | くま
「くんかッ!くんくんッ!」
「ぐるるっ?」(←訳:くんくん?)

 何やらクマと虎がクンクンと騒々しゅうございますが、
 こんにちは、ネーさです。

「あッ、ネーさ!
 どこからかァ、よいにおいィがァするのでスよッ!」
「がるる~るっ?」(←訳:どこからだろ?)

 それはたぶん、テディちゃと虎くんの目の前にある
 ハンドクリームの香りだと思われますわ。
 『サンエックス』さんと『クラシエ』さんのコラボによる
 《Rilakkuma&Beauty リラックマ&ビューティ》の
 ハンドクリーム(ハンドトリートメント)なんですよ。
 
「えッ? これェ、おかしィじゃないィのでスかッ?」
「がるッ?」(←訳:そうなのっ?)

 可愛いリラックマちゃんのパッケージだけれど、
 お菓子ではないので食べては駄目ですっ!

「……ちょっとォ、がッかりィかもォ……」
「がる~……」(←訳:だね~……)

 えへん、食べちゃダメでも、リラックマちゃんのハンドクリーム、
 とても優秀でございますよ。
 指に擦り込むと、肌の熱でほんのりとシトラスローズの香りがいたします。
 ハチミツエッセンスとシアバター配合のクリームはのびも良くて、
 少量でも手指がしっとり……♪

「むッ! はちみつゥいりィ、でスかッ!」
「ぐる~♪」(←訳:蜂蜜かぁ♪)

 小型の容器ですので、バッグの中に入れてもかさ張りませんし、
 敏感肌のネーさが使っても、肌トラブルは起きませんでした。
 お手々が乾いてカサカサするゥ~という御方におすすめです!
 ただし、超敏感肌の御方には、まずサンプル等で試してから御使用を。
 そして、何より……
 りラックマちゃんファン必携の愛らしいデザインが良いでしょ?

「ふむむッ!
 けッきょくゥ、みためにィ、ほれちゃッたのでスねッ!」
「がるるるる~!」(←訳:外見勝負~!)
 
 関東地方の空気は乾き切っているようです。
 皆さま&闘い最中の受験生さん、しっかり風邪予防を!
 
「うがいとォ、てあらいィをォ」
「がるるる!」(←訳:お忘れなく!)
  
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空腹時には、要注意BOOK?

2010-01-16 23:17:02 | ブックス
 今日も霜柱パリンパリン、頬っぺたピリピリな東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がる~!」(←訳:虎で~す!)

 さあ、本日は週末の読書タイムに相応しい楽しいミステリを御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!


 
                   ―― 厨房ガール ――


 
 著者は井上尚登さん、’07年9月に発行されました。
 以前に御紹介しました井上さんの作品『ホペイロの憂鬱』も
 ユニークなミステリでしたが、この御本もとてもユニークで、
 なおかつ《笑》のエッセンスが効いた連作ミステリです。

「ふむふむゥ~? ちゅうぼうゥおねえさんッ?」
「がるるる~?」(←訳:料理人さんかな?)

 ええ、そうなんですよ。
 主人公の唐沢理恵(からさわ・りえ)さんは、料理人さん……の卵さんです。
 
 理恵さん、現在は料理学校に通って腕を磨く日々ですが、
 もとは歴とした社会人さんでした。
 お勤めしていたのは、警視庁の――

「わおッ!けいじさんッでしたのでスねッ!」
「がるるるっ!」(←訳:名刑事さんだな!)

 いえ、それは誤解なんです。
 理恵さんが所属していたのは、少年課で、書類整理が主な仕事でした。
 でも、料理学校の学生仲間さんたちは、そう思ってはくれません。
 警察官イコール刑事!と、理想化しているようです。
 また理恵さんが合気道の達人?であることも、
 誤解の助長となっていて、
 しかもその上に、お料理学院の名前が……
 SWAT。

「むッ! そ、それはァ……!」
「がるるるる~るっ?」(←訳:特殊部隊養成機関かっ?)

 えへん、違いますってば。
 セント・ワイズ・アカデミー・トラスト・クッキング・スクール!
 略して、SWAT、なんです。
 学院長さんはSWATという呼び名を好まないのですけれど、
 生徒も出入りの業者さんも世間も、
 SWATと呼び習わしているのです。

 厳しいカリキュラム、優秀な教師さんたち&講師さんたち、
 少数精鋭主義のSWAT卒業生の中には
 名シェフとして尊敬されている方々も多く、
 理恵さんも彼らを目標としています。

 あたしだってシェフになるんだ!

「むむゥ~……こんきょのないィじしんッ、でスねッ」
「がるる~るるっ!」(←訳:自信は大事さ!)

 自信はあるのだけれど技術は修業真っ最中の理恵さん、
 でもなぜか、いつも珍妙な事件に巻き込まれ、
 いえ、頭を突っ込むことになってしまします。
 透明になるはずのコンソメが、なぜ濁ってしまったのか?
 近所の洋食屋さんの味付けが突然おかしくなってしまったのはなぜ?
 焼き上げたパンがやたら塩からくなった理由は?
 研修先のレストランで、
 学院の調理室で、
 理恵さんの推理がピカリ!

「うゥ~むッ?
 なんだかァ、おなかがァすいてきちゃッたでス!」
「ぐるぐるぐる……」(←虎くんのお腹が鳴っている音です)

 美味しそうなお料理の場面が、あっちにもこっちにも!
 空腹時に読むのはとっても危険な御本、ですね。
 ミステリ好きさんは、どうぞお食事後のリラックスタイムに、
 ゆったりとお楽しみ下さいな~♪

「そうしまス!
 だからァ、ネーさッ!
 おやつにィ、しましょうゥッ!」
「がるる!」(←訳:賛成っ!)

 ……皆さま、体重にひびかない週末を!
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たのしき冒険旅行は……?

2010-01-15 23:03:48 | ブックス
「ふんしょッ! えいッえいッ!」
「がるるるっ!」

 ……あのぅ、テディちゃに虎くん?
 また何の騒ぎですの?

「あッ、ネーさ!
 ただいまァ、しもばしらァ、ぶッとばしィちゅうゥ~でス! とりゃッ!」
「がるるっ!」(←訳:がしがしっ!)

 ええ、今朝の東京・多摩地方は、そりゃもーう寒うございましたとも。
 霜柱だってバリバリに……って、踏んで遊ばなくてもいいですから!
 
「ちぇッ、おもしろいィのにィ!」
「がるっ!」(←訳:だよねっ!)

 冷え込む冬の気候は忘れて、さあ、本日ご紹介いたしますのは……夏のおはなし!
 こちらを、どうぞ~!



                 ―― 僕たちの旅の話をしよう ――



 著者は小路幸也さん、’09年10月に発行されました。
 『東京バンドワゴン』シリーズで知られる小路さんの、文庫書き下ろし作品です。

「あはッ!
 ふるほんやさんッ、でてくるのでスかァ~♪」
「がるる~!」(←訳:出てくるといいな!)

 いえいえ、『バンドワゴン』ファンさんにはちょっと残念なのですが、
 今回、古本屋さんは舞台とはなりませんでした。

 この御本の舞台となっているのは……
 《空の道》でしょうか。

「おそらッ?」
「がる~っ?」(←訳:大空ってこと?)

 都会からは遠く離れた山奥の、
 小さな村に住むひとりの女の子。
 彼女と、東京に住み暮らす3人の少年少女たちをつないだのは、
 赤い風船でした。

 藤倉舞(ふじくら・まい)ちゃんが、空へ飛ばしたのは
 手紙をつけた赤い風船――
 風船は偶然にも、同年代の小学生、
 芳野健一(よしの・けんいち)くん、
 喜田麻里安(きだ・まりあ)ちゃん、
 米沢隼人(よねざわ・はやと)くんの手元に届きました。
 
 舞ちゃんの手紙に応え、
 健一くんたちがそれぞれに返事を送ったことから、
 遠方の舞ちゃんと、
 東京の3人の間に絆が結ばれます。

 いつか会えたらいいね!と。

「うむッ!
 おともだちにィ、なりたいィでス!」
「がるがるっ!」(←訳:きっと楽しい!)

 となれば、夏休みを利用して、
 3人の東京っ子たちは舞ちゃんの家へと冒険旅行~♪
 一生の思い出となる黄金の夏の始まり始まり~♪
 ……そんな展開になりそうなものですが。

「えッ? ならないィのでスかッ?」
「がるっ?」(←訳:どうなるのっ?)

 健一くん、麻里安ちゃん、隼人くん、
 彼らの《家》に波風が立ち、
 冒険旅行どころではなくなってしまった、のです。
 
 互いを思い遣りつつ、
 友人を危機から救い出そうと、
 東京っ子たちは知恵を絞り、
 舞ちゃんも彼らを手紙で励まします。
 
 オトナのルール、大人の都合、
 大人たちの身勝手と闘いながら……。

「うィ!
 おとなッてェ、ほんとにィ、わがままッでスよゥ!」
「がるるるっ!」(←訳:言えてるよね!)

 『東京バンドワゴン』の世界観ともちょっぴり重なっているような、
 ほのかにミステリアスな香り漂う《冒険ものがたり》です。
 3人が冒険に踏み出す前のステップに、
 読み手さんは必ずや共感することでしょう。
 
 現役小学生さん、
 むかーし小学生だった方々にも、おすすめの一冊です♪
 
「しょうがッこうゥ、いッたことないィ、くまもォ、ぜひッ!」
「がるる~るっ!」(←訳:人間って不思議だね!)
  
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招福マグカップ♪

2010-01-14 23:26:07 | ショコラ
「むむッ?
 なにやらァ、みなれぬゥものがッ!」
「がるるっ?」(←訳:何かなこれっ?)

 えへん、おほん、今日も真冬街道猛進中の東京・多摩地方から、
 こんにちは、ネーさです。
 テディちゃ、虎くん、これはね、
 『ネスレ』さんの《Kit Kat 五角マグカップとHave a break》、
 期間限定の、受験生さん応援コーヒーブレイクセット、なんですよ。
 
「えェ~?? じゅけんせいィでスかァ~?
 ネーさはァ、じゅけんせいィじゃないィのにィ~??」
「がる~?」(←訳:だよねえ~?)

 受験生ではありませんけど、
 赤いマグカップがとっても可愛かったんですもの~♪
 合格と五角(ご-かく)をかけた五角形のロゴ入りマグカップに、
 キットカット1箱と、
 お湯を注げば出来上がり!なカフェオレ1袋もコミコミのセットですから、
 とってもお得でしょ? 
 ……あら?

「もぐぐッ、ぱくッ!
 ふむふむゥ~? 『きッとかッと』はァ、ふつーのォ、ちょこあじィ、でスねッ」
「がる~がるるるっ!」(←訳:桜が咲いてるデザインだね~ぱくっ!)

 ……いただきますも言わないで、もう食べちゃってますか。
 じゃあ、ネーさは、カフェオレを――あららっ?

「ごくごくゥ、ふゥ!
 おいしかッたでスゥ!」
「がるる~るっ!」(←訳:ご馳走さまでした~!)

 ……まあ、よろしいでしょう。
 受験生さんのための招福サクラ咲きまくれ!グッズです。
 チョコレートもカフェオレも、美味しくて何より、でしたね。
 
 トッポならぬトッパ!、
 受カルピスキャンデーや、
 眠ってもオチないのさ!コアラのマーチ、
 さらにはブドウ糖のタブレットまで。
 お店に並ぶ縁起かつぎグッズを眺めれば、
 そう、握りこぶしを固め、エールを送りたくなります。

 どうか、すべての受験生さんたちの努力が報われますように!
 受験生さんの家族の方々にも、笑顔の春が来ますように!

「ふれェふれェ、じゅけんせいィさんッ!」
「がるる~るっ!」(←訳:皆さまに幸運を!)
  
コメント
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