「こんにちわァ、テディちゃでス!
きょうからァはァ、じてんしゃッ?」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!ジロだね!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、ユーヴェのCL決勝進出が決まったので、
ジロ・ディ・イタリア観戦にも本気を出さなくては。
第100回を記念する今大会は、
サルデーニャ→シチリア→今日11日からイタリア半島へ!
初夏のイタリアの美しさに期待する一方で
読書タイムも抜かりなく、
本日はこちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― 中世英国人の仕事と生活 ――
著者はテリー・ジョーンズさん、アラン・エレイラさん、
原著は2004年に、画像の日本語版は2017年3月に発行されました。
英語原題は『Terry Jones' Medieval Lives』……
と聞いて、あれ?と思った御方!
そう、そこの貴方! わかってらっしゃいますわね!
「ふァ?? わきゃるゥ?」
「がるぐるるる?」(←訳:何を分かるの?)
実はね、著者のテリー・ジョーンズさん、
執筆家としてよりも、
もっともっと有名な、“或る顔”を持っています。
その“顔”とは……
モンティ・パイソン!
「ええッ? ぱいそんずゥ!?!」
「ぐるがるるるるる!》(←訳:あのパイソンズの!)
もともとね、
英国のコメデイー・グループ《モンティ・パイソン》のメンバーさんたちは
オックスフォードやケンブリッジ出身の頭脳優秀&明晰な方ばかりで、
ジョーンズさんは《モンティ・パイソン》の制作においても
歴史をパロディ化した作品で役を演じたり、
監督したりもしていたんです。
「じゃあァ、このォごほんもォ?」
「がるるぅ?」(←訳:コメディ?)
いーえ、コメディではありません。
真面目で、真剣な、歴史書です。
この御本が英国で出版されたのは、
同名のTVシリーズがBBCで放送された2004年のことで、
共著者のアラン・エレイラさんは
TVやラジオの歴史番組のプロデューサーさんでもあって、
つまり、著者のお二人ともが
立派な“歴史の専門家”さんです。
「ふむふむゥ! ふたりィしてェ~」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:歴史の真実を暴く!)
暴く、というと大袈裟なような気がしますけど、
ジョーンズさん、それに近いことをやっています。
私たちが持つ中世のイメージ――
それは、本当に正しいのか?
「……そうゥいわれるゥとォ~…」
「がるぐる~…」(←訳:自信ない~…)
まず、英国の中世を、
イングランドがノルマン人に征服された1066年から
ヘンリー八世がローマ教会と袂を分かち
国内の修道院を解散させた1536年までの、
470年間を、中世、と考える。
その時代、
農民は、吟遊詩人は、無法者は、修道士は、
哲学者は、騎士は、乙女は、王は、
何を考え、どんな生活を送っていたのか?
「ほんとのォ、くらしィはァ?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:予想外の想像外!)
例えば、乙女――
中世のうら若きお姫さまたちは、
どこかに閉じ込められていたり、
呪いをかけられて行動を制限されていたり、
無力で、弱い者、なイメージで
文学や絵画に登場します、が。
そんなのはおとぎ話だと
ジョーンズさんは言います。
実際の乙女たちは、
行動力あり、決断力あり、
恋愛にも積極的!
「もふふゥ! あんしんッしましたでス!」
「がるるぐるがるぐる!」(←訳:中世の人も人間です!)
映画や小説で描かれてきた中世観を、
真面目な顔をしながら
すとん!と引っくり返す
ジョーンズさんの“技あり!”な筆に
モンティ・パイソン好きな方々は
きっとニヤリ♪とさせられることでしょう。
歴史好きさん&ノンフィクション作品好きな方々にも
もちろんおすすめのこの御本、
どうかぜひ、一読を~♪
きょうからァはァ、じてんしゃッ?」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!ジロだね!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、ユーヴェのCL決勝進出が決まったので、
ジロ・ディ・イタリア観戦にも本気を出さなくては。
第100回を記念する今大会は、
サルデーニャ→シチリア→今日11日からイタリア半島へ!
初夏のイタリアの美しさに期待する一方で
読書タイムも抜かりなく、
本日はこちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― 中世英国人の仕事と生活 ――
著者はテリー・ジョーンズさん、アラン・エレイラさん、
原著は2004年に、画像の日本語版は2017年3月に発行されました。
英語原題は『Terry Jones' Medieval Lives』……
と聞いて、あれ?と思った御方!
そう、そこの貴方! わかってらっしゃいますわね!
「ふァ?? わきゃるゥ?」
「がるぐるるる?」(←訳:何を分かるの?)
実はね、著者のテリー・ジョーンズさん、
執筆家としてよりも、
もっともっと有名な、“或る顔”を持っています。
その“顔”とは……
モンティ・パイソン!
「ええッ? ぱいそんずゥ!?!」
「ぐるがるるるるる!》(←訳:あのパイソンズの!)
もともとね、
英国のコメデイー・グループ《モンティ・パイソン》のメンバーさんたちは
オックスフォードやケンブリッジ出身の頭脳優秀&明晰な方ばかりで、
ジョーンズさんは《モンティ・パイソン》の制作においても
歴史をパロディ化した作品で役を演じたり、
監督したりもしていたんです。
「じゃあァ、このォごほんもォ?」
「がるるぅ?」(←訳:コメディ?)
いーえ、コメディではありません。
真面目で、真剣な、歴史書です。
この御本が英国で出版されたのは、
同名のTVシリーズがBBCで放送された2004年のことで、
共著者のアラン・エレイラさんは
TVやラジオの歴史番組のプロデューサーさんでもあって、
つまり、著者のお二人ともが
立派な“歴史の専門家”さんです。
「ふむふむゥ! ふたりィしてェ~」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:歴史の真実を暴く!)
暴く、というと大袈裟なような気がしますけど、
ジョーンズさん、それに近いことをやっています。
私たちが持つ中世のイメージ――
それは、本当に正しいのか?
「……そうゥいわれるゥとォ~…」
「がるぐる~…」(←訳:自信ない~…)
まず、英国の中世を、
イングランドがノルマン人に征服された1066年から
ヘンリー八世がローマ教会と袂を分かち
国内の修道院を解散させた1536年までの、
470年間を、中世、と考える。
その時代、
農民は、吟遊詩人は、無法者は、修道士は、
哲学者は、騎士は、乙女は、王は、
何を考え、どんな生活を送っていたのか?
「ほんとのォ、くらしィはァ?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:予想外の想像外!)
例えば、乙女――
中世のうら若きお姫さまたちは、
どこかに閉じ込められていたり、
呪いをかけられて行動を制限されていたり、
無力で、弱い者、なイメージで
文学や絵画に登場します、が。
そんなのはおとぎ話だと
ジョーンズさんは言います。
実際の乙女たちは、
行動力あり、決断力あり、
恋愛にも積極的!
「もふふゥ! あんしんッしましたでス!」
「がるるぐるがるぐる!」(←訳:中世の人も人間です!)
映画や小説で描かれてきた中世観を、
真面目な顔をしながら
すとん!と引っくり返す
ジョーンズさんの“技あり!”な筆に
モンティ・パイソン好きな方々は
きっとニヤリ♪とさせられることでしょう。
歴史好きさん&ノンフィクション作品好きな方々にも
もちろんおすすめのこの御本、
どうかぜひ、一読を~♪