「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
むむゥ! れんじつのォ、だいィにゅーすゥ!」
「がるる!ぐるがるるるぐる!」(←訳:虎です!いま将棋界が熱い!)
こんにちは、ネーさです。
そうね、突然どうしたんだ?と言いたくなるくらい、
盛り上がりまくってますね、将棋界が。
特に明日は藤井四段の対局があるそうですから、
シロウトの私たちも、
28連勝の記録に並ぶのか?とソワソワしてしまいますが、
それまでの間合いは、さあ、読書タイムで!
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
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―― ケルン市警 オド 2 ――
著者は青池保子(あおいけ・やすこ)さん、2017年6月に発行されました。
中世の修道院を舞台にした
《修道士ファルコ》シリーズからのスピンオフストーリーの主役は、
薬草に知識に長けていることで一目置かれる修道士・オドさん。
いえ、修道士になるよりも前の、
俗人時代のオドさんです。
「いッぱんしみんッ、だッたころォにはァ~…」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:お役人さんでした!)
ドイツの都市・ケルン。
現在も、大聖堂の街として、
観光客さんに大人気のケルンですが、
中世の頃にはもう、都市の整備がけっこう進んでいたようです。
オドさんが市警として生活しているのは
14世紀のケルン。
日本では、ええと、足利幕府の時代になるのかしら?
「なんだかァ、どいつゥのほうゥがァ~?」
「がるるるるぅ?」(←訳:ススんでるぅ?)
御本の冒頭に簡単な解説が記されていますね。
当時のケルンの人口は約3万人、
14世紀半ば頃から市参事会の下部組織として
警視のもとに治安役人(警吏)が常設された――
オドアケル・ショルツさんは、
その警吏のひとりである、と。
「まじめなァ、おやくにんさんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:全力で職務遂行!)
今回、オドアケル・ショルツさんこと市警オドさんが
取り組んでいるのは、
一件の不審死事件です。
8歳の子どもが、
食中毒で命を落とした……と医師は見立てたのですけれども、
オドさんは納得しません。
食中毒にしては、おかしくないか?
「ふァいッ! おかしィでス!」
「がるぐるる……?」(←訳:真の死因は……?)
調査を続けるうち、
オドさんが気付いたのは、
或る貴族の農園の秘密。
高い塀の内、
外からは窺い知れぬ農園の奥で育てられているのは――
「ぎょぎょぎょッ??」
「ぐるぐるぅ!」(←訳:ゾクゾクぅ!)
と、ほんの少し粗筋を御紹介しただけでもお分かりのように、
この《市警オド》シリーズ、
完全に本格ミステリ!
とりわけ、シリーズ2作目となるこの御本では、
フーダニットとハウダニットが交錯し、
複雑な人間模様を織り成しています。
オドさんは農園の秘密を看破できるのか?
事件の黒幕は、誰なのか?
「さいごォまでェ、だいこんせんッ?」
「がるぐるるるー!」(←訳:目が離せないー!)
14世紀当時のドイツと日本を
思い浮かべながら、
較べてみながら読んでゆけば、
梅雨どきの憂さも忘れてしまう一冊です。
マンガはあんまり読まないんだけど~という御方も、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
おすすめですよ♪
むむゥ! れんじつのォ、だいィにゅーすゥ!」
「がるる!ぐるがるるるぐる!」(←訳:虎です!いま将棋界が熱い!)
こんにちは、ネーさです。
そうね、突然どうしたんだ?と言いたくなるくらい、
盛り上がりまくってますね、将棋界が。
特に明日は藤井四段の対局があるそうですから、
シロウトの私たちも、
28連勝の記録に並ぶのか?とソワソワしてしまいますが、
それまでの間合いは、さあ、読書タイムで!
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

―― ケルン市警 オド 2 ――
著者は青池保子(あおいけ・やすこ)さん、2017年6月に発行されました。
中世の修道院を舞台にした
《修道士ファルコ》シリーズからのスピンオフストーリーの主役は、
薬草に知識に長けていることで一目置かれる修道士・オドさん。
いえ、修道士になるよりも前の、
俗人時代のオドさんです。
「いッぱんしみんッ、だッたころォにはァ~…」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:お役人さんでした!)
ドイツの都市・ケルン。
現在も、大聖堂の街として、
観光客さんに大人気のケルンですが、
中世の頃にはもう、都市の整備がけっこう進んでいたようです。
オドさんが市警として生活しているのは
14世紀のケルン。
日本では、ええと、足利幕府の時代になるのかしら?
「なんだかァ、どいつゥのほうゥがァ~?」
「がるるるるぅ?」(←訳:ススんでるぅ?)
御本の冒頭に簡単な解説が記されていますね。
当時のケルンの人口は約3万人、
14世紀半ば頃から市参事会の下部組織として
警視のもとに治安役人(警吏)が常設された――
オドアケル・ショルツさんは、
その警吏のひとりである、と。
「まじめなァ、おやくにんさんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:全力で職務遂行!)
今回、オドアケル・ショルツさんこと市警オドさんが
取り組んでいるのは、
一件の不審死事件です。
8歳の子どもが、
食中毒で命を落とした……と医師は見立てたのですけれども、
オドさんは納得しません。
食中毒にしては、おかしくないか?
「ふァいッ! おかしィでス!」
「がるぐるる……?」(←訳:真の死因は……?)
調査を続けるうち、
オドさんが気付いたのは、
或る貴族の農園の秘密。
高い塀の内、
外からは窺い知れぬ農園の奥で育てられているのは――
「ぎょぎょぎょッ??」
「ぐるぐるぅ!」(←訳:ゾクゾクぅ!)
と、ほんの少し粗筋を御紹介しただけでもお分かりのように、
この《市警オド》シリーズ、
完全に本格ミステリ!
とりわけ、シリーズ2作目となるこの御本では、
フーダニットとハウダニットが交錯し、
複雑な人間模様を織り成しています。
オドさんは農園の秘密を看破できるのか?
事件の黒幕は、誰なのか?
「さいごォまでェ、だいこんせんッ?」
「がるぐるるるー!」(←訳:目が離せないー!)
14世紀当時のドイツと日本を
思い浮かべながら、
較べてみながら読んでゆけば、
梅雨どきの憂さも忘れてしまう一冊です。
マンガはあんまり読まないんだけど~という御方も、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
おすすめですよ♪