「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!
……ほんとォにィ~ふるゥかなァ~??」
「がるる!ぐるるるるがるる!」(←訳:虎です!降りませんように!)
こんにちは、ネーさです。
水仙のお花が道端で愛らしく咲いているというのに、
大雪が降っちゃうんでしょうか……
雨がいいなぁ雨にしときましょ!と天へのお願いもこめて、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 牧野富太郎 ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、
2017年11月に発行されました。
『植物博士の人生図鑑』と副題が付されています。
「はかせェ~!」
「ぐるがるる~!」(←訳:植物ハカセ~!)
はい、ご存知の活字マニアさんも多いことでしょう、
↑上の画像の、御本の表紙でにっこりしているのは、
牧野富太郎(まきの・とみたろう)さん(1862~1957)。
副題の通り、
《植物博士》
あるいは
《日本植物分類学の父》と呼ばれた学者さんです。
「にほんのォ、しょくぶつゥがくのッ!」
「がるるる!」(←訳:お父さん!)
学歴は、なんと小学校中退。
それでいて、理学博士の博士号を取得。
現在、牧野さんの誕生日である5月22日は
《植物の日》に制定されている、という
日本の歴代博士史上に於いても
スペシャルな“知の巨人”さん。
この御本では、
牧野さんの評伝とともに
御自身を『草木の精かも知れん』と形容した牧野さんが
精魂を傾けて作成した植物画、ノート、
牧野さんが収集した文献の写真資料などが
紹介されています。
「こッ、このォしゃしんッ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:おそるべしぃ!)
日本植物学の父たる牧野さんに関する伝説のひとつが、
お家がすごいことになっていた……!
というものなんですが、
これは、本当にスゴイわ!
自宅の標本室で標本作成中の
牧野博士のお写真が数点掲載されているんですけど、
その背後には標本(標品)の山、山、山……
「ためいきィ~しかないィでスゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:さすがは博士!)
江戸時代も末の頃、
牧野さんは四国――高知県に生まれました。
生家は裕福なお家でしたが、
チビっ子・富太郎さんの興味はすでに
家業よりも、植物学。
いえ、当時そういった学問は本草学とされていたので、
植物学なる呼称を、
その中身を、
切り拓き、耕していったのは、
まさにこのひとりの博士――牧野さんでした。
「ぱいおにあァさんッ、でスねェ!」
「ぐっるるるるがる!」(←訳:カッコいいよパパ!)
御本後半、92ページには
『花の雲で東京を埋めりゃよい』
と題された文章が収録されています。
―― 東京の都はどうしても桜の花で埋めにゃいかん ――
そんな一文から始まる牧野博士の桜考察は、
東京都民の皆さまに
ぜひ読んでいただきたい名文です。
書店さんで、図書館で、
探してみ手くださいね~♪
……ほんとォにィ~ふるゥかなァ~??」
「がるる!ぐるるるるがるる!」(←訳:虎です!降りませんように!)
こんにちは、ネーさです。
水仙のお花が道端で愛らしく咲いているというのに、
大雪が降っちゃうんでしょうか……
雨がいいなぁ雨にしときましょ!と天へのお願いもこめて、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 牧野富太郎 ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、
2017年11月に発行されました。
『植物博士の人生図鑑』と副題が付されています。
「はかせェ~!」
「ぐるがるる~!」(←訳:植物ハカセ~!)
はい、ご存知の活字マニアさんも多いことでしょう、
↑上の画像の、御本の表紙でにっこりしているのは、
牧野富太郎(まきの・とみたろう)さん(1862~1957)。
副題の通り、
《植物博士》
あるいは
《日本植物分類学の父》と呼ばれた学者さんです。
「にほんのォ、しょくぶつゥがくのッ!」
「がるるる!」(←訳:お父さん!)
学歴は、なんと小学校中退。
それでいて、理学博士の博士号を取得。
現在、牧野さんの誕生日である5月22日は
《植物の日》に制定されている、という
日本の歴代博士史上に於いても
スペシャルな“知の巨人”さん。
この御本では、
牧野さんの評伝とともに
御自身を『草木の精かも知れん』と形容した牧野さんが
精魂を傾けて作成した植物画、ノート、
牧野さんが収集した文献の写真資料などが
紹介されています。
「こッ、このォしゃしんッ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:おそるべしぃ!)
日本植物学の父たる牧野さんに関する伝説のひとつが、
お家がすごいことになっていた……!
というものなんですが、
これは、本当にスゴイわ!
自宅の標本室で標本作成中の
牧野博士のお写真が数点掲載されているんですけど、
その背後には標本(標品)の山、山、山……
「ためいきィ~しかないィでスゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:さすがは博士!)
江戸時代も末の頃、
牧野さんは四国――高知県に生まれました。
生家は裕福なお家でしたが、
チビっ子・富太郎さんの興味はすでに
家業よりも、植物学。
いえ、当時そういった学問は本草学とされていたので、
植物学なる呼称を、
その中身を、
切り拓き、耕していったのは、
まさにこのひとりの博士――牧野さんでした。
「ぱいおにあァさんッ、でスねェ!」
「ぐっるるるるがる!」(←訳:カッコいいよパパ!)
御本後半、92ページには
『花の雲で東京を埋めりゃよい』
と題された文章が収録されています。
―― 東京の都はどうしても桜の花で埋めにゃいかん ――
そんな一文から始まる牧野博士の桜考察は、
東京都民の皆さまに
ぜひ読んでいただきたい名文です。
書店さんで、図書館で、
探してみ手くださいね~♪