喫茶 輪

コーヒーカップの耳

しろうと詩『汽水湖』

2022-05-17 13:14:40 | 
女優で詩人の福永祥子さんからお贈りいただきました。
つい先日、日曜日に神戸でお会いしてお話ししたのですがねえ。



「しろうと詩」とありますが、添えられたお便りにはこうあります。
《素人誌? いいえ「知ろうと誌」です。》と。
読ませて頂きましたが、どうやら福永さんが主宰しておられるようです。
発行人にもなっておられますのでね。
十数人の同人の中で福永さん以外の方の作品は、初々しいといえば失礼でしょうか。
福永さんに新鮮味がないというわけではありませんよ。
福永さんには新鮮味の中にベテランの風味もありますので。
この作品、わたし好きです。真ん中の詩。
←二段階クリックで。
下山百合子さんの「くすり屋さんが来た」です。手触り感があって、いかにも初々しいですね。
わたしも大いに共感できます。あの時代がある種の情感を伴って懐かしく思い出されます。
ほかの皆さんも、誠実に詩に取り組んでおられて好感を持てます。

福永さんの「和音」です。
←二段階クリックで。
「時間」の動きがおもしろいです。その狭間の深い穴をのぞかせられるような。不思議な味わい。

『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。

コメント
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