喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『日本文学史』

2012-10-21 10:30:10 | 本・雑誌

一昨日、宮崎修二朗翁をお訪ねしたとき、帰りに持たされた書籍の中にこれが。
Img998

「読んでごらんなさい、面白いから」と。
古い本かと思ったら、この9月に出たばかりのものだった。
近代、現代の詩についての文学史である。
宮崎翁は以前より、「今、詩を書いている人たちは、自分の詩を書くばかりで詩の文学史を勉強しておられませんねえ」と嘆いておられた。そのお言葉を聞く度わたしも後ろめたい気持ちになっていた。けど、努力が嫌いなわたしは、いくら言われても勉強しなかった。そこで、とうとう痺れを切らした翁は、わたしでも読みやすい本を買って下さったのだ。ぱらぱらとページを繰ってみたが今更翁が読んで勉強されるようなものではない。翁の中では常識の範囲内であろう。これならimamuraでも読めるだろうと買って下さったのだ。勉強させて頂きます。ありがとうございます。

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「わが心の自叙伝・鹿島和夫」2

2012-10-21 08:52:08 | アート・文化

鹿島さんの自叙伝、2回目です。
Img997


鹿島さんの『一年一組せんせいあのね』はいい本だった。

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恐れ多くも

2012-10-20 23:50:07 | 日記

昨日は杉山平一先生のお嬢さん、初美様が。
そして今日は宮崎修二朗先生のお嬢さん、安見子様が。
わざわざご来宅下さって、恐れ多くもったいないことでした。
何故に、ということを書くのは遠慮いたしますが、いや、別に人様に聞かれて具合悪いことでは一切ありませんけどね。

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杉山平一さんを偲ぶ会

2012-10-20 18:46:27 | 杉山平一先生

明日、大阪のホテルで「杉山平一さんを偲ぶ会」がある。
200人以上が参加されるらしい。
偉い先生方がたくさん出席されるのだろう。
わたしなどは場違いなのだが、出席の通知を出している。
隅の方から偲ばせて頂こう。

昨日ご息女の初美様から頂いた『季』に「杉山平一詩抄」というページがあり、その中の「たましい」という詩。これ好きです。


   たましい

僕のこの立小便は

晴れた野原の草に沁み土に沁みこんで

やがて かげろうとなつて天にのぼり

雲となつて遠く行き

オアフ島の上に降るであろう


一滴の水も減らず

一滴の水も増えぬ

この世にあつて

どうして僕の魂も

消えることがあろう


いつの日か一匹の犬となつて

ストックホルムの丘を走り

遂げられなかつた思いに向かつて

遠く高く吠えることであろう



これは多分、昭和20年前後の作品であろう。

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「歴史と神戸」

2012-10-20 10:02:21 | 宮崎修二朗翁

昨日ちょっと宮崎修二朗翁をお訪ねしました。
咲友を連れて。
咲友を見られた翁は「大きくなったねえ。かわいいねえ」と。
ありがとうございます。
帰りにこれを10冊持たせて下さいました。
Img995
翁が代表を務めておられる「歴史と神戸」294号、最新号です。
「どなたか興味のある人に差し上げて下さい」と。
参考にもくじをご覧ください。
Img996
ご希望の方、お申し越しください。

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「父と暮らせば」

2012-10-19 20:03:38 | 杉山平一先生
詩誌「季」に杉山平一先生のご息女、初美さんがいい文章を書いておられるという情報を得て、初美さんにおねだりしました。

Img994 シンプルないい表紙だ。


 
ページ数90に満たんとする特集号である。
同人それぞれが杉山先生とご自分とのかかわりを書いておられる。
それは仕方のないことであろう。そんな中、先生のお人柄が表れている。
中に、初美さんの寄稿があり、それは別格だ。
「父と暮らせば」というタイトルもいいですねえ。
その文章は、こう始まる。


―父がこの世を去ってしまった。

 毎朝聞こえていた父の
 

 天声人語を読む声が耳に残っている。

 たどたどしく、

 でもしっかりとした声。

 最後に

 「オワリ!」と告げて

 新聞を置く。

 それから朝食が始まる。―   (行わけはakaru)

これだけで詩になっています。情景がありありと浮かびます。

約4000字の父を思う文章だが、心打たれて涙を催す。娘さんにしか書けない追悼の文だ。

明後日、大阪のホテルで「杉山平一さんを偲ぶ会」がある。参加者は200人に上ると。錚々たる人たちが集われるのだろう。わたしは、隅っこの方で偲ばせて頂くことにする。

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H谷さんが!

2012-10-18 23:45:42 | 喫茶・輪

H谷さんが亡くなられたとの情報が。84歳でした。
すでに葬儀は16日に済んでいると。
H谷さんはうちの店の当初よりの常連さんだった人。
ここ数年体調が悪くお会いすることもなくなっていた。
かつて、うちの店で、夜、店を閉めてから将棋のお相手を毎日のようにした。
Hさんは自信を持っておられたようで、将棋の話になった時に「マスター、将棋やるんか、ほんなら一ぺんやろ」と言ってお相手したのだった。それがもう10年以上前。序盤はバンバン攻められて、わたしはたじたじとなったのだが、終盤逆転勝ちを収めたのだった。それがHさんの闘争本能に火を点けた。以降、毎日のように、2,3番お相手をした。結局1000局ぐらいはしたであろうか。わたしの600勝400敗ぐらいだったか?念のため申し添えますが、公民館での対局では一回も負けたことがありません。会員が見てますのでね。
ところで、Hさんは、西宮の野球協会の理事長を長年務められ、西宮市野球界のドン、あるいは天皇と称された人でした。小さな体でしたが、人を惹きつける魅力をお持ちの人で、人間力もあり、スゴイパワーの持ち主でした。わたしが書くものにも度々登場して頂きました。
時は無慈悲に流れます。ああ。

在りし日のH谷さんです。Img135写真右端。
ここに写っている人のうちすでにお二人があちらに逝かれました。
Hさんのお若い時の写真がこれ。Img460
なにかを想像させる風貌ですね。

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「ブルーグラス45コンサート」

2012-10-18 21:45:24 | ブルーグラス
どなたなのでしょうか?店を閉めたあとでお見えになったようで、<wbr></wbr>申しわけなかったです。
「ブルーグラス45コンサート」のポスターとチラシをお持ち下さ<wbr></wbr>ったようです。郵便受けに入っているのを夕方見つけました。
先日、このブログで新聞記事を載せました。それに反応して下さっ<wbr></wbr>てのことのようです。というのも、封筒の表に「ブルーグラス45<wbr></wbr>コンサート ご紹介いただきありがとうございます」と書いてあっ<wbr></wbr>たのです。お会いしたかった。店は閉めてましたが、すぐ横の、家<wbr></wbr>の玄関のピンポンをして下さればよかったのに。残念。うちの店を<wbr></wbr>ご存知の関係者と言えば、敏雄さんぐらいなのだが…。

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退院

2012-10-18 11:30:54 | 

koh退院とkiyoからメール。
良かった。
ご心配して下さった皆様ありがとうございました。

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原稿に間違いが!!!

2012-10-18 10:10:56 | 原稿
危ないところだった。
すでに出稿した原稿だが、間違いに気付いた。11月号だがまだ間に合うだろう。
前のページでちょっと触れた竹中郁に関してのことを書いていたのだが、一部間違っていたのだ。その間違いに気付いたのは、先に書いたブログに関して改めて『私のびっくり箱』を読んでいてのこと。あわてて、「神戸っ子出版」に電話した。担当の編集長は外出中だったが、電話に出た人にお願いしておいた。そして編集長にはメールで訂正をお願いした。
今書いている、資料的なことは間違いがあってはいけない。次の号で訂正して済むというものではない。間違いだけを読んで、訂正記事を読まない人もあるわけで、それが伝わっていけば大変なのだ。
今回は、今朝の新聞記事からの関連で偶然間違いに気付いた。良かった。
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石阪春生さん

2012-10-18 08:57:10 | 

今朝の神戸新聞より。
Img990
この石阪春生さんは『KOBECCO』に毎号絵を寄せておられる人。
オシャレな絵で女性に人気がある。
石阪さんは、詩人竹中郁の甥。
竹中さんは、石阪さんがアマチュアの間は、その絵に批評を加えていたが、プロになってからは一切注文をつけなかったと。プロを尊敬しておられたのだ。
石阪さんとは一度膝を交えてお話したことがある。
その時に、竹中さんと三島由紀夫とのエピソードをお話したら「それは知らなかった」と驚かれた。
そのエピソードが『私のびっくり箱』に載っている、この話。
Img991
次のページへも続くが要点はこのページで尽くされている。



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今日も大阪へ

2012-10-17 19:38:15 | 
今日も夕方、家内が作った夕食を持って大阪へ。
孫の滉は元気なのだが、まだ退院できない。
明日の検査次第ということ。

写真は一昨日のもの。
家内も疲れて来ているので、今日は夕食を届けただけで、玄関前でサヨナラした。
そして明日は休ませてもらうことに。
わたしも少々お疲れだ。昨夜は帰って来たら10時だった。
今朝はもう少しで寝過ごすところ。
しかし、今日の運転は疲れた。神経を使った。
丁度大雨警報が出ている間運転していた感じだ。普段あまり運転することないので、43号線で大型トラックに囲まれて、夜の大雨の中での運転はしんどい。
帰ってきたら雨は小ぶりになっていた。

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「ブルーグラス45」

2012-10-17 08:57:13 | ブルーグラス

「ブルーグラス45」の記事が今朝の神戸新聞に。
Img989

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滉は元気…らしい

2012-10-16 23:42:45 | 

今日も夕方から大阪へ。滉一家の夕食を持って。
滉は元気そうにしている、ということで、病院へは行かず。

学校の担任の先生が病院へお見舞いに来て下さったと。
滉はうれしそうにしてたと。
そして、クラスのみんながお手紙を書いてくれて、持って来て下さったと。それも滉はうれしそうだったと。

あのサークルの中でおとなしく本を読んだりしていて、家に帰りたいとは言わないらしい。
入院生活をエンジョイしているようだ。咲友も読書の邪魔をしたりしないし。
しかし助かるなあ。ぐずったりしないでいい子にしていてくれて。

咲友は、昨夜私たちが帰ったあと泣いたそうだ。
滉ちゃんもいないし、お父さんも病院へ滉の付き添いで行ってしまったし、家にはお母さんと二人だけになってしまって、淋しかったようだ。
それも経験だ。

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宿儺かぼちゃ(すぐなかぼちゃ)

2012-10-16 15:40:45 | 喫茶・輪

今日また清水さんが持って来て下さいました。
宿儺かぼちゃ(すぐなかぼちゃ)です。
3,1キログラムあります。
Cimg1736←ここをクリックしてはいけません。




 

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