足湯は汗をかいた後で入ることにしましょう。ポーリン温泉を通り過ぎると「キャノピーウォーク」入り口です。ちなみにキャノピー(Canopy)は「建築物の天蓋・ひさし」「航空機の操縦席の風よけ」などという意味だそうですが、ここはどんな意味なのかな?<o:p></o:p>
写真:ポーリン温泉の源泉
山道の階段を20分ほど、汗をたらしながら登って行った先に、細長いつり橋がゆらゆら揺れていました。ひと1人がやっと通れるつり橋が、全部で4本続いています。一列に並んで歩くと橋も相当揺れますが、この狭さなので一度渡りかけると再び引き戻すことはできません。ひたすら前進あるのみ。
下を見るとジャングルが広がっていて、そのためもあり約40mという高さはあまり怖いと感じません。どちらかというとアスレチックの吊り橋みたいです。思い出すと、もっと広くて下方がはるかかなたに感じた<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>「谷瀬のつり橋」のほうがゾクゾクしたよ~。<o:p></o:p>
写真:露天風呂といっても日本のそれとは雰囲気が全く異なります
初めて聞いたのが、通常料金に加えてカメラ持ち込料として5RM(ビデオは20RMだったかな?)が必要なことです。「そんなのあり?それほど貴重な施設・景色なのかな?」という気持ちです。まあ日本でも撮影禁止の場所は多いですが、撮影料を取るところは知らないです。<o:p></o:p>
行きの登り道の先頭に立つのは60代のご夫婦ですが、足取りも軽やかで速く、後ろに続くあいよっこたちは息も切れ切れです。旅に出ると、年齢にかかわらずというか、年齢にこだわりなくさまざまな挑戦をし、楽しんでいる方々との出会いがたくさんあります。<o:p></o:p>
写真:木々が高いためか高所的恐怖は少ない感じ
先頭のご夫婦も今回は二人一緒ですが、たいていはそれぞれの趣味・関心に応じて、ひとり旅をすることが多いそうです。ご主人は登山はじめスポーツ関係、奥様は世界の秘境や珍しい旅を数多くされていて、「次の旅の予定が入っていないと落着かない」と、月に1回以上旅に出るのだそうです。<o:p></o:p>
いいなあ、だけど相当リッチじゃないとね!「これまでに家一軒建つくらいは使っているかも」と奥様はにっこりと微笑みを・・・。<o:p></o:p>
ガイドのコニーさんは「キナバル山の登山は人気があり、整備されているので挑戦してください」と薦めます。年中暑いので、コタキナバルの町の人たちも、海に行くより山に来ることが大好きなのだそうです。<o:p></o:p>
写真右:植物園で。
山頂まで続く山道の階段を5-6時間登り、その日は山小屋に泊まって、早朝の朝日を見る1泊2日コースが一般的です。「先日は89歳の日本女性に付き添いましたが、とても元気でした」と話しました。<o:p></o:p>
89歳には思わず「ウッソ~、ホント?」と言いそうになりますが、かの三浦雄一郎さんはほぼ70歳でヒマラヤ登山に成功されましたものね。とにかく「日本人のお年寄りは元気」だなあと実感します。<o:p></o:p>