あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ⑥

2014-09-08 12:02:20 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

          写真撮影日:2014/7/12~13 滋賀県琵琶湖北~醒ヶ井 

          写真上:醒ヶ井(さめがい)の地蔵川に咲く 梅花藻(バイカモ)

          ※実際には水中花の撮影は難しいので見学用を撮影

 

 またまた「脳」をテーマにした映画を見ました。8月末に公開された「ルーシー」、副題「人類の脳は、10%しか機能していない。100%覚醒した彼女は人類を救うのか?滅ぼすのか?」です。

 

 監督は「レオン」「二キータ」などでクール系ヒロインを演出したリュック・ベッソンで、今回のスカーレット・ヨハンソンもかっこいいし、映画としても面白かったよ。ときおり「なんでここの逆走が必要?超能力使えば~」とかひとり突っ込みしていたけどね~。

 

 最初にとっても怖い韓国風ギャングが登場して、「妊娠女性から抽出した合成薬品(成長剤みたいなもの?)」を密輸するために、彼女のお腹に埋めてしまいます。ところが薬品が体内に漏れて吸収されてしまうことから「脳の覚醒」が始まるのです。

 

こちらはまさに (2)生体(人間や動物)の身体および、生体のリアル脳をロボット的にする方向で、身体も脳も超人的なパワーを持つタイプです。途中では自分で脳機能を制御しますが、最後は・・・。

 

脳の覚醒が100%に近くなった時、時代を遡って、ついに人類の祖先と言われるアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)の少女「ルーシー」とつながり、映画では「新しい進化がはじまる」と言っています。

 

 これからどんな進化が始まるのかな?そもそも現代の進化がちょっと前の進化の法則とはかなり違ってきたことは想像できます。でも彼女が「自分のような人間を作ってはいけない」と阻止したことを考えると、やはり長い進化の結果である私たちの心身をありのままに大切にすることが、一番の幸せなのではないかな?と思ったことでした。

 

 ところであいよっこの脳の覚醒度は何%? 老化に向かう身としてはもう少しだけ覚醒が欲しいな、と思ったのも本音ですね~。

                                    

 このように映画のストーリーにも「脳」が扱われることが多くなり、内容的にもあながちファンタジーともいえない現状となっています。以前このブログでも取上げたNHKプレミアム・テン「立花隆が探るサイボーグの衝撃」では「脳神経科学と情報通信技術が結びついた新技術」であるBMI(Brain-machine Interface:ブレイン・マシン・インターフェイス)を紹介していました。

 

 この番組放映は2007年なので7-8年前ですが、その後米軍関係の当該番組などを見かけたことがないです。まあ、おそらくトップシークレットになっているでしょう。実際に世界中でしのぎを削っている技術分野なのですから。

 

 当時は生きているラットの脳に電極をつけてコンピューターで操作する「ロボラット」でしたが、おそらく技術は進み、電極なしで遠隔操作ができる形になっていることでしょう。

 

 近年日本でも「心で念じるだけでカーテンの開閉ができる」「オン・オフを頭のなかで考えるだけで操作できる家電(エアコンなど)」の研究がニュースになっています。また障害を持つ人が「心で思ったように操作できる車椅子」などは実用化されつつあります。

 

  このように生体脳と人工知能のセンサーとの間のやりとりが相当自由にできるようになっています。1昨年~昨年に発生した「PC遠隔操作事件」は、犯人がPCに遠隔操作で侵入し、支配・操作する事件でしたが、これが示しているのは、実は「生体脳」への遠隔操作も可能ということではないでしょうか? なにしろ人工知能は生体脳のシステムや機能を置き換えているものなのですから・・・!!!???

***続く***

 

写真:加茂神社の「居醒(いさめ)の清水」から湧出する清水。この名水は「古事記」「日本書紀」に「ヤマトタケルが病に伏したとき体の毒を洗い流した霊水」と記載されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:湖北野鳥センター近く。 ハスの内部が見えにくいので、結構撮影が難しい

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