あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

ロシア軍のウクライナ侵攻 早く停戦に! ⑨

2022-09-09 12:32:53 | ロシア軍 ウクライナ侵攻

写真:2022/1/4~6 鹿児島県甑島(こしきじま)

写真上:下甑島の南部「手打ち湾」すばらしいカーブと空と海の美しさ!

 

 

 ウクライナ南部にあるザポリージャ原発の最新情報として、IAEA(国際原子力機関)は2022/9/4、「ウクライナ・ザポリージャ原発の外部電源との接続は、予備の送電線のみになった」と次のように伝えています。

 

 常駐するIAEA視察団に対して、現地ウクライナ人技術者幹部は「ザポリージャ原発とウクライナの電源網をつなぐ送電線がまたしても遮断された。4本ある送電線のうち3本は戦闘によって損傷し、今回最後の1本も遮断された」と説明した。

 

 これについてロシア政府が任命した現地行政当局は「今回の送電線遮断は、砲撃に伴う『技術的な問題』が原因だ」とし「現在は近くの火力発電所から予備電源を原発に送る予備送電線を必要に応じて使っている」と説明した。

 

 その後9/6には「この『予備送電線』のほかに稼働している『非常用火力発電所』の燃料が不足すると緊急事態になる、と周辺住民に避難を呼び掛けている」と報じられています。

 

 これ以前に同原発には砲撃が相次ぎ、建物の屋根に穴があいたり、送電線を損傷したり、職員にも被害が及んでいます。ところが両者はいまだに「相手の仕業」と言い合っていますよね。基本的にウクライナ側には同原発を破壊するメリットはどこを探してもないと考えますが、ロシア側がなぜウクライナ側の砲撃と言い張るのか、開き直るのか、とっても不思議。

 

 確かにロシア軍にとってたとえ占領できたとしても、広範囲に及ぶ恐れのある「放射能汚染状態」は避けたいのが本音でしょう。しかし「原発を軍事基地にして、職員・住民を盾にして、ウクライナからの攻撃を避ける。原発の危険性を手中に納めて、ウクライナや世界中を脅し、『どうだ、うまいやり方だろう!』アピールをしたい」このメリットは大きいです。

 

 日本人としては「送電線の遮断」と聞くとなぜだかフクシマ原発の「外部電源の遮断」を想起して心がザワザワしてしまいます。ロシア軍の原発占拠は特に日本人の恐怖を煽り、ざわつかせるため?まさかね~。ちょっと外れますが、こう見ると「ウクライナと日本の稀有な共通点」を改めて認識します。ロシアを間に東西の端に位置する、ロシアとなんらか領土問題が存在する、そしてレベル7の原発事故。不思議な関係性です。

 

 さて以下かなり妄想入りですが、もうひとつの可能性を考えます。もし両者の言い分が正しいとすると、第三者の仕業ってこと?もしくはどちらかがコントロールできない力があるってこと?

 

 最近の「ロシア軍は当初からウクライナの原発を軍事基地とする作戦があった」とする報道に賛同しますが、個人的にチョルノービリ原発での行動について、それにしては変だな、なぜなんだ?といまだ疑問点もあるのです。

 

***  続く  *** 

 

写真上下:南端にある「釣掛崎(つりかけざき)灯台

写真下:鹿児島空港近くにある 新川渓谷

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア軍のウクライナ侵攻 早く停戦に! ⑧

2022-09-09 11:46:48 | 2022/2/24 ロシア軍ウクライナに侵攻

写真:2022/1/4~5 鹿児島県甑島(こしきじま)

写真上:「瀬尾観音三滝(せびかんのんみたき)一番下の滝(三の滝?)」

    日差しが強くて陰影くっきり。

 

 前回⑦で「…欧州もこの夏はドナウ川が干上がるほどの猛暑だと言いますし…」と書いた後、「あっ違う『ドイツのライン川』だったわ~」と書き直そうとすると、セルビアのドナウ川もやはり干ばつ被害が出ているのです。「ドナウさんあなたも?」なぜかドナウもラインもイメージは長い髪の女性ですよね~(私だけ?)。

 

 ドナウ川はほぼ100年ぶりの干ばつらしく、川底から1944年・第二次世界大戦でロシア軍が撃沈したドイツ軍艦の残骸が見つかりました。人間って年月を経ても結局同じことをしているんだなあ!

 

 また中国中部の重慶市では、長江の水位が3m下がり、600年前の石仏像3体が姿を現しました。「この仏像が見えるのは危険」と書いてあるようです。上流地域の四川省では66県で干ばつ被害があり、今後の状況では長江が干上がる心配もされています。

 

 そのために水力発電が不安定⇒不可能になっています。電気自動車の普及や停電対策など環境問題に必死になっていた中国にとって、なんとも皮肉なことに「火力発電に頼らざるを得ない状況」だそう。これは単にお隣さんだけの問題ではなく、世界は次から次と難問噴出です。

 

 そんななか一筋の光明(?)がっ。「アメリカ・テキサス州・ダイナソーバレー州立公園で、1億1300年前の大型肉食恐竜の足跡群発見!」のニュースです。同地のパラクシー川底から見つかった恐竜「アクロガントサウルス」は、推定体重7t・体長4.5mとされ、足跡には巨大な爪痕も残っているらしい。足のサイズ・形状はもちろん、歩き方や行動様式などなど、いろいろな情報が得られるでしょう。今まで全然知らなかったって?こんなことあるんだなあ!

 

 それにしてもヨーロッパや中国長江地域などでの干ばつ被害、反面パキスタン・米ミシシッピ―州などでは大洪水・豪雨被害…本当に近年、自然被害の大きさ・激しさを実感します。これほどまでに自然気象が不安定となり、多大な被害が襲っている現状です、せめて「人間の、人間による、人間のためにならない、自然環境にも良くない、戦争行為・残虐悪行は即刻停止」して欲しい。

 

 さてやっと本題にたどり着いた。

 

 もうひとつ⑦の最後に追加した「…次回はロシア軍のチョルノービリ原発占領、現在もいまだザポリージャ原発を攻撃・占拠するといった、原発に対するこだわりの強さ、これはどうして?」について、その後メディアで多く議論されていますが、さらに深刻な事態が続いています。

*** 本題に入った、と思ったら次に続くよ ***

これが一番上とその下にちょっと見えるのが二の滝 

写真上下:「甑島」の由来となった「甑(酒米を蒸す大型のせいろ蒸し器)型の巨岩) 大型船にも見えます。

 

鹿の子大橋 中甑島と中島を結ぶ クラシックな雰囲気

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする