「ああ、お母さん?」と受話器からの男性の声に、反射的に「はい」と答えていました。息子が三人いるのですが、たいてい第一声で誰だかわかります。でもこのときは「えっ?誰だろう?」と思いながら・・・。「ちょっと扁桃腺の調子が悪くて・・・」と続ける次の瞬間にすべてを理解。「ふふふっ・・・」と反応すると、突然電話は切られてしまいました。そうです。うわさの振り込めサギ!!ついにここまで来たか!
写真:旧日本軍刑務所。振り込めサギはじめ、悪いことをするとこんなところに入るんだよ!
関西のおばちゃんはだまされにくい、と言われますね。金銭感覚がシビアということもあるでしょうが、「関西弁である」ことも大きい要素なんだなと実感しました。ことばのアクセントの違いは、本能的な違和感、「ちょっとへん」を感じやすいです。もう少し聞いて、さらに録音などもすれば良かった、と後悔。
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昨日のニュースでは「今年に入って振り込めサギが急増している。5月までの被害総額約137.4億円となり、昨年同期の約1.6倍」と報じていました。手を変え品を変えて、巧妙化しているようです。今後ケータイを操作しながらのATM入金をできなくする、などの対策が取られるようですが、敵も次々と次の手を考えてくるでしょう。みなさまお互い気をつけましょうね。
写真:もっとランがたくさんあると期待しましたが、こんな感じでした。
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ところで標準語(共通語)はもちろん東京弁を基本としています。さすがに東京で話すとき、地方からの人って多少は意識していますよね。「方言をあまり出さないようにしゃべろう」などと。でも関西弁(の話し手)ってまったく「そんなのかんけーねえ」状態です。東京でも、日本中どこに行っても、さらに外国でも、もちろんサイパンでも関西弁は活きていました。<o:p></o:p>
なぜだか関西弁は目立ちます。ことばを聴くだけで、周辺にいるだけで、そこに関西人がいることが明らかになるのです。一部では、姿かたちも個性的であります。(?)<o:p></o:p>
この頓着のなさ、はなぜなのでしょう?「昔、都であった」自負心でしょうか?「関西弁が非常に使いやすい、ぴったりしている」という使い心地のよさなのでしょうか?「東京への対抗意識」もあるのでしょうか?そのあたりよくわからないですが、ともかく関西人は関西弁を愛し、堂々と自信を持って駆使している感じなのです。もちろんそんな個性・文化は大事なことですね。
写真:ホテイアオイの花?池じゅうに広がり満開でした。
あいよっこも出身の岡山県より、関西(奈良県)での生活がはるかに長くなりました。関西弁は使いやすいなあ、と思いながらもアクセントなどは難しく、すっかり染まることもできないでいます。<o:p></o:p>
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話が長くなってしまいました。サイパンの旅も残りあとわずかです。<o:p></o:p>
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