写真:2018/6/24~28 「対馬・壱岐 防人の島・聖地の島 」
写真上: 「和多都美(わたつみ)神社」 豊玉姫命(とよたまひめ)と「海彦山彦神話」の彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと) を祭神とする海宮。海中に伸びる鳥居は島民と海の強いつながりを感じる。
「わっ、ANAマイルの期限が近い、どこに行こうかな?」 選んだのはこれまで何度も行きたかったのに、なぜかご縁のなかった「対馬・壱岐」です。そもそも島めぐりは船か飛行機なのでプランやコースも複雑になり、費用も割高になりがち。さらに対馬島には「韓国観光客が多くホテルなどがうるさい」などといった噂があり、やや腰が引けていました。
今回、やっぱ行きた~い!、と思ったのはもちろん「2017/2月に偶然撮影されたカワウソ映像」です。二ホンカワウソが昭和54年に高知県須崎市で最後に確認されてから、なんと38年ぶり。「生き残っていたのか?そうであってほしい」驚きと期待で日本中が大コーフンでしたね。
「対馬のカワウソ、少なくとも3匹 韓国から漂着か」(2018/5/28 朝日新聞デジタル 川村剛志)によると「環境省がフンに含まれるDNAを解析したところ、少なくともオス2匹、メス1匹のユーラシアカワウソが生存しているもよう」という。ニホンカワウソではなかったのはちょっと残念だけど、対馬の自然は相当良い形で残っているのだなあ、と旅心をかきたてられました。
さてANA421は福岡空港にAM9:15着で、博多発ジェットフォイル「対馬・厳原(いずはら)港行」はAM10:30なので、充分時間はあります。でももし飛行機が遅れたら?とか、知らない大都市でうろうろしていたら?など心配です。時刻表をながめていて「そうだ、深夜00:05発のフェリーに乗ろう!料金も安いし、朝一番から観光を始められる」と思いつきました。ちなみにジェットフォイル¥6680、フェリー2等¥3660、2等指定席¥4480、あいよっこは寝る場所を確保したかったので指定にしました。
福岡市内を1日レンタカーで巡り、博多港近くのスーパー銭湯に入って、深夜の連絡船に乗るのもなにげに演歌風?で良かったよ~♪♪ だけどフェリー待合所は予想に反して大勢の人たちがっ。ネット情報では「もしかしてひとりだけ?」と期待したのに、指定席は満員!、8人部屋にやっと1人もぐりこんだのは想定外でした。
この深夜フェリーの良いところは、対馬・厳原港に5時ごろ到着したあと、希望者は7時まで船内でゆっくりできることです。対馬でのレンタカーは朝7時からだったので、これは嬉しかったわ~。
「対馬・壱岐 旅の概要」
6/24(日) ANA421 伊丹空港8:00―福岡空港9:15
一日レンタカーで福岡市内観光。
6/25(月) 九州郵船フェリー 博多港00:05―対島・厳原港4:45
レンタカーで島内観光 まずは北部方面へ
宿泊:島南部「美女塚」
6/26(火) 島内南部中心に観光後、フェリーで対島・巌原港15:25―壱岐・郷ノ浦港
(ごうのうらこう) ※フェリーや高速船により各島の港が違うので注意!
宿泊:港から近い壱岐マリーナホテル
6/27(水) 8:00 ホテルにレンタカーを配車してもらう
※一番行きたかった「辰の島クルーズ」が雨模様や日程の都合でかなわず ざんね~ん。 宿泊:島内唯一の温泉「湯の本温泉」
6/28(木) 壱岐島内観光後、ジェットフォイルで芦辺港14:25―博多港15:30
ANA428 福岡空港17:30―伊丹空港18:40
フェリーのラウンジを使えるのも魅力。ここは空いていた。
「万関橋(まんぜきばし)」1901日本海軍が戦艦の通路として造った人工瀬戸にかかる
赤い橋から、瀬戸を走る船。
満開のねむの花。かなり濃い赤・ピンクだね。
下はクローズアップ
「和多都美(わたつみ)神社」根がむきだしのマツも神木
普通のシオカラトンボ(と思うけど)しっぽになにか模様が
「野生生物保護センター」が、あああ定休日。つしまヤマネコに出会いたかった~
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