写真撮影日:2014/11/19
真上:この旅のベストワン! 逃げるメスと追っかけるオス?
見ていると想像が広がります。
「金澤翔子美術館」はダウン症ながら書道の天才である金澤翔子さんの美術館です。TVなどで見たことがあるので行ってみましたが、「水曜日は休日」で残念! 和風の美術館の外観はとってもりっぱです。また近くの麦とろご飯の「とろろ屋半兵衛」も同じく水曜はお休み。ガクッ。みなさまは確認をしっかりね。
ところが夏井川渓谷と背戸峨廊(せとがろう)に行く途中に嬉しい出会いがありました。中洲にいる白い鳥は?ええっ、白鳥ではないの? こんなにたくさん? 猪苗代湖の飛来地では全く音沙汰無しだったので、とたんに胸の鼓動が大きくなってきました。
すると突然のように白鳥たちが「グワアア、クワアア」と騒ぎ出して追いかけっこをしたり、輪になって踊ったり?(なんせバレー「白鳥の湖」もあるし・・・)しています。静かに泳いでいるよりダイナミックで嬉しいなあ。全部コハクチョウみたいですが、きっとリラックスしているのでしょうね。
後でここが「小川町三島地区・白鳥飛来地」だと知りました。周囲には「白鳥公園」があり散策もできるようで、ゆっくりしたかったなあ。でもネット検索では「以前は300羽くらい来ていたが、2013年には50~60羽に激減した」という情報もあり、ちょっと心配です。
さらに先に進むと紅葉で有名な夏井川渓谷が見えてきます。当然ながら紅葉はほとんど終了ですが、ちらほら残っている樹々がとってもありがたい。この夏井川の支流である江田川を遡ると中流付近に「背戸峨廊」があります。
この難しい名前は詩人・草野心平によってつけられ、「背戸」は隠れた所、「峨廊」は美しい岩壁の意味、とのことです。トレッキングコースには深い沢や美しい岸壁、滝・淵などが連続して続いているようですが、ああまたしても時間がないので入り口付近だけ。またまた心残りです。
駆け足でいわき市を巡り、最後には再び小名浜港に戻ってきました。夕暮れも近く「今日は夕焼けが見られそう」と、「中之作漁港」(中之作水産加工業共同組合のHPはこちら)に行きました。
かつては遠洋漁業の拠点であり、カツオやサンマが大量に水揚げされましたが、現在は風評被害に悩まされながら試験創業などを行っています。港や周辺ではまだクレーンがたくさん伸びて建設中の建物も多いです。
・・続く・・・次回は最終回・・・・
写真:輪になってダンス?会議? 「白鳥の湖」のバレーって写実的だったのね。
写真:「背戸峨廊」の入り口付近
写真右:紅葉まっさかりの美しさを想像させる「夏井川渓谷」
写真下:「中之作漁港」の夕焼け
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