写真:千座の岩屋(ちくらのいわや)も奇岩が並び、
洞窟の狭い入り口を入ると千人が座れる空間が広がる。
「種子島」といえば、「鉄砲・宇宙ロケット発車地・サーフィン」というのが私の三大イメージです。最近では普天間基地代替地として「馬毛島」がメディアに取り上げられたことも記憶に新しいところです。
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無人島と言われるその島は西之表港の目前にありました。港には「馬毛島 米軍基地 絶対反対!」という類の看板がたくさん目に付き、その隣には「馬毛島に自衛隊を誘致しよう」という看板も並んでいます。(写真左)
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自衛隊はウエルカムだけど、米軍は絶対反対!となるのは、沖縄で米軍が起こした少女に対する性犯罪などの影響があるようです。島の発展と日常生活の安心・安全を秤にかけると、「日本の法律が適用されない存在」が大きなネックとなるのは当然でしょう。<o:p></o:p>
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<o:p></o:p>普天間基地移設に際して、政府はこうした「米軍の治外法権」についてもっと議論する必要を感じるのですが? だけど外交や国防について簡単にはいかないのが現実なのでしょうか?
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さて島を一周するべく、北端の喜志鹿崎灯台を経て南下すると、サーフィンではとびきり有名な「鉄浜海岸」があります。波乗り人発見! 冬のさなかにもかかわらず、波に乗っているサーファーが数名、遠目にも楽しそうです。(写真上)
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東側の海岸には、荒波に洗われた岸壁や奇岩・洞窟が造りだす美しい景観が数多くあります。馬立ての岩屋(またてのいわや)もそのひとつ。
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「馬立て」の由来は「修験道の犬神使いであった第十代島主・種子島幡時(はたとき)がこの洞窟で修行中に忽然と姿を消し、彼の愛馬だけが洞窟の前で主人の帰りを待っていた」(案内看板)という伝説から来たと伝わっています。
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「幡時が消えた数日後、中種地区にある宝満池に彼のすげ笠が浮かんだ、という話もあり、ここと数キロも離れている池はつながっているらしい」と教えてくれたのは長浜フミオさん(75歳・写真上)です。
写真右:馬立ての岩屋洞窟の中から海を・・・。
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(長くなってしまうので、続きは近日アップします)<o:p></o:p>
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