写真:手前にモンシロチョウがいるよ
次の日、9月5日は曇りながらどこか清々しい、まさに台風一過の朝です。市内からループ橋を経て、信州一のパワースポットと言われる戸隠高原・神社に向いました。
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「おーっ、そば畑発見!」 そばの花が白く霞んでじゅうたんのように広がっているのが見えます。戸隠といえばもちろん「戸隠そば」ですが、まずは食べるより撮るが先。夢中になって撮影していると、近くで農作業をしているご夫婦が目に入りました。
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写真:そば畑の近くで。背中側の美しい瑠璃色を写したくて・・・。
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「そばの花が満開ですね~!」などと話していると、奥様が「いつ帰るのですか?食べますか?」と収穫したトマトやきゅうりをどっさり袋に入れてくださいました。無農薬栽培で、近くの直売所で売るのだそうです。
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トマトは翌日の栂池高原と翌々日のアルペンルート室堂(むろどう)の頂上でたいへん美味しくいただきました。新鮮なものを食べることが命だから、残りはホテルのフロントの方におすそ分けしました。戸隠のシミズさま、思いもかけないみずみずしいお野菜をありがとうございました。
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写真:小雨の鏡池
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戸隠神社は,本社である「奥社」はじめ「中社・宝光社・火之御子社・九頭龍」の5社で成り立っています。
創建は遥か二千年余前にさかのぼり、神話の「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」にまつわる話として、「大御神が天の岩戸に隠れたとき、その扉をこの地まで投げた」という伝説が残っています。だから戸隠しなのですね~、なるほど。
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そして大御神は高天原(タカマガハラ:各地にいわれがありますが、本命はやはり宮崎県高千穂でしょう)で、アメノウズメが楽しげに踊っているさまを見ようと扉を開け、それをこの地まで投げたのですね~。
なんで投げたの?なんでここに?などの疑問はさておき、そんな想像力が豊かで面白いです。
写真:戸隠神社の奥社「隋神門」
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</o:p>まず神社の周辺にある観光スポット「鏡池」に行きました。お天気が良ければ水面に映る戸隠連峰も見えず、紅葉にもまだ早く、ちょっと残念。
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でも本社である「奥社」の参道を歩き始めると、時おりパラつく小雨がいっそう静かさや荘厳な雰囲気を増しているようです。奥社入り口を抜け約20分、ちょうど中間地点にあるかやぶきの「隋神門」は、邪悪なものを防ぐ結界門です。
写真:大杉に大きなうろ
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その先には樹齢400年と言われる杉並木が700mほど続き、中には大きなウロが口を開けていたり、どうみても豚の横顔に見えたりする、ユニークな形も立ち並んでいます。
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降りる途中に隋神門から右手に入ると「戸隠森林植物園」の遊歩道です。秋の季節の草花には白いものが多いのでしょうか? ねこじゃらしのようなサラシナショウマ、小花が集まったハナウドなどの白色、それにアザミやオヤマリンドウのうす紫色が混じっています。ここは野鳥の宝庫でもあるそうです。
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霊験あらたかなお参り、神社への参道、頂上の山々の景色、おいしい湧き水、咲き誇る季節の草花・・・、いずれをとっても心身が再生する効果満点なのです。
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写真:三本つながった杉には豚の横顔???<o:p></o:p>
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