あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

ロシア軍のウクライナ侵攻 早く停戦に! ⑰ 

2023-06-02 16:18:37 | ロシア軍 ウクライナ侵攻

写真撮影日:2023/3/24  高知県仁淀川町「ひょうたん桜公園」

ひょうたん桜:樹齢約500年、樹高約21m、根回り約 6m、県の天然記念物のエドヒガン古木 つぼみがひょうたんに似ているところから名づけられた 天に向かう大きさ、優しい枝ぶりに風格がある

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 侵攻開始時にプーチンは「ロシア帝国100年の歴史書を熟読し作戦術を学んだ」と言い、行くも停めるも「プーチンの戦争」とされたけど、経過を見ているとなぜかプーチン自身は戦いの現況をあまり見ていない、タイムリーに作戦を立てていない雰囲気もあり、存在感が薄くなっている今日この頃です。

 

 だとしてもいわば一介の軍事会社社長による「軍事態勢の弱体化や分裂を示す発言」を、雇い主である国のトップや高官たちは許すものなの?普通の人たちがデモに参加しただけで、逮捕・拘留されたりするのに…。現在のロシアにとって実践的な戦力が必要不可欠だとしても、どこか弱腰に思えてきます。

 

 今思えばブチャで行った凄惨な虐殺では、「外国人部隊が行った」といった住民の話があったし、占領した地域での「ロシア編入住民選挙」で強引に推し進めたと言われるなど、実際にはワグネルはじめ約25社の民間軍事会社が、汚い戦争犯罪や強引な行為を行ってきたのでしょう。(原発占領に関しては次)

 

 プリゴジン氏の躊躇のない迫力ある態度を見ていると、なんらか後ろ盾(バックボーン)があるの?と思えないこともないけど…。そういえば世界中から不足する戦闘員や兵器を手配し、4月下旬に起きた「スーダン国軍VS準軍事組織:即応支援部隊(RSF)」では金の発掘権にからみ介入するなど、活動がグローバルであり、そしてSNSなどネット活動も長けているみたいだし…。

 

 一方ロシア正規軍に関する報道は「兵士不足なので、強制的に徴兵を行う」、「徴兵された兵士たちは経験・戦意不足のうえ、団のまとまりもなく、戦死、逃亡、捕虜になる人も多数」、「そもそも徴兵対象者が大量に国外脱出」などから、いったい正規軍の大意・戦意はどのくらいあるの?まさか塹壕掘り主体ではないでしょうが…?というイメージを持ちます。

 

 結局ロシアはかつてのクリミア占領をお手本に「特別軍事作戦は短期間で完了する」を夢に見過ぎて、これが想定外になってしまいました。実はそれほど戦争態勢への準備も戦術もなかったことが露呈しました。ロシアの「世界第二位の軍事大国」という前評判は、長引いたことで崩れ去りました。

 

 ワグネル・プリゴジン氏は4/21に「6/1にはワグネルはウクライナの戦線に1人もいないだろう」と約2か月間の撤退を示唆し、主力となっていた東部バフムトについて「公約した土地はすべて制圧した。今後進軍しない」と主張しました。それに対して露国防省は「戦力低下を避けるため、ワグネルの撤退を全力で阻止するだろう」との見方を示しました。

 

 民間軍事会社のなかでも有力なワグネルの撤退は、戦線にどんな影響を与えるのでしょうか。

 

写真上:ひょうたん桜の周辺・背景もフォトジェニック

    地区人々の努力があるよね。ただこの日は青空がっ、ちと残念!

写真上:つぼみが細身のひょうたんで、花は小柄で可愛い

写真上下:「ひょうたん桜公園」内には多彩な桜が競う

写真上:「宇宙桜」  2008年に同町小学生がひょうたん桜の種200粒採取し、米NASAに送 った。スペースシャトルに搭載され8か月半宇宙を旅した後、170粒が返還され、そのうち4本が発芽し大切に育てられている。


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