写真撮影日:2015/4/10
写真上:和良川に泳ぐこいのぼり
「岐阜めぐり」2日目(2015/4/10)の朝方、小雨模様なので飛騨川を遡る予定を変更して、郡上八幡市に向かいます。まずは小高い山頂にある「郡上八幡城」です。
お城といえば、5/15日に「島根県松江市の松江城天守が国宝に!」というおめでたいニュースが流れました。天守が国宝に指定されるのは、なんと63年ぶりです。その結果、最近修理が完成した姫路城をはじめ、国宝のお城が4城→5城となりました。
日本全国で江戸時代以前の天守が残っているお城は、国宝5城を含めて12城あり、「現存12天守」と呼ぶそうです。記録に残っているだけでもお城の数は25000城!とされることを考えると、原型をとどめるのは相当難しいことなのですね。
あいよっこはお城ファン・城マニアではないですが、近くにある奈良県高取町の「高取城址」は大好きです。残っている巨石の石垣がまさに「荒城の月♪」の世界なのです。だけどヘビが多いのでご注意!もしかして「簡単には近寄れないように放していたなごりでは?」と思ったりして・・・。
さて愛宕公園の桜は満開でした。「郡上八幡城」の城主・遠藤慶隆がお手植えされた樹齢400年の「墨染めの桜」も美しく咲いていました。「谷汲山・薄墨桜」と、この「墨染め桜」もなにか関係があるのかな?公園からは愛宕山に登るハイキングコースが続いています。
そして道路沿いで見かけた「そば八」でランチをしました。太めでこしのある田舎そばです。「近くにある『大滝鍾乳洞』と『美山鍾乳洞』どちらがおすすめですか?」と聞くと、「大滝のほうが良いですよ」と割引券を頂きました。
大滝鍾乳洞に登っていくに従い、山からはむき出しの岩石がせり出し、川は雪解け水で白いしぶきを放っていて、「さっすが飛騨川(木曽川の上流)って急流だなあ」と実感します。
鍾乳洞の入り口までケーブルカーで登るのが面白いよ~。たったひとりです。約700mのコースには多彩な鍾乳石が現れ、なかでも落差30mの大滝は地底滝としては日本一といわれます。この鍾乳洞には未開部分が多くあり、さらに開発されるのかな?興味をそそられます。
鍾乳洞から下呂方面に向かう道中にある「ロマン伝説とオオサンショウウオの里 和良町」には「鬼伝説」が伝わっています。「鬼の頭蓋骨」なるものを見たかったですが、時間もなく残念! 和良川沿いの桜並木を背景にしたこいのぼり軍団が気持ち良さそう~~~でした。
*** 続く ***
写真:「郡上八幡城」からの眺めがおすすめ
写真右:地底滝がある大滝鍾乳洞
写真下:いろいろな形の鍾乳石。
写真:「乙姫様の大蛇伝説」の蛇穴は鍾乳洞の先端(末端?)
写真下:そば八でランチ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます