写真撮影日:2023/6/26~30 秋田県の清流を探して
写真上:美郷町(みさとちょう)の湧水群のうち六郷湧水群のひとつ
街じゅういたるところに美しい湧水景観があふれている
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オープンAIが2022/12月に「チャットGPT(生成AI)」を公開後、1年半が経過しました。当初からその検索スピードの素早さ、言語能力の高さ、返答の妥当性などに世界中が感嘆して大ブームを引き起こし、2か月間に約1億人がユーザーになったといわれます。その後生成AIはさまざまな分野に広がり、性能も日毎に高度化され、メリット・デメリット含めて世界中に技術的・システム的・政治的・経済的…多様な影響を与え続けています。
当然ながら技術が一夜にして完成したわけではなく、長い間の研究や試行錯誤があったのでしょう。私が学んだ2000年代から20数年経過している今、「満を持してこの形で公開されたのだなあ。授業で知ったあれってこんな技術で、そんな効果を持っていたのね!」と実は驚きました。
授業と言ってもディープラーニングの初級レベルです。たとえば「教師有りデータを使って、ネコやリンゴなどの画像認識を行う」という段階でしたが、「こんな形で始まった」とも言われます。
そもそもいつ頃、誰によって始まったのかな?「機械学習の発展」を調べてみました。「深層強化学習」(KK電通国際情報サービス・小川雄太郎氏)サイトによると「ニューラルネットワークの原形は『マッカロック・ピッツ モデル』で『形式ニューロン』とも呼ばれ、ニューロンの活動を数理的に最も単純に模倣したモデルで、1943年に発表された」そうです。マッカロックは外科医・神経科学者で、ピッツは数学者という異色コンビでした。
この「マッカロック・ピッツ モデル」をたくさんつないで多層にすれば、さまざまな入出力関係を再現でき、関数として使えるのではないか、と考えたのが米国・心理学者のフランク・ローゼンブラット(Frank Rosenblatt)で、「パーセプトロン」と名付け1958年に発表しました。「入力→中間層→出力」というパーセプトロンを多層つないだのが「ニューラルネットワーク⇒ディープラーニング」となります。
このような1960年代のニューロンの活動を模したパーセプトロンモデルの出現で、世界中が熱狂し「第一次ニューラルネットワークブーム」となりました。(※その後の詳細は同サイトを参照ください)
ニューラルネットワークは機械学習の1分野ですが、1940年代から始まったニューラルネットワークの発展は、つまりAIの発展と並行しているようです。
「AIブームの歴史」を振り返ると、「ニューラルネットワークからディープラーニングへ①」では次のように記しています。「1950年代から始まった第1次AIブームは、『フレーム問題・トロッコ問題』といった矛盾やジレンマの提起により1960~70年代下火になりました。次に1980~1990年代、ソニーのロボット・アイボなどに代表される第2次AIブームが起きました。(中略)現在は2000年頃からの第3次AIブームです。大きく異なるのはインターネット上にあるビッグデータを入力し、『ニューラルネットワーク』というアルゴリズムが登場したことです」としています。
つまりシステムを「数理化・関数化」することでデジタル化が可能となり、スーパーコンピューターによる計算力も強大となり、AI急伸の重要要素となったと考えられます。
*** すぐ⑩に続くよ! ***
写真上下:長走風穴 国見山のふもとに点在する風穴は常時0~5℃の冷風が噴き出す 古来「自然の冷蔵庫」「天然クーラー」として重宝した。
写真上下:玉川温泉」毎分9000リットル 温度98℃ PH1.1強酸性の熱湯が
噴出、1か所からの噴出量日本一 治癒温泉としても名高い
下は付近に咲くハクサンシャクナゲ かな。
写真上下:大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)約4000年前の縄文時
代後期の遺跡 日本を代表するストーンサークル遺跡
集団墓であり、自然に対する畏敬の念を表す祭祀の場でもあった
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