テーマで言うほどくっきりとしていない。
な~んだ。と思いたい。でも、その陰も雪の
上では黒ではないなぁ~。だけど雪の風景に、
今までの常識をあてはめることは、違うんじゃ
ないかなぁ。
雪は白だが、ただの白じゃない。
陰は黒ではない、やや青みがかっている。
木のシルエット。これが黒?
向こうの杉林は..?
思いこみを先行させるよりも、想像から始まる。
人のあるべき姿にも、共 . . . 本文を読む
こういうのをこもれびって言いたい。
川のほとりの杉木立。すり抜けて降り積
もった雪の上に、動物の行き交った足跡。
幾筋も伸びている光は、木立の間をすり
抜けたたいせつな一筋・一筋。
森はぜ~んぶ陰にはしないのだ。差し込
む光の一筋。できる陰の一つ一つが何気な
い風景のくせに、観てくれって.、言って
いるのだ。
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小雨が時折ぱらつき、物憂い一日。
境内に人気はない。その人気の無さに、
かえって一人を楽しめるというものだ。
正しい入口の方向へ向かい、そこから正殿
を望む。正面にそれを見るも、左手の能舞台
にも目が行かないわけがない。
振り返って参道をみると、寂れた田舎の神
社へ通ずる道。参道と言うにははばかられる。
いえいえ、こんな風情があるから良いのであ
ると、言ってもみたい。
齢 . . . 本文を読む