団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ガッツポーズ

2007年08月06日 | 日本再生

  第2869回でガッツポーズをとがめない相撲に違和感を覚えて、こんな事で大丈夫なのだろうかと書きましたが、こんなに早く大きな問題が起きるとは思ってもいませんでした。
  朝青龍の疲労骨折の診断書提出による地方巡業不参加の裏で、母国モンゴルでのサッカー参加に対する協会の2場所出場停止処分。
  朝青龍の疲労骨折が仮病かどうかの問題もありそうです。確かに、朝青龍の行動には許されないところもありますが、それは、今までの彼の行動を苦々しく思いながらも厳しく指導することを怠ってきた協会や親方の責任も大きいのじゃないでしょうか。
  心技体を重んずる国技と言われる相撲というものを単なる格闘技の一つに貶めたのは儲けのために人気を重視したことにより厳しく指導できなかったことが原因と言えば言い過ぎでしょうか。

  今の大相撲をみていると、戦後の日本の教育問題とどこか重なるところがあるように思えます。戦後教育も子供達を厳しくしつける事を怠り、ゆとり教育なるもので勉強の質を落としてきた事により子供達の質を取り返しがつかないほどに荒廃させてしまった。

  相撲協会や親方達と戦後の我々団塊の世代の親達の弟子や子供に対する躾の甘さが現在をもたらしたことに間違いは無さそうです。
  ここは、朝青龍や子供達以上に協会や親方そして、社会や親の教育の方が急がれそうです。とは言っても、今更我々を教育してももう遅すぎでしょうね。
  何年かかるかは分かりませんが、地道に原点に戻ることをやっていくしかないのじゃないでしょうか。

果たして、戻れるか!