第2843回で取り上げたノーネクタイ話題の次は同じく第2844回で取り上げたサマータイムの話題です。
夏本番の8月。長い昼間の時間を有効に使おうと、日本経団連や大手銀行では1日からサマータイムの試行を始めた。
午前9時半からの勤務時間を1時間繰り上げる「エコワーク月間」を始めた日本経団連事務局(東京都千代田区)では、午前7時半ごろから職員がポツリポツリと出勤。正面口は8時半開門のため、警備員が待機する通用口からビルに。中堅の男性社員は「初日のため、通勤の都合がわからず早めに起きた人が多かったのでは。朝早いとさわやかで気持ちがいい」と、ちょっと眠たそう。
また、みずほフィナンシャルグループ(FG)も勤務時間を40分繰り上げ。大手銀行では初の試みで本社の約300人だけが対象だが、経団連副会長を務める前田晃伸社長は「理屈を言うよりやってみる価値はある」。 一足早く導入した北海道では札幌商工会議所が7月2日から勤務時間を1時間早めた。北洋、札幌両銀行も同月末まで、本店営業部でのみ導入した。道庁や札幌市役所も希望する職員にはサマータイムを認めている。
今年は政府の経済財政運営の基本となる「骨太の方針2007」に省エネ対策などとして「サマータイムの早期実施を検討」と盛り込まれたこともあり、財界はおおむね積極的だ。経団連の御手洗冨士夫会長は「事務局の試行で基礎データがとれる。来年以降の本格導入に向けて大変意義があると思う」と期待する。…以下略
経団連は着々とサマータイムの導入を進めていますね。これ以上日本国民から搾取してどうするつもりなんでしょう。
しかし、何故時計を早めることにこだわるのでしょうか。始業時間を1時間早めるだけで良いのじゃないでしょうか。時計を早めることに何か意味があるのでしょうか。そこのところが良くわかりません。9時出勤が8時出勤になるだけで何の問題もないのじゃないでしょうか。不思議です。それとも、私の理解が間違っているのでしょうか。実際には時計を早めることはないのでしょうか。
まぁ、そんなことよりサービス残業が増えるだけになりそうな日本には絶対に採用して欲しくないですね。経団連のえらいさん達はこれ以上国民をいじめてでももっと儲けたいのでしょうか。
それでなくても人材派遣大手のフルキャストやグッドウイルのような企業を野放しにして、派遣や第2746回で取り上げた請負で国民から搾取しているのにこれ以上弱者をいじめるのはやめてもらいたいものです。ますます二極化が酷くなりそうな気がします。
いい加減にしろ!