歩行と自転車と路面電車を中心とした交通体系こそが目指すべき方向とこの部屋で何時も書いていますが、わが坂出は人口5万人弱と街が小さすぎて無理がありそうです。しかし、わが香川には高松市という人口40万人程度の丁度良さそうな県庁所在地の街があります。今現在、既に、レンタル自転車もあり自転車道も少しは整備されています。そんな高松市に面白い動きがあるようです。
25日読売新聞香川版より
自転車の楽園ブランド化利用懇、県や高松市に提言書
自転車を有効活用し、人と環境に優しい街づくりを考える「香川の自転車利用を考える懇談会」(座長=土井健司・香川大工学部教授)は24日、県や高松市に提言書を提出した。地形が平坦で利用が盛んな県を「自転車の楽園・さぬきとしてブランド化。自転車の使いやすさやマナーを全国No.1にしていくため、ハード、ソフトを整え、新たな街の魅力につなげようと呼びかけている。
自転車の保有台数は県民100万人に対し63万台。人口当たりの台数では全国6位という。また、通勤、通学時の交通手段としての利用は全国平均は15%だが、高松市では27%と2倍近くに上っている。一方、自動車中心の道路整備が行われていることもあり、人口1万人あたりの事故件数はワースト1になっている。
提言書では、▽歩行者・自転車の安全、快適な空間の確保▽商店街の自転車対策による魅力向上▽路上駐輪の対策▽ルール・マナーの徹底―など六つを掲げた。モデル地区に高松市を制定、秋に委員会をつくり、県警や県教委とも協力して実効性がある取り組みにつなげたいとしている。
人口当たりの台数が全国6位とは知りませんでした。昨日の喫煙率ワースト1は恥ずかしかったですが、こちらは誇っても良さそうです。とは言っても、環境問題に関心があってとのことではなさそうです。しかし、この自転車の楽園構想は良いですね。是非、自転車道の整備を進めてもらいたいものです。
そして、是非路面電車を考えてもらいたいですね。地方都市のモデルとしての街整備を考えれば面白くなりそうです。街の大きさとしても丁度いいのじゃないでしょうか。
是非やってもらいたい!