団塊の世代のつぶやき

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レンタル自転車システム

2007年08月20日 | 自転車・公共交通

  第2828回第2862回で取り上げたパリのレンタル自転車が大好評だそうです。

  時事ドットコムより

  2007/08/16 貸自転車制度が大好評=発足1カ月、今や通勤の足に-パリ

 【パリ15日時事】フランスのパリ市全域で7月15日に始まった公共のレンタル自転車制度が予想以上の人気を博している。発足後1カ月間の延べ利用者数は、市の人口の8割近くに相当する約165万人に達した。通勤・通学の足を地下鉄から貸自転車に切り替える市民も急増中だ。

 やはり安価で便利なものは受け入れられるということなのでしょうか。つまり、どんなに高尚な考えで作られたものでもそれが利用者にとって大きなメリットがなければ普及しません。それの最たる物が日本における太陽光発電と言えば言い過ぎでしょうか。
 人間、どんなに素晴らしい理想より現実の利益を選んでしまうのは仕方が無いのかもしれません。所詮人間なんてその程度のものと思えば腹もたたないし、そうであれば、如何に人を動かすかのシステムを作ることを考えるべきでしょう。

  ということは、パリのこのシステムのように何事も利用者にメリットがあるシステムを考えれば良いと言うことになります。
  それとは相容れないかもしれませんが、罰則も同じような効果を持ちます。どんなに悪いことと分かっていても、罰則が無ければつい甘えてやってしまう。たとえば、タバコやガムのポイ捨てなども罰金が取られるとなれば激減するはずです。
  つまりは、悲しいことかもしれませんが、人間世界を上手く動かすためにはやはりアメとムチしかないのかもしれません。
  要するに、為政者がその辺りを真剣に考えれば、やるべきことは自然に見えてくるのじゃないでしょうか。

基本に戻りましょう!