団塊の世代のつぶやき

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CIS太陽電池

2007年08月19日 | 太陽光発電

  シリコン不足に苦労している結晶系に対抗して薄膜系の太陽電池が少しずつのびてきているようです。第2256回第2651回で取り上げた昭和シェル石油が早くも増設だそうです。

  日刊工業新聞より

  昭和シェル石油、宮崎県にCIS太陽電池工場を建設-09年稼動

 昭和シェル石油は15日、子会社の昭和シェルソーラー(東京都港区)が銅・インジウム・セレン(CIS)太陽電池の建設工場を宮崎県に建設すると発表した。投資金額は約150億円。生産能力は一般家庭1万5000世帯分に相当する年間60メガワットで、CIS太陽電池の工場として世界最大となる。09年上期に生産を開始。グループの販売網を通じ全国に販売する。

 CIS太陽電池は銅やレアメタル(希少金属)を主原料とした薄膜型太陽電池の一種。世界的な需要の高まりで価格が上昇しているシリコンを使用しないのが特徴で、生産コストを低く抑えることが可能になる。同社では既に宮崎市内に生産能力20メガワットのCIS太陽電池工場を設置、7月から商業生産に入っている。(更新日 2007 816日)

  参照: 環境・新規ビジネス 太陽電池

  第2883回で薄膜太陽電池が伸びそうな予測を取り上げましたがいよいよ本物になりそうなのでしょうか。
  どちらにしてもコストダウンが進むことにより太陽光発電がエネルギーの本命になることは大歓迎です。

  それにしても、今年の暑さは凄まじいですね。16日、岐阜県の多治見と埼玉県の熊谷で40.9度を記録し、山形で1933(昭和8)年7月25日に記録した40.8度の国内最高気温が74年ぶりに更新された。翌17日も多治見で40.8度を記録。いよいよ温暖化は本物になって来たのでしょうか。
  一日も早い太陽光発電の普及が望まれます。

間に会うのでしょうか!