今回の地震で節電がクローズアップされ、各 メーカーが節電や独立電源などを打ち出す住宅に一斉に乗り出したようです。
asahi.comより 2011年6月9日
シャープは8日、太陽電池などの 新エネルギーと直流電力(DC)で動く新たな家電を組み合わせ、従来の電力消費を限りなくゼロに近づける省エネ住宅 の実証実験を大阪・堺で始めたと発表した。消費電力を自動制御する近未来の住宅を想定し、「究極の節電」を目指す。
省エネ住宅は、木造2階建てで、 延べ床面積271平方メートル。太陽光発電や蓄電池の電力を、直流のまま家庭内で利用するのが大きな特徴だ。家庭の 消費電力量をシステムで制御し、同程度の住宅で従来消費していた電力量に比べ、大幅に削減できるという。
家庭内はすべてLED照明を採用 し、センサーで人を感知した時だけ点灯。電気自動車用の蓄電池を家庭用に使う技術も導入し、検証する。
従来の交流(AC)を使う家電のほか、新たに開発した直流対応のエアコンやテレビ、冷蔵庫、給湯器などを備え、 直流から交流の変換時に生じるムダな電力を削減する。直流の家電の普及は、安全性や規格の標準化などの課題もあり、 10年単位の時間がかかるという。
シャープの次はトヨタとパナソニックです。
参考:@IT MONOistより
スマートハウスの実現相次ぐ、トヨタが販 売を開始、パナソニックは街ごと開発 (1/2)
三菱はもっと早くから取り組んでいました。
東芝まで発売しました。
東芝より
2011年05月30日
これだけ格メーカーが取り組み出したという事 はかなり有望と見ているのでしょう。
今だったら、新しい家を建てるとなれば、耐震性とイザという時にエネルギーを自給できる家というのは皆が思うこ とじゃないでしょうか。そうした思いが強くなってくる事でこうした住宅が増えれば、太陽光発電のシェアもどんどん高 くなってくるでしょう。
そうして太陽電池の比率が高くなってくれば電力会社も対策を立てずにはいられないでしょうから益々太陽電池の比 率が高くなる条件が整ってくる事になるでしょう。そのためにも、政府がモタモタしている間に比率を高めて行くことが 大事でしょう。
できるかな!