第4249回等で取上げたナトリウム二次電池が東北電力に採用されるそうで す。電力会社が認めたと言う事はNASが蓄電池の本命と認められたということでしょ うか。
環境とCSRの専門メディア ecoolより 2011年06月17日
東北電力は17日、出力8万 キロワットと国内最大規模の蓄電池設備「NAS電池(ナトリウム・硫黄電池)」を能代火力発 電所(秋田県能代市)に導入すると発表した。東日本大震災で太平洋岸の火力発電所が被害を受けるなど電力供給力の低 下に対応したもので、来年1月の運転開始を目指す。
7月から設置工事を開始。出力2千キロワットの日本ガイシ製ナトリウム硫黄(NAS)電池40台を導入する。投資額は非公開。電力需要の低 い深夜などに蓄電を行い、需要の高い時間帯に放電する。一般家庭約5万世帯に6時間程度の放電が見込めるという。
参考: 東北電力 ホームページ
大容量「NAS電池」の設置について~今 冬の供給力対策として国内最大規模のNAS電池を設置~
電力が揚水発電でなく蓄電池を使うということ は、太陽電池が増えた時にもこのNASで対応できる可能性があるのかもしれません ね。これで対応できるのならば、安心して太陽光発電や風力発電を大幅に増やす事ができるのかもしれません。
こうなるといよいよ太陽光発電の前途は洋々たるものです。
果たしてどうなんでしょう!