第4241回で取り上げたGEが驚くべきことを言い出したようです。第4267回の「ほんまかいな」で取り上げた菅首相の「太陽光発電のコストを 2020年に現在の3分の1に、30年に6分の1に低減させる」より衝撃的です。菅さんのはもともと信用していませ んがこちらはどうでしょう。
太陽光発電、5年以内に化石燃料・原子力 下回るコスト実現も-GE
5月26日(ブルームバーグ):太陽光発電は技術革新によって、3-5年以内に化石燃料 と原子力による発電を下回るコストを実現する可能性がある。米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の世界調査 ディレクター、マーク・M・リトル氏が指摘した。
リトル氏は25日、ワシントンのブルームバーグのオフィスでインタビューに応じ、「太陽光発電 のコストがキロワット時当たり15セント(約12円)以下になれば、多くの人が自宅に太陽光発電設備が欲しくなるだろう」と指 摘。発電コストはその水準になると期待していると述べた。米エネルギー省(DOE)のエネルギー情報局(EIA)が 4月に公表したデータによると、米電力小売価格は2009年平均でワイオミング州のキロワット時当たり6.1セントからコネティカット州の18.1セントまで幅がある。
GEは4月、薄膜太陽電池パネ ルの変換効率を過去最高の12.8%に高めたと発表した。GEは2013年に開業予定の工場で同パネルを生産する見通し。
可能性があるとのことですが、本当にこれに近いコストダウンが成功すれば、今、盛んに原発を廃止して自然エネ ルギーへ返還するのは実際問題として無理という声も消えるのじゃないでしょうか。
ここまでコストが下がると不安定と言われる太陽光発電だって色んな使い方が出てくるでしょう。特に、バッテリー や揚水発電などとの組み合わせや電気自動車のバッテリーを使うと言う方法だって夢じゃなくなりそうです。
早く実現して欲しい!