アメリカは既に南北戦争に突入していると宮崎さんが喝破してくれています。もう、完全に狂気状態と言えそうです。
行き過ぎた民主主義の行き着く果てなのかも。何で、人間手こんなにあわれなんでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)9月22日(日曜日)
通巻第8421号 <前日発行>
自由か、全体主義か。正義をまもるのか、狂信に国を委ねるのか
トランプ vs ハリスの戦いはすでに内戦である
トクビルは「多数派の専制に陥る可能性がある」と一年に亘るアメリカ観察の後『アメリカンデモクラシー』のなかに書いた。この古典はアメリカ研究の必読書である。
WINNER TAKES ALLという原則は51%以上と獲得した政党が、のこり49%の意見を無視する。だから多数派の専制だが、米国の民主主義とはこんなもの。
良俗秩序の根源にあったプロテスタントの原理に頓着せず、価値観の紊乱を誰も気に留めない。宗教の影響力が雲散霧消する大都会と敬虔な信者が多い中西部から南部、これは南北戦争前夜だろう。
LGBTなど10%の少数派がのこり90%を従えるのがアメリカの政治となった。少数派の独裁である。つまりアメリカは全体主義に陥った。大袈裟ではな くリアルである。これでは「政権は5%の組織された集団が、のこり95%を支配する。政権は銃口からうまれる」と暴力を礼賛した毛沢東であり、レーニンで あり、ロベス・ピエールだ。アメリカの民主党はボルシェビキが執行部を牛耳り、いやジャコバン党に変質した。
トランプになろうが、ハリスになろうが、もはやアメリカの内戦突入は不可避的情勢である。修正憲法第二条は市民の武装を正当な権利だと定義し、気に染まぬ政府があれば、独立して反乱を起こすのは当然と独立宣言は謳っているではないか。
不法移民、中絶、LGBTQ、大學ローン減免、エネルギー開発をめぐって対立は先鋭化し、妥協の余地はまったくない。
同時に35兆ドルの赤字を抱えるアメリカの衰退も加速度的であり、かつ不可避的であり、こういうアメリカに安全保障を依拠している日本は、いよいよ国家生存の危機に直面する。
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やはり、中・露の長い仕掛けによる結果なのでしょうか。その後を追う日本もl今回の総裁選次第で同じ道をあゆみそうです。