団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ロシア海軍が日本海・オホーツク・宗谷でウロウロ

2022年02月21日 | 政治の崩壊

 ウクライナに集結しているロシア軍の残りが、日本の回りでもウロウロしているようです。何がやりたいのでしょうか。
  ウクライナにあれだけ集めても、シベリアにもまだ余裕があるのだと言いたいのでしょうか。
  それにしても、プーチンも鬱陶しいですね。特亜3国もロシアも日本に対してやりたい放題ですが、これも日本の軟弱外交が育てたと言えるのじゃないでしょうか。

  Chinaと示し合わせているのでしょうか。宗谷海峡にも現れたようです。

宗谷海峡にロシア艦艇9隻、宮古では中国艦艇もhttps://t.co/VkkdI6k8vK

  こんな時にロシアと経済強力なんて言ってる外相がいるのですから舐められる訳です。


★ウクライナ危機の基本問題はNATOにあり

2022年02月21日 | 国際

 

ウクライナ問題はNATOにありと宮崎さんが喝破してくれています。それは、攻撃を受けると加盟国は出撃義務があるからだそうです。
  要するに、どこも紛争に参加したくないのです。もしかしたら、世界が日本化しているのかもしれません。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)2月16日(水曜日)
 通巻7221号

 ウクライナ危機の基本問題はNATOにあり。
  もしウクライナが加盟すれば、攻撃を受けるとNATOは出撃義務を負う

 クレムリン宮殿へ足を運んだのは英、仏、独などNATOの主要国の首脳たち。焦燥を滲ませるのは国境が近いか、隣接してい るバルト三国、ポーランド、ドイツ、ルーマニア。距離が離れていて緊張感に温度差があるのはブルガリア以西、とくに南欧のポ ルトガルとかスロベニアあたりは予想されるウクライナの戦場が遠いこともあって、対岸の火事視だ。

 そもそもロシアがなぜかくも強硬なのかといえば、冷戦終結とソ連崩壊のどさくさに、電光石火のごとく旧東欧諸国がNATO に加わったことで、最後の加盟は北マケドニアだった。(未加盟はスウェーデン、フィンランド、そしてスイス)。
 「これ以上増やさないとして約束を裏切ったのは西側だ」というのがプーチン大統領の論理である。

 ざっとの歴史を振り返ると、そもそもの設立動機はソ連の脅威に対しての共同防衛を目指す集団保障体制の構築であ り、創立メンバーは米・英主導のもとに、ベルギー、カナダ、デンマーク、イタリア、フランス、アイスランド、ルクセンブル グ、オランダ、ノルウェイ、ポルトガルだった。ドイツが加わったのはベルリン危機以後である。

 1950年から1990年までに追加で加わったのはギリシア、トルコ、西ドイツ、スペイン。そしてソ連崩壊後、2000年 までにNATOのメンバー入りしたのはチェコ、ハンガリー、ポーランドという強烈な反ソ意識の国々であり、この列に現在まで に旧東欧諸国が仲間入りする。具体的にはブルガリア、ルーマニア、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、スロバ キア、クロアチア、アルバニア、スロベニア、モンテネグロ。そして直近の加盟はギリシアと国名で揉めていた「北マケドニア」 である。

 問題はNATOは条約という堅い制限、規約が付帯していることである。
「もし加盟国のひとつでも、敵に攻撃された場合、すべての加盟国は防衛義務を負う」とする第五条である。

 現段階では、NATO加盟国ではないウクライナが攻撃を受けても、NATOは軍事的反撃には移行できない。辛うじて英米独 が武器援助をおこなった。

 ▼ウクライナはNATOの「パートナー」として扱われている

 NATOは加盟を希望していても、条件が満たせないとして「パートナー」と扱っているのがウクライナ、グルジア(ジョージ ア)、そしてボスニア&ヘツェゴビナである。旧ユーゴスラビア連邦でNATOに背を承けているのはセルビア、孤立しているコ ソボ(コソ場は国家とは言えず防衛はNATO軍がしている)。

 西側との協議を継続するため、ロシア軍は一部の軍を「演習が終わった」として撤収を始めたが、「近くへ移動しただけで、撤 収ではない」と噛みついているのが英国(『ザ・タイムズ』、2月15日)。

 主要国は大使館員を引き揚げさせ、キエフの米国大使館ははるか西方の街へ『移転』した。大使館がからになれば外交機能はと まり、首脳会談は電話となった。緩和方向に傾いたとしてウォール街も兜町も株価が反発しているが、緊張が去ったとは、とても 言えないだろう。

  この条約は面白いですね。これは国連にこそ必要な条件じゃないでしょうか。変な常任理事国は廃止し、この条件を入れればどこかに攻撃すれば国連加盟国全てが参戦してくるとなれば流石の独裁者も躊躇するのじゃないでしょうか。
  兎に角、何の役にも立たない銭ゲバ国連の解体と新しい組織を日米で立ち上げるべきです。


★10分でわかる日本の成り立ち

2022年02月21日 | 国体・皇室・シラス

  ねずさんが心配です。体調不良で休まれて、きっと直ぐに復活されるだろうと思ってましたが、どうにも長い。無事に復活される日を待ちたい。

  ということで、今回はむすび大学の動画です。神話を分かり易く教えてくれています。
  やはり、短い動画は良いですね。長くなるとこの歳では注意力が散漫になって、結局は理解出来ずに終わってしまうことがよく有ります。その点、短いのは何とか付いていけるし何度も見るのも苦痛にはなりません。
  とは言え、短く纏めるのは文章と同じで難しいのでしょう。有難いことです。


  それにしても、ねずさんのお休みは気になります。無事に復活されることを心から願っています。


★孫さん の決算説明がオモシロイ‼ 孫益? それとも損益? 当然損益‼

2022年02月21日 | ソフトバンク ロッテ イオン パチンコ

 渡邉哲也さんが孫を散々コケにしてくれています。流石の孫も決算説明のやり様が無いのでしょう。
 天才詐欺師もここまで追い込まれたということでしょう。それでも、平然と説明しているのは天才詐欺師の面目躍如と言えるのでしょう。何とも恐ろしい奴です。


  さて、孫は生き残れるのか。習皇帝とどちらが先にくたばるか楽しみです。


★メルトダウンしない安全な小型原子炉“高温ガス炉”

2022年02月21日 | 原発

 このメルトダウンしない原子炉は何としても実用化してもらいたいものです。日立がカナダから受注したという嬉しいニュースもありましたが、相当に実用化は近づいているのでしょう。
  こうした日本の技術を潰そうとするバカ元総理が5人も居る日本とは一体なんなのでしょうか。

  Chieko NagayamaさんがTwitterでそんな原発を紹介してくれています。 

『メルトダウンしない安全な小型原子炉“高温ガス炉”

  こんな小型だったら船舶にも乗せることが出来るのじゃないでしょうか。大型船は原子力の時代なんてのも可能性はありそうです。
  まだまだ、人類の技術革新は進むのじゃないでしょうか。それとも、全ては危ないと左翼が潰しに来るのでしょうか。

人類はどちらを選ぶのか!

★ DRAM大手マイクロンも中国から離脱

2022年02月20日 | 中国

 DRAM大手マイクロンがChinaからの離脱を決断したそうです。と言うか、まだ撤退していなかったのかと呆れるしかない。
  まだまだ、撤退できない経営者が殆どなのでしょう。危機感が無いのか単なる平和ボケなのかそれとも金の亡者なのか。

 妙佛 DEEP MAXさんが取り上げてくれています。


  アメリカ企業の情けなさは日本とどっちもどっちのようです。やはり、愛国心というものが無いということでしょう。

  Chinaの地方都市の破産についても妙佛 DEEP MAXさんがとりあげてくれています。殆どの都市が次の破産を待っているのでしょう。


  そんなChinaに必死で縋りつく公明党や経済界は一体何を恐れているのでしょうか。
  案外、国の危機より自分のスキャンダルが表に出ることが怖いのかも。やはり、国よりも自分が大事という情けない日本人が殆どなのでしょう。

経済界や公明党から「経済活動を萎縮させる」と懸念が上がったことを受け、重要物資の供給に関し、民間事業者が資料提出に応じない場合に科される「30万円以下の罰金」などを削除する方針。

  それにしても、国会議員もボロばかりが残るようです。やはり、正しい国家観も歴史観も無い国民が選ぶのは同じような奴なのでしょう。
  果たして、日本人は目覚めるのか。


★戦争は起きるのか

2022年02月20日 | 国際

 ウクライナが戦争になるのかどうかプーチンの胸一つなのでしょうか。そのプーチンの本当の目的はNATOでは無く、水だと青山さんが「ぼくらの国会」で喝破してくれています。
  これは面白い視点ですね。人間の生きる元は水と食料。これを確保出来ない指導者は国民から見離される。
  それを無理やり持続するのが独裁ということでしょうか。 


  それにしても、水が問題だとは思ってもいませんでした。どこまで本当でしょうか。


★イスラエルがイラン核施設を空爆したと仮定して

2022年02月20日 | 国際

 

ウクライナの緊迫した状態が続いていますが、イスラエル対イランも何があってもおかしくない状況のようです。

  宮崎さんが、イスラエルがイラン核施設を空爆したらとの仮定でその危機を語ってくれています。
  世界中危機だらけです。やはり、世界の首脳達は頭が狂っているのかも。そういう奴等がトップになりたがるのかも。
  いよいよ今年は大戦があってもおかしくなさそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)2月15日(火曜日)弐
 通巻7220号

 イスラエルがイラン核施設を空爆したと仮定して
  サウジ、イラン、湾岸諸国、そして米露中はいかに反応するか

 世界のメディアはウクライナに注目している。
偵察衛星はロシア軍の動き、配置などを把握し、侵攻が近いと予測しているが、ウクライナ国内で侵攻するロシアのハイブリッド 作戦は目に見えないから、報道がない。
すでにハッカー攻撃、フェイクニュースなどロシアのハイブリッド作戦は進行中だ。

 そのうえ、ロシアの第五列はすでに首都キエフや第二の都市=オデッサへ潜入し、開戦となればインフラの破壊工作を始める。ガ ス、水道、電気のインフラが止まれば、社会は痲痺する。

 他方、ウィーンではイランとの核合意交渉が大詰めにきた。
まもなく最終合意に到るという観測が欧州の外交筋であがっている。イスラエルは会議のゆくえを注視している。

 合意がなされた場合、イスラエルがイラン核施設を空爆するシナリオは遠のくだろう。
しかし交渉が決裂すれば、イスラエルの空爆は可能性がたかまるし、イスラエル国防軍は「いつでも出撃できる態勢にある」とし ている。

 ウィキストラントというシミュレーション専門コンサルタントは、世界13ヶ国、31人の専門家を集めて、オンライン会談を 行い次のシナリオを提示した(エルサレムポスト、2022年2月14日)。

 (1)     空爆が成功した場合、サウジアラビア、湾岸諸国はイスラエルとの外交関係を強化する方向に歩むだろう。とくにサウジは国交回復も射程にいれている。
また報復を考えるイランは北朝鮮のように秘密裡の核開発を潜行させることになるだろう。

 (2)空爆が失敗に終わった場合、サウジアラビアなどはイスラエルとの関係を冷却化させ、とくにサウジは独自の核武装計画を 進めることになるだろう。
 米国議会はイスラエル支援の立場を変えないがEU諸国は複雑に反応し、またロシアはイスラエルとの軍事協力を強化する可能 性がある。

 すでにサウジにもイスラエルにも武器を売買し、イランとも密接な軍事協力をしてきした中国が、つぎにいかなる鵺的な行動に でるか。

  今日で終わる北京五輪の後、いよいよバカ習皇帝が動き出すのでしょうか。やはり、今年は何があってもおかしくないでしょう。
  さて、何が起きるか。


★中国産わかめなどを「鳴門産」と偽り販売

2022年02月20日 | 日本的経営の崩壊

 熊本のアサリ問題が熊本の漁業に大被害を齎しているようでが、何と、今度は静岡で「鳴門産」と偽り販売だそうです。
  やはり、日本企業の道徳は地に落ちたようです。日本人は一体何を食べさせられているのやら。
  こうなる食べ物は自給自足しか信用出来ないのかも。とは言え、その種もエフワンなるモンサント等の種に抑えられているのですから逃げ道は無いのかも。

  もう日本に商道徳なんて尊い言葉は残ってないのでしょうか。ここにも、もしかしたら「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」達が入り込んでいるのか。それとも、日本人の精神に入り込んでしまっているのか。
  いずれにしても、情けない時代になったものです。 


★カナダ、コロナ規制デモで国家非常事態発動

2022年02月20日 | 国際

 カナダのトルドー首相hsコンボイに対して非常事態宣言を発したそうです。これが何を齎すのか。
  もしかしたら、China肺炎で儲けている奴等の仲間なのでしょうか。いずれにしても、これは国民の怒りに火を注ぐことになりそうです。
  世界にこの怒りが広がるのじゃないでしょうか。 

  トルドーは何時も何かとんちんかんなことをやっている様に思えますが、大丈夫なのでしょうか。
  それにしても、世界はおかしなリーダーばかりのような。


★張陽さんが武士道を語る

2022年02月20日 | 日本再生

 張陽さんが武士道に感動して日本国籍を取られたことはこの部屋でもとりあげたことがあります。
  とは言え、その日本にはもう武士道はなかったと言われるのは堪えますね。今の日本の劣化の象徴とも言えることばでしょう。

  その張陽さんが再び、その武士道を語ってくれています。


  今や、世界中の人達が武士道を失った日本人にがっかりしていることでしょう。
  何とかして取り戻し、世界に日本の素晴らしさを理解して貰い、シラス国を広めたいものです。
  果たして、そんな日が来るでしょうか。


★韓国 文大統領が日韓首脳会談に意欲「窓は開いてる」

2022年02月20日 | 韓国

 何と文ちゃんがこの期に及んで日韓首脳会談に「窓は開いてる」と意欲を見せているそうです。どこまで恥知らずなのでしょうか。
  散々迷惑を懸けておいてこんな言葉を吐けるのがKorean なのでしょうか。やはり、どう考えても付き合うべき人達じゃないですね。

  今のところ日本政府も突っぱねているようですが、外相会議なんかやっているところを見るといずれやりそうに思えます。
  完全に舐められているのでしょう。


  ChinaだけでなくKoreaにも軟弱な対応をするようでは、優柔不断内閣もいよいよ国民から見放されそうです。
  どうせなら、徹底的に見放されて高市さんと替わって欲しいものです。


★欧州で進む「脱原発」の理想と現実

2022年02月20日 | 原発

 EUがやっと原発を許可の動きが出てきたと喜んでいましたが現実はそう甘くないようです。
  まだまだ反対の勢力が被いようです。産経が取り上げてくれています。人類がやっと作り上げたエネルギーなのにこれを無害にする方向じゃなく廃止というのは余りにも勿体ないと思う人が大多数で無いのが不思議です。

  太陽光や風力・地熱など全てを組み合わせてエネルギーを賄うという考えにならないのは、それぞれの業界の思惑もあるということでしょうか。
  やはり、自分さえ良ければの考えが捨てられないのでしょうか。

それが、人間の限界か!

★ウクライナから大量のユダヤ人が出国した

2022年02月19日 | 国際

 

ウクライナから大量のユダヤ人が出国したそうです。宮崎さんがご自分の著書を引用しなながら詳しく書いてくれています。
  それにしても、宮崎さんの自分の足で取材する気力と体力には感心します。反日売国左翼・在日マスメディアの記者たちが宮崎さん一人に勝てないのも当然かも。
  やはり、自分で歩かれた現場の様子は分かり易くて感動させられます。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)2月15日(火曜日)
 通巻7219号  <前日発行>

 ウクライナから大量のユダヤ人が出国した
  オデッサからイスラエルへの帰国便は満員

 ウクライナのオデッサからユダヤ人が大量に出国している(エルサレムポスト、2022年2月14日)。
学校では留まるように教師等が説得しているが、すでに150家族はイスラエルに向かった。ベングリオン空港の到着風景がイス ラエルの新聞を大きく飾っている。

 以下は拙著『日本が全体主義に陥る日』(ビジネス社)から、このオデッサ訪問旅行記の半分ほどを抜粋した。

 ▼ウクライナの中で、飛びぬけて自由と繁栄を享受する港町=オデッサ

 オデッサは「黒海の真珠」と称される美しい港町だ。横浜市と姉妹都市の関係を結んでいる。
 一九〇五年の戦艦ポチョムキンの反乱は、このオデッサで起きた。
ソ連映画史に輝く名画「戦艦ポチョムキン」は一九二五年に制作され、世界中の注目を浴びた。ついでに書いておくと世界的ベス トセラーとなって映画化もされたフレデリック・フォーサイスの『オデッサ・ファイル』はこの港町とは無縁でリガでのユダヤ人 虐殺を命じたナチス高官を追い詰めるジャーナリスト、それを妨害するナチス残党の眼に見えない組織の名称である。

 黒川祐次(元ウクライナ大使)は『物語ウクライナの歴史』(中公新書)のなかで次のように書いている。

 「オデッサは古代黒海北西岸にあったギリシア植民都市オデッソス(ギリシア神話の英雄オデッセウスから来た名)にちなんで 名づけられた。オデッサは
一七九四年、エカテリーナ二世の勅令にもとづいて建設され、一八一七年に無税の特権を得てから目覚ましい発展を遂げた。そし て一八六五年オデッサと
ポディリア地方を結ぶウクライナ最初の鉄道が敷設され、穀物の内陸輸送が可能となるとその発展に拍車がかかった。一八四七年 には全ロシアの穀物輸出の
半分以上がオデッサ港からなされた。まさに穀倉とオデッサ港は表裏の関係にあった。(中略)ロシア帝国にとって世界への南の 窓であった。コスモポリタンな都市で、輸出業はギリシア、イタリア、ドイツ、ユダヤの商人たちによって行われていた。その他 トルコ人、アルメニア人、西欧・東欧の諸民族が雑多に住んでいた。同じ正教徒ということでギリシア人の数は多く、トルコから の独立運動の拠点になった。ユダヤ人の数は次第に増加し、ロシア革命直前には市の人口のほぼ半分を占め、ロシア・東欧のユダ ヤ世界の中心となった」。

 そのオデッサ、今や人口百万人という大都市の礎を築いたのは女帝エカテリーナ二世だった。この偉業を讃え、市内には彼女の 巨大な銅像が建っている。
 二〇一四年から始まったウクライナの内戦はまだ終結したわけでなく、首都キエフから東側、ロシアに近いほど治安は不安定。 むしろ無法地帯然としている。
 四半世紀前に首都のキエフを訪れたことがある。ちょうどビル・クリントン大統領(当時)の訪問直前だったため宿泊したホテ ルのバーには先乗りしていたSPが陣取り、アメリカの歌を唱って陽気に騒いでいた。西側に急傾斜するウクライナに対して、な す術もなく拱手傍観したエリツィン政権のロシアをよそに街は「米国大統領訪問」という祝賀ムードにあふれていた。
 (いよいよ経済繁栄と自由がやってくる)
 広場は喧しい音楽と踊りで浮かれ、オペラ座も満員。人々は全身で喜びをあらわし、次々とシャンパンの栓を抜いていた。

 ▼オレンジ革命の♪「夢は儚く消えて」。。。。

 その夢ははかなく潰えた。
 「オレンジ革命」から大した時間も経たないうちに、東部の分離独立機運がにわかに勃興し、ヤヌコビッチ大統領はロシアへと 逃亡した。そしてロシアから投入された「民兵」と衝突、ロケット砲を撃ち合い、戦車を繰り出す内戦の日々が始まった。プーチ ンは「ロシア軍は関与していない」と否定しつつ民兵に間断なく軍事的支援を続けた。一時休戦がなったのはサルコジ(フランス 前大統領)の調停によってであった(後注 マクロンが廊下鳶を演じるもサルコジの真似だが、五月大統領選挙を控えているため でもある)。

 こんな状況だからウクライナ渡航はさぞ難しかろうと身構えていたのだが、意外や日本人はビザ不要、航空便はヨーロッパ各地 から、そして中東諸国からも多数就航している。筆者はイスタンブール経由便を撰んだ。
 ユダヤ人の街として交易で栄え、映画の舞台にもなったオデッサは経済的繁栄を謳歌している。

オデッサではオペラ座の向かい側に建つ老舗のモーツアルト・ホテルに投宿した。ここから港へ向かって歩けば数分で観光名所 「ポチョムキンの階段」へ行ける。
 世界的に有名になったその階段を目当てに、次から次へと観光バス、馬車、マイカー、リムジンが到着し、記念写真を撮ってい る。
 白人も黒人もヒスパニック、ラテン系の人々、本当に世界中の人種が勢揃いしたような印象である。港からフェリーで着いた客 用にはケーブルカーも設置されている。広場は年中フェスティバルが開かれているような賑わいである。キャラクターの風船売 り、大道芸人、トランペット吹き、手品師、綿菓子。記念写真屋、カメラ。。。。。。
 (とても同じ国の東側で内戦をしているとは思えないなぁ)

 波止場の突端まで二十分ほど歩くと、黒海クルーズを愉しむことができる。一時間=五百円。黒海沿岸をひと回りするのだが、 デッキまで鈴なりだ。出航し、コンテナヤードを経て沖合へ一〇分も出るとアルカディアという有名な海水浴場に至る。まぶしい 太陽の下、ビキニ姿の老若男女が日光浴を楽しんでいる。

 岸辺の緑の中に豪華別荘群、リゾート・マンション、いまも建設中の高層マンションが林立して見えるではないか。これにはい ささか驚いた。
「貧困のウクライナ」というイメージとはかけ離れた眺めだ。

 ▼街の繁栄、シナゴールの静寂

 デリバスィフス通りは「オデッサの銀座」だ。両側にグッチやディオール、モンブランなどのブランド店も軒を競っているが、 歩道いっぱいに陣取るカフェ、さまざまな意匠をこらしたエスニック・レストランが魅力的だ。

それぞれが入り口にユニークな看板を掲げ、覗いてみようかと興味をそそられる。ウクライナ料理だけでなく評判の高いグルジ ア、海賊の伝統調理のバルト料理、ボルシチとピロシキが売りのロシア料理。なぜか値段の高いフランチ・レストランもある。

なかでも店数の多いのがイタリア・レストラン、そしてオデッサにもやはり「寿司バー」がある。水たばこの店も。しかし世界中 で共通の中華料理とコリアン・バーべキューは見かけなかった。

 ▼ウクライナ語に翻訳された日本人作家は?

 間口の狭いレストランでも、一歩中に入ると中庭があってそれが結構広いのだ。これは旧東欧に特徴的で、とくにベラルーシ、 モルドバだけではなくポーランドでも建物の間口は狭いのに内部は奥深い。

 中庭には緑の木立、噴水、公園にはベンチが並び、中国伝統建築の四合院のような建築思想に縁っているようだ。この広い中庭 にテントを広げて、テーブル席が設えられている。
書店で「日本人作家のものはありますか?」と店員に話しかけてみた。女性店員はすぐに三島由紀夫と村上春樹のコーナーへ案内 してくれた。

 滞在三日目、駅まで六キロほど歩いた。
猛暑の中、汗びっしょりになりながらカリフォルニア通りを左折し、シナゴーグ跡へ向かった。

 冷戦時代までユダヤ人街だったこのオデッサの下町はユダヤ人が去ってからは極度に寂れ、貧困のにおいが漂っている。ゴミも 多く、街の風景がくすんで見えた。ユダヤ人たちは大挙してイスラエルと欧米諸国へ移住した。

 モスクワ、キエフと繋がる鉄道のオデッサ駅はいかめしく頑丈なつくりでロビーもオペラ劇場かと見まごうほどに堂々たる意匠 で、広々としている。

その駅前には乞食、宗教団体の宣伝隊、レストランのチラシ配りに交じって、近郊へ向かうバスの呼び込みの声が飛び交って賑や かだ。

 オデッサには歴史館、民族展示館、美術館に加えて文学館が驚くほど多い。(隣国モルドバの首都)キシニウと並んでオデッサ にもプーシキン記念館がある。
都を追われたプーシキンが一年間、オデッサに滞在した経緯がある。

  世界の紛争の場にもそれぞれ歴史があり、それを壊しても儲けたい奴等のマネーゲームに腹が立ちます。
  やはり、そんなに儲けてどうすると思ってしまいます。金と権力に魅了された人間はどうにもならないようです。
  シラス国を造り上げてきた日本の凄さに改めて感動します。


★生活保護を受けている夫婦が6年半にも渡ってホテル生活

2022年02月19日 | 鎖国のすすめ

 やはり、公務員は日本人の為に本気で仕事をする気は無いのでしょう。まさに、Chinaと同じ隠蔽体質なのでしょう。
  こんな下らない奴等を放置しておくのも自分に危害が及ばないようにとの考えなのでしょう。
  大きな事から小さなことまで、兎に角自分に火の粉がかからないように隠す。公の為に働くなんて意識は皆無なのでしょう。これがおかしな教育を受けた日本人の現状でしょう。

  もしかしたら、「日本人のような顔をして日本国籍を持って日本語を話すけれ土日本人ではないという、いささかやっかいな人達」の仕業かもしれない。
  とは言え、奴等に感化された戦後の日本人も同じようなものなのでしょう。

  やはり、一日も早く日本を再生したいものです。