◎エンジェル・ウォーズ(Sucker Punch 2011年 アメリカ)
原題の「Sucker Punch」ってのは、不意打ちって意味らしい。
なにが不意打ちなんだかよくわからないんだけど、
いやまあ、なんていうか、おもしろかった。
製作監督脚本をこなしたザック・スナイダーによれば、
「1950年代にマシンガンをかついだ不思議の国のアリスが登場する話」
とかってことになるそうな。
たしかにそうではあるが…。
まあ、遺産相続めあての叔父の陰謀で、
売春宿に送り込まれてロボトミー手術を受けさせられそうになる少女が、
幻想と現実の狭間をさまよいながらやがてバスで逃げ去っていくまでの、
なんともかなりセクシュアルなミュージカル的バイオレンスSF活劇になってる。
これはやっぱり爆音の大画面で観たいよね。
さぞかし、
すっきりするんじゃないだろか。