~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

人間というものは

2011-05-04 10:06:02 | 徒然なるままに

「二十一世紀に生きる君たちへ」、「洪庵のたいまつ」を読み、司馬遼太郎の思いがひしひしと伝わってくる。
尊厳高い自然の中の一生物の人間は、生かしていただいている謙虚な気持ちと自然界に恩返しする姿勢を忘れてはならない。
奢り高ぶった人類が権力と資金で世の中を崩壊させ、そのために人類に多くの試練がやってきている現代、今一度、世界中の人が自分の為だけではなく、自然界の他のものをいたわり、優しく接し、助け合う世界をつくりだすことにあらためて自覚しなければならない。そして、正しく学び実践をしなければならない。
高収益を追求する企業、その企業に入るために必死になる子息・親たち、そこには、真の教育はあらず。重要な事は、幼いころの素直な「鋭い発見の喜び」をいかに持ち続けるかである。石をとり除き、初めて見た生物を知ったあの驚き、それを素晴らしいと褒めたたえた親たち、その高ぶった感情を成長とともに喪失してしまうのが今の人間社会である。
これらをしっかりと教える社会環境・家庭こそ重要な役割責任がある。そして、それができるのは、私達、あなたなのです。だから、伝えるべき価値あるものを保有し、後世に伝承していかねばならない。


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