甲子園の高校野球も本日が準決勝。四チームのいずれも勝てば初優勝とのことで初々しく、きびきびした若者の戦いが続き好印象である。気づくことは、左バッターが多いということ。そして投手も左が多い。日本人の場合は右利きが多いから、バッターの場合は指導者によって左に変更されたのではないかと思う。試合の戦い方などを見ていると、監督の作戦や采配ぶりが玄人肌で良く研究されているし、母校や地域のために熱心に指導されているのが良く分かる。もうひとつ感じたのは、審判の手際の良さである。判定の素早さ、分かりにくいプレーの判定状況説明の的確さ、センターの大スクリーンでの「ボーク」表示のタイミングの良さ、そして、選手が体を痛めたときの接し方、いたわり方、等、非常に自然な振る舞いが恐れ入った。勿論、プロ野球との大いなる違いを言っているのである。