私の注目する、精華町地域活動『せいか小さな旅』の九月イベントに参加してきました。比較的近くにある、二つの科学技術研究部門(高山サイエンスプラザ、奈良先端科学技術大学院大学)を訪ねる旅です。
高山サイエンスプラザは、先端科学技術の産学交流・地域交流事業の活動拠点で、玄関の巨大窓ガラスには、大きなアインシュタインの顔が映り、合わせて自分自身も一緒に映ります。プラザ内では、宙に浮くリニアモーターの階段を大勢で登りましたが、今一つ、リニアの実感がありませんでした。また、iPS細胞の山中教授を生んだ奈良先端科学技術大学院大学では、バイオサイエンス研究で、『藻から樹に進化する植物の戦略』について、ごく短かったですが、興味深い講義がありました。もう少し、話を聴きたかった内容ですが、遺伝子の驚異を感じました。情報科学研究においては、サーバー、インターネットの難しい話がありました。セキュリティについて、質問したところ、面白い話に展開しそうだったのですが、時間不足でした。研究に携わる部門や若手の先生方との接触交流は、面白い企画であり、このようなバラエティに富むイベント推進は、故郷を案内する活動として益々市民に共感を高めるものだと、嬉しく思うと同時に大変勉強になりました。
珍しい「こぶし」の木