昨年の今日、142票の僅差で現職が勝利した市長選から1年経過した。昨日、市役所の関係部署を回り、各課の知り合いとお話をしてきた。この4月で配置換えが多く、吃驚しているが、民間ではごく当たり前のことだ。この1年で市政は変わったかといえば、兆しがあったようにも思ったが、また逆戻りしていて、変化がない。実際の実務を推進する担当する係長クラスの意識は高まっているが、以前から問題の幹部クラスが旧態依然である。行政の課題はわかってはいるが、新たな発想と行動で飛躍的な成果をもたらそうとする意欲ある人材は見当たらない。一応厳しく立ち上がった首長も、時間経過とともに、発信力は以前の状態で低く、のんびりムード、問題解決にも、今でも、いろいろ住民の声を聴きながらと自らのリーダーシップと行政力を全く発揮しようとしていない。これで、7万弱の首長が務まるのか、不思議でならない、あまりにも市民が甘やかしすぎるといえるのではないか。無投票で再選された議員の活動も一向に声が聞こえてこない。甘い社会を作り出している市民は、ただ住んでいるだけの住民である。さあ、どう動こうかな。