パソコンのフリーソフトの中には、有益なものがあるが、それを中々、見つけることができない。私にとって、本年の最大の有用なるものは、昔の測量地図をデスクトップ上(オフライン)で、また、今昔比較したものを数世代にわたり、インターネット上で見ることができるソフトである。これを活用して、二つのことを考えている。一つは、今年97歳になる母の女学校時代の友達への訪問である。先日もその予告をしてきた。戦前通った、駅の名前や周りの風景を目を爛々として話をしてくれた。もう一つは、実家のいとこ会での昔の町中をその地図をもとに、また写真とともに、話に花を咲かせることである。高齢者は、昔のことはよく記憶し、若者が知らないこと少し得意げになって話ができる。このような機会を設けて、高齢者にとっての生きる糧になっていただければと思っている。そういう意味で、2、5月とつつきはっけん講座で、京田辺の今昔を動画や静止画で、市民に披露したが、評判が良く、もう一度と声も上がっている。昨年来、市の方にも提案してきたことだが、ようやく、facebookの市公式サイトでも掲載し始めた。まあ、一つの刺激になったとなれば嬉しいものである。