~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

糸魚川の火災に思う幼いころの大火事~強風・狭い道路・密集家屋火災の恐ろしさ~

2016-12-24 05:45:02 | 災害
22日、新潟糸魚川で150棟延焼という大火災が発生。密集した建物と狭い道路地帯に、フェーン現象の強風で消防車の消化がままならぬ事態が、さらに飛び火発生で、信じがたい大災害となった。今朝のTVで現場を映し出すと、正視できないほどの壊滅状態であった。火災となるとトラウマのようになっていることを思い出す。今から、65年前に起こった大火災が、当時住んでいた松阪で発生。密集家屋に狭い道路事情の市内中心地700戸を焼失。実家の前まで焼けた。酒類販売業をしていたので酒を戸外に運び出したが、殆どなくなってしまった。家族は二か所に避難し、私が3才の時だが乳母車に乗せてもらい祖母と兄姉で祖父の実家に避難。祖父の実家に着き、松阪市内方面を見ると鮮やかな橙色の火が燃え盛る様子が、今でも瞼に浮かぶ。その後の生活は全く覚えていないが、火災の恐ろしさが脳裏に焼き付いている。二つの大火災には強風、密集建物、狭い道路の共通点がある。また原因は、糸魚川火災は鍋の空焚き、松阪の場合はタバコの火の始末、と聞く。ほんの少しの不注意が多くの不幸を誘う。環境に合わせた災害対策に加えて、日々お互いに注意しなければならないことだ。





















twitter